ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

バイオコンピュータの心理操作の可能性「アップグレード」

2018-10-12 07:43:27 | 映画から見える世の中の動き

@「映画から見えてくる世の中の動き」アップグレード・Upgrade 

自動ナビ運転車、空飛ぶタクシー、ドローン型警察監視ロボット等、未来のAI搭載マイクロチップを半身麻痺の人間に埋め込み従来の機能を復活させるバイオニクスヒューマンのSFアクション映画だ。バイオコンピュータが人間の行動を判断、指示するようになる。最後には人間の感情とバイオコンピュータが葛藤する場面がある。 人間はすでにコンピュータに操作される時代(頼っている)になってが、体内埋め込みのバイオコンピュータの世界はまだまだこれからだが、体の動きなどの補助操作の現実化する可能性は高い。

 

 


「知行合一」今必要なことは行動

2018-10-12 07:31:20 | 歴史から学ぶ

@「歴史は常に繰り返す」はどの世界にも当てはまる感がする。民衆の不平・不満が爆発した時にその歴史は代わり、江戸時代であれば「悪徳代官・地主・豪商」が最後には成敗され政が見直されて来た。だが、現代はどうだろう。民衆が思う「悪」を「悪」と認識しない権力を持った人も多くなった。民衆との目線が違うから「悪」とは見えないのだ。次元の違いと「権力」は無敵だろうか。決してそうでもなく長続きはしないことは歴史からでも判る。 だが、時間は読めない。

『大塩平八郎の亡霊』早見 俊

  • 天保の世。大塩平八郎の乱の余波が残る江戸は、打ちこわしや一揆が頻発する。老中水野忠邦は奉行所に加え、江戸城を守る大番にも市中に警護をさせる策を立てる。一度は大番をご免となった、鎗の達人寺坂寅之助にも再出仕の噂が。一方、市井には、コメ問屋を次々と殺す大塩天狗が現れ、不安を煽る。そんな折、新たな警護組織の結成を叫ぶ陽明学者が支持を集める。
  • 「大塩平八郎と乱」
  •             江戸時代後期の天保の大飢饉に百姓一揆が勃発した。そんな中、奉行所与力の大塩平八郎は、家族を捨て自分の書籍を売却して民を救済、武器弾薬を購入、自分の家に放火、米の豪商に対して決起(天誅)起こした。半日で鎮圧されたが多くの家屋が焼き出され、大塩平八郎は最後に自決する。その後そのことで諸国に一揆が起こり「大塩平八郎はまだ生きている、米国のモリソン号と共に江戸を襲撃する」などの噂が耐えなかった。
  • この書籍はその大塩平八郎の乱後の米問屋・豪商を襲い、暗殺する「世直し、救民する天狗」に扮する事件を元大番役が仲間とともに解決るストーリーだ。
  • 「この世に武士というものがある限り、武道は残る。武芸において、技や技術の伝承ということも大切ですが、それよりも大切なことは武士としての魂を受け継ぐことで、この魂の継承があれば恐れることはありません。」
  • 「大塩め、滅んでもなお天下を揺るがしおる。死せる孔明、生ける仲達を走らすという次第だ。」
  • 「美味しいものを食べるのに、格好などつけなくいいいのだ。礼儀作法にうるさい江戸城や武家屋敷では到底できないことである。やはり市井の暮らしは良いものだ」
  • 陽明学とは明国の儒学者王陽明が唱えた学問である
  • 「知行合一」
  •             知っていても何も行わないのは知らないのと同じ、実戦を重んじる教え

 


「The Spirits of Samurai」武士の心(写真5枚)

2018-10-11 07:28:17 | 旅行

@「甲冑」間近に見ることができる戦国時代の甲冑は何とも言えないくらい繊細なデザインと色あざやな紐組だ。小田原城にある「The Spirits of Samurai」は甲冑から刀、それに迫力ある5分間のビデオ。 甲冑を着た武士が映像に突如現れ戦いを見せる、音楽と背景の映像に圧感された。小田原城は当主5代、100年で関東一円を支配した政に「禄寿応穏」(財産・生命・平和)を貫き、民を守った不落の城であった。(写真を取れる博物館は最近とみに少ないがこれは写真も可能で見る価値がある。最下位の写真は実は動画なのだが掲載できない。)


