ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

楠木正成の忠誠

2017-05-06 11:40:22 | 歴史から学ぶ

@楠木正成とは。 後醍醐天皇への忠誠と信頼を一身に受けた人物、それは「人徳」であり、自身も人の良いところを見つけ、悪いところを見ないように心がけた。だが他人の評価は「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」を大事にし、よって地方の豪商上がりの楠木正成の「足利尊氏と和睦する」案には反対された。それは建武の新政の功労者ではなくやはり出身が問題だったからだ。

日本人多くは「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」で信頼度を変えているのが現状なのか。

  • 人間の生き方「修身、斉家、治国、平天下」地域自治の実現
  • 「水」「モノ」を管理する力(配水権と情報を含む物流調整)
  •             あれもこれも何もかも自分でやろうとしないこと
  •             仕事に優先順位をつけ、選んだ仕事に全力を注ぐ
  •             忠誠心と信頼
  • 「やはりこの国の人間は何を言っているか、やっているかだけでは協力しない。誰が言っているか、やっているかが大事なのだ」
  • 権利と名誉で人は動くと悟る
  • 鎌倉幕府討伐後の後醍醐天皇の恩賞配分(役職と権限)から足利尊氏の謀反
    •    公家の専断で不公平があってはならないと武士も選任
    • 堀田義貞の方が恩賞では多くはなかったが権限を与え、足利尊氏は恩賞としての名誉はあったが権限はなかったことに不満をもった
    • 堀田のウサギと足利のカメ(最後の勝利者は確実に地盤を固めたカメ)
    • 足利尊氏の強みは「六波羅」にて地方武士の恩賞にたいする不満を把握していた。「御恩と奉公」(土地と奉公)
    • 楠木は「堀田義貞か足利尊氏のいずれかを選ぶかでは足利を選んだ」理由は諸国の御家人たちの近畿は足利に有利・徳があると見ていた
    • 光厳上皇への院宣を尊氏はお願いし「朝敵堀田義貞を討て」とした。これは恩賞がなかった功労者赤松則村の知恵である
    • 足利はモンゴル来襲の身守り番「異国警護番役」を自由にし、味方につけたが、菊池一族は反乱を起こすが尊氏に殺られる。

小国クロアチアの驚異

2017-05-05 12:55:43 | 旅行

@クロアチアの観光集客力。 わずか4千3百万人の小国でありながら海外からの観光客が飛び抜けて多いのはご存知だろうか。 2014年だが世界ランキングで26位、1千1百万人。日本は3倍以上の人口なのに22位、1千3百万人である。 マカオ、韓国、オランダ等日本と比べても人口、国の面積等でも小国な国がこんなにも海外観光客を呼び込む力がある。 なぜ? 日本は「観光立国」としてほとんど機能していない、努力していない国だからだ。 これから国が国益の一つの大きな柱と考え、積極的に投資(人材・教育)するべきだと考える。

•国 クロアチア
–4.3百万人、1,244島、6,278km(海岸)EU加盟国:クーナ通貨
•観光立国
–GDP17%を稼ぐ
•民泊条例
–均一で安心宿泊
世界ランキング (2014年)         単位千人
 

「観光立国」は世界平和につながる

2017-05-05 12:22:12 | 旅行

@観光立国。 この言葉は松下幸之助氏が1954年に発表している。内容は、工業社会が進んだ先の世界には必ず貿易の不均衡が発生すると予言、その後に国益を支えるのは観光事業だと。それはまさに高度成長期以降円高になり、日本からの輸出産業は衰退、生産拠点をアジアへシフトするのは当たり前の世の中になった、いわゆる「産業の空洞化」。 それをいち早く察知、予言したのがこの時代の松下幸之助氏だったのは驚きで、その当時 日本は最も四季の綺麗な土地柄、遠くて美しい景観の美、「エキゾチックな夢の国」を見ることができる。と予言。 また「この時すでに観光省をつくり副総理に次ぐ大臣のポストも提言。また、観光大学、サービス学を設け教育させることが必要だ」とも言っている。 さらにその当時、政府が予算をつければ「民間から積極的にこれに協力して儲かり、儲けた利益を他の産業に投資すれば日本全体の活動が活発になる」と予言、工業立国の面からも二重の利益が上げられると予測しており、「観光立国によって生み出される最大の利益は日本が平和の国になること」人間は誰も美を愛し、文化を愛するようにできている。 アメリカは奈良、京都を爆破しなかったのはそのためで、ドイツも同じパリを攻撃しなかったことはご存知の通りである。

今その時代に漸く政府、地方関係者が目を向け、「観光立国」として心配りできるようになったことは素晴らしいことだと思います。が日本の観光産業はまだまだお隣の韓国と比べても国の予算、人材等、観光に対する国力に大きな差がありもっと重要課題(国益を担うくらいのレベル)として取り組む必要性があると心底思う。

