ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

一枚の写真『誰が守ってくれるの』

2021-05-21 08:43:43 | 一枚の写真
『結局犠牲になるのは僕らか?』
まん延・緊急事態 政治の失敗で国民が犠牲になるのは御免だ
いつまで続く先の見えない政府の失敗政策 
今度は接種する医者が足らない? 追加の2種類のワクチン発注は去年で、政府の承認許可が5月20日? どんな会議・承認プロセスしているのか? 全てゴテゴテで先見的な見方ができる政治家がいないのか?
(写真出典:Bbmail)

心から愛するための負担とは『Crazy about her』⭐️5

2021-05-21 07:44:23 | 映画から見える世の中の動き
人を愛することの尊さと、その愛情を貫くことで人は変わる。愛情のない治療も同じだ。精神病の病魔は心の中にありそれを変えることはその回復を信じてあげることだと言う。映画はコメディーも多く楽しいが、精神病患者と正常な人間との差は日頃の姿勢だけでは異常を見分けできない、ましてや一旦精神異常の扱いを受けると正常な人間でも特別扱いされ退院は予測不可能となる。
人間が人間を評価判別するには過酷な世界だ。現代、「異常」と言う言葉をどのように理解し、意味すればいいのだろうか。「異常」はいつでも「正常」と誰がどのように判断するのだろうか。
『Crazy about her』
カーラは飛び抜けて変わった人柄で大胆、結婚披露宴に突如乱入、一気に盛り上がり、一緒に野生の夜を過ごす。エイドリーはカーラを 再び見る唯一の方法は彼女が住んでいる精神科センターで患者になり侵入することだと悟る。 だが、一旦入園すると出る自由は全く閉ざされ監視される。やがて様々な患者と会話することでそれぞれの悩みを聞き相談相手となる。カーラはエイドリーに対して不信を抱くがやがて自分の病気が回復することに自信を持つようになる。

災害・感染の準備判断不足で判った日本の政局『戦国会津唄』

2021-05-20 08:00:18 | 歴史から学ぶ
@「戦国会津唄」いずれ戦が始まることを予知して軍用金と武器類を日頃からかきかき集め用意した。当時は「吝(けち)」と言われ罵られ生活費も節約、お金も「金貸し」をするほどに贅沢を詰めた武家家族がいた。ところがいざ戦いが始まると誰もがアタフタ混乱、が準備万全と構えていた家族が一躍尊敬される存在になった、と言う話。現代でも地震災害へ平和なときに用意周到に準備をしておけば生き残れるかもしれない。「緊急事態」に対し安心材料として準備しておくべきだ。日本の政局において、東日本大震災、コロナ感染でもそうだが、政府の準備が全くない、学習機能がなく、行き当たりばったりで結局解決策がでない事前投資(病床・看護婦・ワクチン開発)も無く、給付金なども後回しなど・・・やっぱり3流の政治家では課題の山盛りになるだけか。
『山本周五郎作品集12』山本周五郎
「戦国会津唄」
城代の父の倹約ぶりは家族を悩ませる程に、また武士の金を貸し取り立てるまで、世間では悪い噂が飛び交うようになり、一人娘の許嫁先も借金で苦労し遂に勘が切れて疎遠となった。ところが石田三成と徳川家康との戦いが始まるとのことで会津藩は貧泊していた。そこに登城した父は「軍用として永楽銭一万貫、黄金15万両確かにご返上申し上げする。お納下さりますよう」とまた「稗を食い楢の実を食べ、乙女盛りの一人娘に正月の晴れ着も与えず、木綿布子を着せてすましましたのも吝嗇ではなく、一朝事ある時の用意に、営営として軍用の資を蓄える為だったのだ、貸した金も外聞も構わず取り立てたのは、主君から預かった大事な軍用金をいたずらに分散させたくなかったからで、この日のあることは必至と存じ、武器物の具の類だけは十分買い集めておきました」と上告する。やがて城主を含め城下の者全員がその父を称え、一人娘の縁談も無事行われた。(誰が何を言おうと日頃の備えは十分にしておくことが肝心)
「半化け又平」
バカ扱いされた下郎は秘伝を持つ道場に入り、その秘伝を盗もうとしていた。ある時その道場の一人娘に練習風景を見られると只者ではないことを見破っていた。同上主娘の父は秘伝伝授と跡継ぎを選ぶ試合を門弟にさせる。すると娘がその下郎を参加させるように願いでると糸も簡単に負けを認めたが父は門弟に修行が足らないと跡継ぎを遅らせた。そのことで門弟たちがこぞって父を闇討ちを計画してすると下郎が門弟たちを悉く断ち失せる。下郎は別の藩からの武士であることを打ち明ける。(秘伝は隠すことより広く広めることも大切
「蒲生鶴千代」
和歌を楽しむ若干13歳の若武者が国学、和歌、儒教・仏教で驚くべき才能を見せていた。ある時元武将が蒲生賢秀のお子であり信長のご息女を嫁にと言われた若武者に「これからの武将としての国を治め、正しい戦をするためには学問をするのも宜しいが虜になってはいけない。武将たる者はただ強いばかりでもいけないが、真の武将になるために兵法武術をお学びなさい」と助言した。だが若武者はいざ戦いが始まり初陣するまでその価値を侮っていた。そこに元武将が現れ戦術を伝授、すると勝利、信長からの褒美を受けた。(器には器にあったものを必要とする