仮想通貨の夢

2018-10-10 08:59:48 | 最新技術(IT)で変わる事

@「仮想通貨」は2014年頃からブロックチェーン技術を採用した主に投資目的で生まれた世界である。中でも「ICO/Initial Coin Offerring」とは起業家・企業家が資金をより早く、安く、多額を引き出せる可能性のあるクラウドファンドなのだ。 新規株式公開とは違った次世代型の融資システムであり、それも世界中の投資家に評価される糸口を見つけ出してくれる可能性も大である。 今までの「ノーリスク・ハイリターン」と言われる融資先に全責任を追わせ、太り続けた金融機関傲慢主義は崩壊し、新たな世界が生まれた事は革新的な事で、個人でも少額でも融資できるチャンスが生まれた。ICOへの今後の期待は大きいと私も思う。だが、仮想通貨の収益に多額の税金をかける政府は、金融庁の監督下(業者登録制)と言いながら責任は一切ないと言うのも頷けない。

『仮想通貨・ICO投資』三崎優太

  • 「仮想通貨」ICO投資ってやつで10万円を2億円にしてみた
  •             仮想通貨プレセールで億を稼ぐ新種の投資法
  • 「仮想通貨で本気で稼ぎたい」
  •             ICO (Initial Coin Offerring)=新規仮想通貨投資
  •             株式IPO(新規株公開)<>仮想通貨で支払う仕組み
  •             仮想通貨は全世界に1000種類
  •                         特定な管理者がいない
  •                         新しいものが生まれる環境
  •                         値動きが激しい
  •                         送金、受け取り、保管が簡単(決済・証明・金融・投資)
  •                         監督官庁は金融庁・海外へのマネーロンダリング防止
  • 「税金」
  •             仮想通貨の利益は雑所得の総合課税で所得税がかかる
  •                         195万円以下 税率5%・控除額0円
  •                         195〜330万円 10%・¥97,500
  •                         330〜695万円 20%・¥427,500
  •                         695〜900万円 23%・¥636,000
  •                         900〜1800 33%・¥1,536,000
  •                         1800〜4000 40%・¥2,796,000
  •                         4000万円以上 45%・¥4,796,000
  • 「ICOとは」 2017年度から本格化
  •             起業・企業は銀行融資の審査はない
  •             即に資金調達募集開始が可能(トークン引換券を利用)
  •             公開する費用がかからない
  •             新規仮想通貨を販売する事をプレセール・クラウドセール
  •             企業の動きはICOカレンダー・ホワイトペーパーを利用
  •                         目論見書(偽証的な内容を十分吟味する事)
  •             COMSA=プロットフォーム・仲介業者経由(コンサル的存在)
  •             Token Marketから一覧
  •             ツイッターとテレグラムから「熱量」を閲覧する
  • 「投資ポイント」
  •             技術がしっかりしているかどうか(特許等)
  •             プロジェクトの価値を判断
  •             詐欺的案件には要注意
  • 「プレセールの参加方法」
  •             企業のICOにアクセス、期間と支払い通貨を確認
  •             仮想通貨取引所で通貨を購入
  •             自分のウオレットに通貨を送金、企業のアドレスに送金
  •             受け取ったトークンを確認
  • 「税金計算」
  •             1取引ごとの利益または損失を計算
  •             1月1日〜12月31日までの全て損益を集計(損益通算)
  •             給与所得など他の収入や控除額と合計、総所得を計算
  • 「FXや株式投資よりICO」
  •             値動きが激しくリターンも予測以上がある(可能性)
  • 「ICOのリスク」
  •             詐欺・上場しない案件もある
  •             売りたくても売れないリスク(相手が見つからない場合)
  •             紛失リスク(データ破壊・紛失は自己責任)
  • 「仮想通貨投資をしないことのリスク」
  •             ICOのバブルは近い・先取りと直感で行動
  •             ICOはこれからのビジネス(クラウドファンド的存在)

分身で暴れまくる「パシフィック・リム2」

2018-10-08 10:46:08 | 映画から見える世の中の動き

@「映画から見える世の中の動き」Pacific Rim 2 Uprising・パシフィック・リム2 アップライジング

 人間が巨大ロボットの頭脳部分に乗り込み自在に操作(MR・Mixed Reality技術)、街と人間を守り怪獣を撃退するストーリー。 巨大ロボットを操作することで爽快感を味わえるのはいいとしても派手に富士山の麓の東京を悉く壊して行く。 人は人以上に大きくなりたい、そして強くなりたいのは子供の頃の夢、思いっきり暴れまくるのも痛快だ。現実にできないことをスクリーン内に自分をあたかも映し出し演技(MR)してくれるのはたまらない。(英語でもkaijyuと言っているのは面白い)今後のMR技術に期待したい。