これからの「観光」がどうあるべきか、世界観からもその現状とトレンドは下記のようなものに集約される。 さらに「創造性」もった人材の育成と教育が必要だ。

•「seeing」観光 
–有名な、著名な場所を見学、見聞
•「doing」体験 
–異文化の体験することで知的情報を得る
•「being」感動
–ともに感動する
•「sharing」共有 
–得た哲学を普段の生活に如何に活かせるか、伝える、教える

惹きつける話し方

2017-05-05 09:30:23 | 人生を「生かす」には

@対面。 めっきり多くの人と対面し疲れるほど話をする機会が少なくなったと感じる。やはりネットで繋がったことで「積もり積もった話」が少なくなった所為か。 いつでも、どこでも繋がり、話ができるでもいずれもバーチャルで対面ではない。だからたまにあうと思わず話がつまる。なにをどこまで話したのか、話し始めればいいのかなど。。。。

人とのコミュニケーションはとても大切なことは皆承知しているが、なかなか新しい人には話ができない。 

人を惹きつける話し方 Julian Treasure

悪い話し方 7つのわるき習慣 話者の7つの大罪

1.噂話 いない人の噂話は5分後には他の人に感染する gossip

2.批評  judging

3.ネガティブになること 後ろ向きになる事、negativity

4.不平を言う事 complaining

5.言い訳を言う、責任転嫁させる excuses

6.脚色、誇張 lying

7.独善的 事実と意見を混同させる dogmatism


聞き手になる5つの方法

意思疎通の約6割は聴くという行為である、しかし人は25%程しか聞き手になっていない

文章も音も 短い抜粋の方が好まれている、一方通行から変わり始めている

1.沈黙  silence  3分間の沈黙で耳の聴力をリセットできる

2.ミキサー mixer 騒音の中で不協和音を聞き分ける リスニングの質を高める

3.鑑賞 乾燥機の音などをワルツと思い聴く

4.聴く場所を考えるlistening position

 

聴く訓練が必要

1.Recieve. 話者の話を注意深く聴く

2.Appreciate 「ん」 わかったとかのアクション

3 Summarize 要約する事

4. Ask 最後に質問する事

話の基本

①正直さ Honesty be clear and straight

②素直さ  Authenticity be yourself

③誠実さ  Integrity be your word

④愛 Love wish them well

“Be always” (いつでもそうでありたい)

    1. Smiling (微笑んで)
    2. Honest (正直に)
    3. Bright  (元気よく)
    4. Sincere (心から)
    5. Love   (愛情をもって)
    6. It is more important that how much you love (どれだけ愛情をもってできるかが大切)

『Me first』でエンジョイ

2017-05-05 09:17:26 | 人生を「生かす」には

@自己中心主義。 しばらくこの思想が世の中を駆け巡る時代になってきた。『〜ファースト』トランプ大統領の「何を優先し、実行するのか」を名言化している。 今は「言い訳」時代だ。それはなんでも自分が中心で物事を考え、行動するから他人がそこに入り込めない壁を作っている。 だから『Me First』、だから下記を実践してみたい。

言い訳の人生から楽観的でポジティブな思考を持って生きる生き方を選ぶ

①人生を楽しむとはバカになるときもあってもいい

②常にチャレンジャーでなければ面白くない

③真実を味方につければ怖いものはない

④恋愛の本来の姿は片思い、だから大いに恋愛する

⑤人にウケる生き方よりも自分にウケる生き方

⑥悦びを分かち合う悦びこそ人生の宝

⑦人をどれだけ愛したかの方が大事

⑧人間不信の人は本物をみても偽物をみても批判する

⑨人は好きな人からでないと愛も理解も得られない


『誰かのために生きてこそ、人生には価値がある』

2017-05-05 08:16:03 | 人生を「生かす」には

@偉人の名言はどれも意味深いモノがある。特に私はアインシュタインの名言(自主翻訳含め日本語訳もいいが)が好きだ。それは分かりやすくなんとなく実感できることだ。 それにこういった名言の背景にはどんな事があり、この名言が生まれたのかを考える事が好きなのである。 多くのネット情報は本人の経験値から の本物を感じた、読み取ったモノが少ないと思う。だから相手に本当の意味が伝わらないのではないかと思う。 特に下記の名言。

We can not soulve our problems with the same thinking we used then we created them.

想像力が唯一解決方法を教えてくれる(今までと同じ事では進歩がない)

『アインシュタイン名言』

Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.

挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。 

Doing the same thing over and over again and expecting different results.

狂気。それは、同じ事を繰り返し行い、違う結果を予期すること。

Education is what remains after one has forgotten what one has learned in school. The aim must be the training of independently acting and thinking individuals who see in the service of the community their hightest life problem.

教育とは、学校で学んだことを一切忘れてしまった後に、なお残っているもの。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、考え行動できる人間を育てること、それが教育の目的といえよう。

Everything should be as simple as it is, but not simpler.

あらゆるものはできるかぎりシンプルにすべきである。

ただ、シンプルにしすぎてはいけない。

I have no special talent. I am only passionately curious.

私には特別の才能はない。ただ私は、情熱的に好奇心が旺盛なだけだ。

Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.