一枚の写真『見て見ぬふり』

2021-05-19 17:03:22 | 一枚の写真
@ 『見て見ぬふり 悪いことは隠しておけ!』
スリランカ女性の変死 ビデオ公開しない政府 入国管理の問題
悪いのは監視担当者も、役所担当者も、政府監督者も、法務大臣も、日本政府も、結局世界から見ると日本国民が全て悪く見えてしまう これでいのか保護主義(証拠隠滅国家主義)
(写真提供:Bbmail)

一枚の写真『心配! 信頼できないよ〜』

2021-05-19 11:10:51 | 一枚の写真
@ 『とっても心配! この国のデジタル化 本当に大丈夫なのか』
脆弱な国のデジタル化 住基ネットから始まりcocoa、最近ではワクチン申し込みサイト等、運用確認、セキュリティーチェックも無しの状態ではハックングは当たり前 この国のデジタル化を信頼させるにはIT専門家の完全なる世代交代が必須    それに「デジタル弱者」への優しさが足らないことも知るべし
(写真出典:Bbmail)

信頼する人間性を読みとるには『ミケランジェロの暗号』⭐️5

2021-05-19 07:51:47 | 映画から見える世の中の動き
長年家族ぐるみで付き合ってきた親友が戦争で信頼を裏切り敵側につき、欲から資産を奪い取る戦時中とはいえ人の信頼は年月の長さではなく人間性だと痛感させられる。人の心は目の前の欲で変わりやすいのだ。信頼関係は付き合いの長さではなく人に対する日頃の「思いやり」と「欲に対する性格」なのかもしれない。真の親友とは難儀な時に助けてくれるものだと・・・
『人間は、たとえ相手が自分の一番関心のある目標に導いてくれる指導者であっても、自分の気持ちを理解してくれない者には、ついて行かない』エイブラハム・リンカーン -
『ミケランジェロの暗号』
イタリヤとの同盟交渉に必須のミケランジェロの自画像の絵を得る為、ドイツは必死になる。それを所蔵、隠し持ったユダヤ人画商が贋作を渡した事で家族が致命的になる。命令を受けたのは元下働きをしていた息子、ドイツ士官となってユダヤ人の画商から本物の場所を聞き出すために家族からすべての絵画含め館丸ごと取り上げ収容所に送ることにする。その後収容所で父が死亡する。残した言葉は「視界から私を消すな」だった。やがてイタリヤムソッリーニが逮捕され戦争が終結。家族は父の肖像画だけは残しておきたいと嘆願し、譲ってもらう。実はその父の肖像画の中に本物の自画像が貼り付けてあった。