 


「金」の絡みで予期せぬ行動が「イコライザー2」

2018-10-08 07:32:45 | 映画から見える世の中の動き

@「映画から見えてくる世の中の動き」 イコライザー2

最近のアクションサスペンスで多いのは「実は敵は内部にいた」のストーリーでこれも同じ。 一気に信頼が崩れると憎しみに変わる。 最後はどの様に家族的な元同僚(敵)を殺戮するか。 身内に裏切られる事は近代では稀だが、いざ「金」が絡むとそうでもない世相になっている。 それがたとえ少額でも人は思いもよらない行動に出る。 平和だから起きる、予期せぬ行動に隙はでき、思い通りにしたくなる。

 


遺伝子技術で再び恐竜の世界になるか「ジェラシックパーク炎の国」

2018-10-07 08:46:01 | 映画から見える世の中の動き

@「映画から見える世の中の動き」ジェラシックパーク炎の王国

生き残った恐竜を人間の欲で密売オークションを計画、貪欲な人間が世界から集まり値をつける。どう猛な恐竜も含め研究者がそれら生き物を助けるストーリーだが、どう猛で巨大な恐竜と比べると人間は脆く弱い小動物だ。  さて注目は、DNA解析から遺伝子組み換え、遺伝子融合等、人間は様々な動植物を蘇らせる技術を得ることが可能になりつつある。 そんな次世代に巨大でしかも短時間に成育できる野菜、果物などあれば食糧不足にはならないだろうが、動物の再生は如何なる世界になるだろうか。強大でどう猛な動物・恐竜は蘇らせる事は可能だろうか、そして人間と共存はできるだろうか。不可能ではない近未来の科学技術はちょっと恐ろしい。

 


人間の社会は常に変化が必要

2018-10-06 08:32:01 | 世界の動きから見えるもの

@「生産性と生活水準の上昇を力強く牽引するのは、常にイノベーションと技術の進歩」とあるのはこの書籍の本題だ。人は常に新たなものに興味を持ち、その枠を広げてきた。それは生産性を向上させ、生活水準を上げたことだ。その背景には常に新たな発見と技術がある。この中では優秀な人材を多くの移民から受け入れることで解決できる事も説いている。カナダ・オーストラリアでは積極的に移民から優秀な人材確保に動いているという。シンガポールの国策で有名なのはやはり「優秀な人材の確保」だった。 それに「教育」だ。日本はまだ「教育無料化」での議論が多く前進しているようには思えないが、諸外国の動きは素早く数年後の世界で日本がどのようになるかが薄っすら見えてくる。外国では起業において「Agility」(俊敏さ)を強調するが、刺激の少ない日本では無理なのか。 日本の国・組織・輪はもしかすると「目立つことをしない事」、あるいは「何もしない事」、または「良い結果を招いた先例のある諸国の真似をする事のみ」が「良い国・組織・輪」を保持する事だと勘違いしているかも知れない。 「常に変化を求める」と言葉だけの世界から、積極的な「行動」したいものだ。

『年収は住むところで決まる』雇用とイノベーションの都市経済学 エンリコ・モレッティ

  • 「雇用とイノベーションの都市経済学」の疑問・内容
  •             なぜ「ものつくり」だけではダメなのか
  •             イノベーション産業の「乗数効果」
  •             給料は学歴より住所で決まる
  •             「引き寄せ」のパワー
  •             移住と生活コスト
  •             「貧困の罠」と地域再生の条件
  •             新たなる「人的資本の世紀」
  • 「浮かぶ都市と沈む都市」
  •             米国・日本はグローバル化と技術進歩により製造業が下り坂
  •             米国・日本は中流層の給料も伸び悩み始めた(中間層の空洞化)
  •             30年で人口が300倍になった都市・中国深圳
  •             イノベーションと知識は新たな産業を生み出した
  •                         デザインクリエーター・高学歴科学者・エンジニア
  •             サービス業雇用の3分の2(教師・看護師・小売・レストラン・美容師、弁護士・大工・セラピスト等)、雇用は同時に増える
  •             「乗数効果」とは一人の科学者が引き金となり経済が活発化
  •                         IT・サービス業が増え、賃金の水準も高まる
  •             浮かぶ都市「エコシステム」の必要性
  •                         従業員の質だけでなく地域の経済環境の質に左右される
  •                         ハイテク企業の集積と研究開発投資が集中する場
  •                         学習の機会と相互に創造の意欲を刺激し合う社交場
  • 「なぜものつくりだけではダメなのか」
  •             1964年の頃、米国の製造業は生産性を上げ、賃金を上昇させたが、より効率化をあげる事により製品の値段を下げ、大量販売へと移動した。その結果、1975年以降は、製品はさらに値下げされ、賃金も限界となり、生産を一部海外に移転する事になる。日本・イギリス・ドイツ等も自国製造業の割合が1970年代から下がり始めた。
  •             日本の場合:1970年の28%が2010年には16%へ
  •             イギリスの場合:34%から10%へ減少
  •             ドイツの場合:39%から20%へ減少
  •             製造業の衰退で工場が閉鎖、他のサービス業も衰退へと動いた
  •             米国は過去20年で輸入額が3%から倍以上になった
  •             コストが安い中国産、中国の対応力によるスピードも勢い
  •             米国にて地元作り工房(製造)が昔の跡地に出店し始めた
  •             貧困層には中国製とウオルマートが必須の市場経済となる
  •                         「比較優位」出来るものだけ自国生産、他は他国に委託
  •             米国の製造業の規模は決して小さくはない
  •                         航空機・産業機械・先端医療機器
  •                         中国と同額、日本の2倍、ドイツや韓国の数倍はある
  •                         1950年代の一人当たりのGM生産台数7台
  •                         1990年には13台(従業員数は約4分の1になる)
  •             ポール・クルーグマン「国を貧しくする要因は不況、歯止めないインフレ、内戦など様々だが、国を豊かにできる要因は生産性の向上だけだ」
  •             アメリカの雇用で残っているものは高技能・高賃金の職 (専門職、技術職、マネジメント職)と低技能・低賃金の職(外食関連、個人向けサービス関連、警備関連などの仕事)に偏っている。高度な人的資本と創造の才能を活用している事で、職種の構成が急速に変化している。製品等においては革新的で、他に類がなく、簡単には模倣されないものになっている。ハイテク関連の雇用が1つ生まれると、長期的に、その地域のハイテク以外の産業でも5つの新規雇用が生まれている。だが「自動車工業ができれば、ウオールマートが進出してくるが、その逆はない」。雇用が増えた都市はシアトル、ニューヨーク、サンフランシスコなど一部の都市に限られている。優秀な人材は乗数効果があり、 「発展が発展を招く」多重平衡(人材も知恵も集まるー新たな職も生まれる)マイクロソフトの例では高度な教育を受けていない人の職が12万人、大学等高度人材は8万人に及ぶ。アメリカは社会的・経済的格差の縮小はないと予測され、給与は学歴より住所により格差が生まれている。
  • 「引き寄せるパワー」
  •             特許取得件数=イノベーション=教育レベルの高さ=生産性大
  •             人的交流が盛ん=知識の伝播=集積効果(人材と企業、投資)
  •             高教育=高所得=健康と長寿につながる
  •             個人の寄付増=施設の利用増=環境の整備充実
  • 「魅力的な都市」
  •             頭脳集積地とそれ以外の土地・所得・風紀の格差が広がる
  •             厚みのある労働市場(雇用増・人口増・優秀な人材)
  •             資金調達の総量が増える(新興企業増・投資家増)
  •             様々なサービス業、下請け企業が集積(利便性)
  •             投資先(20分ルール)と企業連携(世界規模の競争力金・人)
  •             知識の伝播(活動の中心に近く)は必須
  •             特許情報(資料)と知識情報交換
  •             イノベーションの拠点は簡単に海外移転できない
  •             常に変化し続けることがイノベーション産業の特徴
  • 「移住と生活コスト」
  •             学歴の低い層ほど地元に残る
  •             米国の持ち家率70%、賃貸世帯30%
  •             米国の平均(所得に対する比率)
  •                         住宅40%・飲食費14%・移動交通17%・医療6%・衣料3%・娯楽5%・教育通信6%
  •             生活費の高い都市
  •                         サンノゼ・スタンフォード・サンフランシスコ・サンタクルーズ・サンタバーバラ・ベンチュラ・ボストン・ホノルル
  •             生活費の安い都市
  •                         ヤングスタウン・リマ・テレホート・シャロン・ジェセフセフ・リンチバーグ
  • 「シアトルの都市開発」成功例
  •             ハイテク関連の雇用が増え経済が上昇、その対応は新規の住宅供給を増やし、既存の建物の改修、空き地の活用、都心部の住宅密度を高め、スプロール現象を回避した。不動産価格の上昇を防ぎ、賃貸の人を優遇し多くの住宅を与えた。また、交通の利便性を考慮し自動車を利用しないでいける都市部に小売地区を作り人口脱出を防いだ。
  • 「貧困の罠と地域再生の条件」
  •             米国社会は急速に分断されつつある・ハイテク産業都市の形成
  •             スター的研究者の存在=経済成長
  •                         ハリウッド=映画監督D・Wグリフィスの存在
  •                         シリコンバレー=フェアチャイルド
  •                         デトロイト=ヘンリー・フォード
  •                         アップル=スティーブジョブス(シリア)
  •                         ヤフー=ジェリーヤング(台湾)
  •                         グーグル=サーゲイブリン(ロシア)
  •             税制優遇・低利融資・インフラ整備などの奨励措置
  •             輸出支援と輸出金融の提供、労働者の訓練、誘致補助金提供
  •             ベルリンは文化(美術館・博物館)創造性・生活の質の高さ
  •             「ベルリンは貧しいけれどセクシーな街」文化・観光都市
  •             「ビックプッシュ」経済・スターなるものを持ってくる必然性
  • 「新たなる人的資本の世紀」
  •             研究施設・教育への投資(特に数学と科学)
  •             大学進学は極めてハイリターンの投資につながる
  •                         大学生・大学卒の移民の受け入れは投資に見合う
  •                         米国の修士・博士号保有者は移民が多い現実
  •             移民効果
  •                         移民者の起業率は非移民より3割も高い
  •                         高技能者労働力で外国出身者は15%
  •                                     エンジニア3分の1、博士号保有者半分
  •                         移民の高技能者は米国雇用を奪い合わない(相互補完)
  •                         移民は米国労働者の生産性向上につながる
  •                         投資額が低く抑えることができる
  • 「国が繁栄するか衰退するかは、その国の頭脳集積地の数と実力に益々大きく左右される。物理的な工場の重要性は低下し続け、その代わりに、お互いに繋がりあった高学歴層が大勢いる都市が、アイデアと知識を生む「工場」として台頭するだろう」
  • 「希少価値のあるところに価値が生まれる」
  • 「人類の歴史上、生産性と生活水準の上昇を力強く牽引してきたのは、常にイノベーションと技術の進歩だった」