職権を振り撒く悪を封印する仕掛け『Vanquish 2021』⭐️3

2021-05-18 07:32:40 | 映画から見える世の中の動き
役職権利を利用し現役警官が「悪」と繋がり大金を隠す。麻薬に目を瞑り代わりに金を搾取する、それを一掃しようと退役警官が仕掛けたサスペンス映画だ。
賄賂で罪を隠す、権力を持った輩の仕業は絶え間がない。が、この映画はその張本人も含めてそれに絡んだ仲間、ギャングを一掃しようと罠を仕掛け「悪を封印」する。
『じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め』ナポレオン・ボナパルト
『Vanquish 2021』
車椅子状態の元警官のデイモン(フリーマン)は、母親のビクトリア(ローズ)のロシア麻薬の運び屋だった暗い過去を利用し、娘を人質にビクトリアに強奪を強制する。ビクトリアはデイモンの指定したギャングのアジト、数カ所に行き大金を回収する様に脅迫される。それは容易な仕事ではなく殺戮を招く強盗への手引で、凶悪なギャングから大金を奪い取るには銃の腕前、そしてオートバイを使わなければならなかった。デイモンは一連の仕事を終えたビクトリアに娘と今迄回収してきた大金全部を与え即座に去る様に命令する。やがてそこの現れたのが悪の現職警官ばかりで横取りされた大金とデイモンを殺害しにやって来る。すると、デイモンは引き渡しの代わりに自爆装置で悪徳警官含め全てを爆破させ悪を閉じ込めた

米国の戦争をやめれない理由『ウイズアウトリモース』⭐️5

2021-05-17 11:24:52 | 映画から見える世の中の動き
米国は何故戦争を繰り返すのか。それは軍需経済大国だからだ。以前、軍需に携わる企業は米国に約6千社あると聞いている。この映画では常に敵国を作り戦争を意図的に仕掛ける国家体制があるということだ。 今後米国は中国を敵国と化しアジア諸国への軍需経済を復活させることはあり得る。日本の位置付けはどうすればいいのか、またまた政局の判断が注目されそうだ。
『リーダーとは「希望を配る人」のことだ』ナポレオン・ボナパルト -
『ウイズアウトリモース』
米国の特殊部隊が人質を救出する。そこはテロリストではなくロシア軍隊の最前線だった。その後その戦略に参加したチームが何者かに襲撃、殺害される。そのリーダーも襲われ妊娠していた妻を殺害される。リーダーは不思議に思いつつ次の戦略に参加すると、そこはまさに罠が仕掛けられており必死に逃げて帰る。やがて指示したのは国家のCIA長官で、本人も理由を白状する。「これは国家が仕掛けた罠だ」

一枚の写真『首を傾げるほど・・・』

2021-05-17 07:59:38 | 一枚の写真
『誰が本当のコロナ担当? 言うことバラバラ だから誰も信じられない』
政府のコロナ担当は、田村厚生大臣、西村経済再生大臣、河野行政改革大臣、岸防衛大臣、それに8人の内閣府特命担当大臣、やっぱりリーダがしっかりしないから屋台骨がぐらぐらだ。
(写真提供:Bbmail)

戦争は誰が犠牲になるのか『The War Below』⭐️5

2021-05-17 07:58:55 | 映画から見える世の中の動き
戦争は完全勝利を求められ、上官は兵士含め人は道具扱いである。結局兵士は何のために命令に従い、そして誰の為に任務を果たすのか葛藤が始まる。結果、任務は犠牲を伴い奇しくも成功、だが家族は悲しみに包まれ贈られたのは勲章だけとなる。戦争は国の一部の貪欲な国家指導者・政治家達から始まり、犠牲になるのはすべて国民・庶民だ。現代、国民を守るべき政治家たちの姿勢は利権という力を振り回し「自己保守」をするだけになっているのは行く末恐ろしい
『状況? 何が状況だ。俺が状況を作るのだ』ナポレオン・ボナパルト -
『The War Below』
1916年第一次世界大戦中、メセンの戦いで致命的な膠着状態を打破することを期待して、英国の鉱山労働者5人が地下にトンネルを掘り、ドイツ戦線の下から爆弾を仕掛けるために採用される。兵士として前線に向かう映画だ。革新的なアイデアを持つ部下の提案を拒否する上官 だが上官からの過酷な条件を付けられ厳しい作業が始まる

「鎖国」は政局の「先送り」を生み出した『鎖国緩やかな情報革命』

2021-05-16 11:04:36 | 歴史から学ぶ
「鎖国」時代でも幕府は世界情勢を把握しており、優秀な人材は諸外国の政局・変動などから日本における政治・貿易経済・防衛軍学・人材育成などに注力、諸外国との人材交流を模索していたことが分かる。だが、幕閣の官僚等が体制変化をこだわり(先送り)していたことが諸般の攘夷活動を活性化させてしまったことだ。 現代の政局と同じ、課題を先送りすることで難をとりあえず回避することがマンネリ化している。 日本独特の政治決断は「先送り」が常用化しているのは残念で、その結果全てが「時代遅れに」繋がっていることを知るべきだ。
『鎖国緩やかな情報革命』市村裕一
「鎖国によって日本の文明化は遅れた」ことが定説となっているが、事実か。幕府は海外の情報を独占・管理し、それを的確に解析できるシステムを作った。江戸期の情報管理を再評価する。
幕府の体制は2つの柱 (連邦国家体制)
    参勤交代制 (軍事権)1616年1年交代で江戸に出府義務
        例:毛利(周防・長門)32万石 550人約1ヶ月の旅
    鎖国体制 (外交権) 大名等の非武装化
        長崎ーオランダ等への貿易のみ 銅の輸出(諸外国の軍備需要拡大)
鎖国令(1633年)
    オランダの宣教師からのヨーロッパ情報受信
    オランダ商館から中国アジア情報を入手「和蘭風説書」(平均1ヶ月後の報告)
    オランダ商館長の江戸参府1609年から170回
    朝鮮通信使は1607年から12回(5百人規模の集団参府)
    琉球ー薩摩藩を通じて1634年から18回(2百人規模の参府)
・諸外国が知った「日本の鎖国」はドイツ人エンゲルベルト・ケンペルの「廻国奇観」書物
新井白石ーイタリヤ人宣教師ジョバン・シドッチ(西洋文化・哲学・宗教・神学・物理数学)
カタカナの誕生は蘭学者杉田玄白らの「蘭学事始」
    外国書物には画図(銅板画)も多く実物のリアリティーがあった
・ロシア情報
    大黒屋光太夫(漂流してロシアに住む)の帰国によるロシアの詳細な情報
    松前藩は暴利を貪り、ロシア情報を秘匿していた
    最上徳内・間宮林蔵等の千島列島・樺太調査および日本国推奨
将軍や幕閣が好んだ外国品
    時計・望遠鏡・寒暖計・暗箱写真機・幻灯機・晴雨計・サングラス(観日玉)
    ウニコウル(痘薬)・サフラン・ミイラ(健胃剤)
    シーボルトの医学・地動説・エレキテル(平賀源内:現在逓信総合博物館所蔵)
日本の危機感を書物で残した工藤平助・林子平「三国通覧図説」「海国兵談」
・本田利明の「経世秘策」「西域物語」は
    煙硝(火薬)を利用して開墾するべき
    金銀銅山の開発
    海運船舶による産物交易の活性化
    日本語の数十万語ある漢字を25文字のアルファベットを推奨
・渡辺崋山がオランダ商館から得た言葉「日本人は模倣ばかりで創造性に欠ける
・佐賀藩高島秋帆によるオランダからの歩兵銃・大砲製造への執念
幕末将軍家慶亡き後の水戸藩徳川斉昭ら参与らが決断できず、外交交渉はいつも先延ばしに
・蕃書調所による諸外国の情報発信・活版印刷技術による情報拡散(閣僚のみならず一般へ)
幕府による留学生派遣
    1862年の15名、オランダを皮切りに、その後150名が英仏露へ
    諸藩の派遣(薩摩等)へと諸外国情報を入手する動き
   幕府主導:フランス38.5%、オランダ24.5%、イギリス21.5%
    諸藩主導:アメリカ43.5%、イギリス42.5%、フランス9%
    明治政府:アメリカ38%、イギリス29.5%、ドイツ13.8%、フランス10%