隠れた税金

2018-10-04 07:54:54 | 日記

@価格上昇とともに税金額も増えるガソリン税

ガソリンの価格が今年はうなぎのぼり。そんなに値あがる理由は過去と比較しても無いはずなのにガソリンの増産・減産・為替などに敏感になりすぎて即反応している。 ガソリン税は1リットル@¥53.80 それにちゃっかり消費税が隠れている。 税金の二重課税なのだ。  あなたはどんな税金を払っているのか計算してくれるサイトがある。https://keisan.casio.jp/exec/system/1189565836

 


超高層の火事と対策「スカイスクレーパー」

2018-10-03 07:29:24 | 映画から見える世の中の動き

@「映画から見える世の動き」Skyscraper・スカイスクレーパー

香港に世界最大、豪華、且つ最新システム搭載の地上1000mの超高層、240階建タワーに火災が発生する。何者かがタワーに住む家族を襲い、その家族を助け出そうとする(D. Johnson)アクション映画だ。 火災は半分以上の階層を焼き尽くすほど炎上するが、最後は最新の消火システムが作動、鎮火する仕組みとなる。さて、最近東京でも高層タワーが2020年に向けて次々に建ち始めている。 そこで気になったのが消火システムと電設システムである。 火災が発生するとタワーなどは屋上に非難すべきだとあるが、果たして火災流、強風などの影響を受けないで救助ヘリは人命救助できるのだろうか、疑問だ。 最近の助言は「特別非難階段」を利用すると書いてあり、的確な非難はその時の判断だと・・・結論から言うと高層階にいる場合の非難は極めて難しいと言うことになる。それでも人は高いところを好むのか。

 


是呈する人の立場

2018-10-03 07:29:05 | 歴史から学ぶ

@江戸時代の捕り物で町の同心は大名などへの聞き込み等の権限は一切出来なく目を瞑るしかなかった。ここではその同心が大名まで手を回し、抜荷事件(舶来の商品等を大名に卸、大儲けをした町人を捕らえる)でその仕掛け・指南役である大名の家臣を捕らえる事に成功する。それは幕府内部・組織も賄賂浸けになり、多くの大名が絡んでいる事を知った一橋家の重鎮が手を貸した事で「悪人」を一網打尽にできた事だ。 現代の政局・官庁にも「上から正しく、公正な目線」で判断できる人がいなければ、いつまで経っても腐敗は治りそうにない。加・計事件に置いて、末端が処罰を受けただけで張本人(国の長)が処罰されない立場であれば、今後日本の長のつく位に対して永遠に懲罰されないようになるのではないだろうか。 安倍第4次内閣、多くの過去疑惑付き人材の登用で更に長を裁ける人はいなくなった。 

『仇討ち同心慶次郎』中岡潤一郎

  • ろくに働きもせず、ボロ屋敷にこもってガラクタ骨董集めに精を出す同心、日暮慶次郎。 相手をこき下ろす毒舌とひねくれた性格が災いし、「南町奉行所の問題児」と言われた男である。だがこの慶次郎、剣の腕はからっきしだが頭脳明晰で、何より下手人を追い詰める執念がすごい。上司である筆頭同心・小野に呼び出されては、厄介な事件の検索を任されてしまう。唯一の友である定回り同心・久賀新之介とともに、謎が残る切り捨て御免騒動や、疑惑の敵討ち事件などを丹念に操作していく。毒舌を吐きつつも、決して悪を許さない慶次郎の心には、自身の過去につながる「仇討ち」が隠されていた。
  • 筆頭同心小野右衛門からの依頼で8年前の抜荷の一件を改めて調べて欲しいと相談がある。尾張屋がその末端で動いていると聞きつけるが、大元は多くの大名が絡んでおり、仕事を円滑にする為の商売以上に武家の出世では当たり前の賄賂は 幕府組織へも影響しており、三葉葵御門を持つ一橋重鎮がことの重要性を思い、一網打尽にして欲しいと裏話を慶次郎と新之助に打ち明ける。まずは尾張屋の商売の悪い噂を市中にばら撒き、取引商売相手を減らし、手代や番頭など店員を他の店に引き抜く工作をする。尾張屋への不信を煽り、最後には尾張屋へ盗賊と扮した賊に金品と文書を持ち出させた。書にはその抜荷の品を収める先など詳細があり、主人は捕まる。さらに書にあるその大元先からと一橋重鎮の言った大名栗原能登の家老と会い、世襲問題と絡め家臣・示唆役を突き止める。それは堀田備前守であり田沼時代から関与しており組頭をしていた。堀田を誘き寄せた慶次郎は堀田が父の仇だと感じており、仇討ちをする。が堀田の死の直前最後に行った言葉が「黒鮫党」には他に2名がおり狙われることを白状した。
  • 18年前の冬、慶次郎の父親が殺された。それは密かに隠れてその太刀さばきを見ていた慶次郎が知っていたが、火事として処分され納得していかなかった。

人は笑い、笑顔で明るくし、楽しくできる「リトル・マーメイド」

2018-10-02 07:56:40 | 映画から見える世の中の動き

@「映画から見える世の中の動き・リトルマーメイド2018・The little mermaid 

子供達が描く幻想的な世界に入り込む童話映画。  人に操られ見世物にされた人魚、人間の世界に魅せられる。人に憧れ人魚の姿から人になろうとするが醜い人間の世界には人魚には合わない。だが人は誰でも優しく、そんな人魚でも愛せる。 こんな名言を思い出した。

Some people make you laugh a little louder, smile a little brighter and live life a little better. Try to be one of these people.

 (人を笑わせ、笑顔で明るく、生きた時間を楽しませてくれる。そんな人間でありたい)


江戸の翻訳書

2018-10-01 09:14:10 | 旅行

@「ペリー記念館」(浦賀)

浦賀のペリー記念館を訪れて発見したのは当時のいわゆる「辞書」アメリカ語、ロシア語、イギリス語と3つの外国語が列記してある。 これで通じたのは不思議だ。写真は2枚(記念館入り口とその文)