想像力は、知識よりも重要だ。知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む。

Information is not knowledge.

情報は知識にあらず。

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning.

過去から学び、今日のために生き、明日に希望をもつこと。大切なことは、疑問を持つことをやめないことだ。

Life isn’t worth living, unless it is lived for someone else.

誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある


菜根譚 最高を感じるタイミング

2017-05-04 18:03:36 | 人生を「生かす」には

@菜根譚は人生をどう生きるか、人の生き方の極意を解いた書物である。「人生」「幸福」「人間」「世間」「人間関係」それに「仕事」どれをとっても人は必ず悩み、悲しみ、苦労し、耐え、ある時は喜びに満ち、最高の幸せの時間、至福を味合うことも経験しているがこの菜根譚はそれらの人の道を教え、説いている。

現代でも人は同じような出来事が頻発するのはなぜか。400年以上も前に書かれた書物の持つ意味を感じ取ってみたい。

「花は5部咲き、酒はほろ酔い」最高を感じるタイミング。逃してはならない。

  • 儒教+道教+仏教の教えの融合したもの
  • 儒教は孔子・猛子の理想「こうあるべきだ」「ああすべきだという」説
  • 道教は老荘の理想「こだわらず」「とらわれず」自らの人生を足す
  • 儒教も道教も悩める人々の心の救済にまでは立ち入らなかった
  • 仏教はそれをおぎなうところを持った教え
  • 作者は洪自誠 400年前に出筆
  • 『人生について』
  •             「知りながら使わない」使うべき時には惜しみなく使う
  •             「事後の悔恨に想いを致す」後悔することを思い選択しておく
  •             「貧しい中に風情あり」人の真価はどん底に落とされた時。おもむろに巻き返す時。
  •             「無駄に過ごすことへの恐れ」自分なりの目標を立てチャレンジする、人様の役に立つことを心がける
  •             「度が過ぎればマイナスが出る」欲張らないようにこころがける
  •             「生があれば死がある」成功があれば必ず失敗もある
  •     「粘りつよく気を待つ」道を選ぶ、道を求める、時間をかけて積み上げること
  • 『幸福について』
  •     「割にあわない」贅沢、資産があったとしてもゆとりのある暮らしがいい
  •     「無の境地に遊ぶ」無心、無欲、そして没我。人生の醍醐味。
  •     「死んだらどうなるのか」死を意識していれば物欲にこだわらない、心のバランスを取り戻すことができる
  •     「知者は未然に知る」人生をたくましく生きていくには深い読みのできる能力を磨く必要がある。古典や歴史に学んで人間社会の理を理解する。人生の現場で苦労しながら人間としての経験を積む。
  •     「花は5分咲き、酒はほろ酔い」道足りた先の警告、何事もほどほどで止めておくのが良い
  • 『人間について』
  •     「平凡の中に本物がある」達人の先には平凡であっさりがある
  •     「多弁の落とし穴」我も先にで口先だけでは墓穴を掘る
  •     「偏りは避けたい」 何事もバランス
  •     「狡兎三窟」兎は危険分散を図ってどんな事態になっても3つの穴を知っている
  •     「信念、見識、決断」生きるための心得3条。撤退も決断の一つ
  •     「減らすこと、無能であること」減らすことも勇気がいる、
  •     「人の自然の存在」自然と比較   
  •     「バカになれ」利口ぶるよりはいい時もある
  • 『世間について』
  •     「わずかな施し」相手にあった施し、お節介にならない程度に
  •      「自分の意見の固辞、他人の意見の無視」陥りやすい人の意思
  •      心眼、心耳
  •     「貧乏人の方がいい」財産が多くなるほど失うものも大きい
  •     「切り上げる時を心得る」何事にも潮時
  • 『人間関係について』
  •     「一歩下がって道を譲る」出しゃ張りは美徳を失う
  •     「進むためにはまず退く」謙譲も寛容
  •      「人に多くを期待するな」
  •     「人からうけた恩は忘れるな」
  •     「感謝を期待するな」
  •     「怒りを表に表さない」
  •     「逃げ道だけは残しておく」
  •     「見識のある一言」
  • 『仕事について』
  •     「何事も控えめに」腹八分目 
  •     「やる気があれば進歩もある」
  •     「将来の失敗に備えよ」
  •     「逆境は良薬、順境は凶器」
  •     「衰退の極まりに新しい胎動が始まる」
  •     「徳があってこそ事業も発展する」
  •     「不即不離」即かず離れず
  •     「用事を減らす」余計なことはしない

孤独死大国 (実は若者が多くなるという事実)

2017-05-04 11:02:11 | 人生を「生かす」には

@孤独死、孤立死。 老齢化による日本の人口変化も大きく変わっているがそれ以上に「孤独死」が国内になんと約3万人いるという。予備軍まで入れると1千万人を越えると言う。 「孤独死」というと高齢者・老人というイメージが強いがなんと高齢者は4割くらいで残りは若者であるというから驚く。その予備軍の内訳は「ゆとり世代」66万人、「団塊ジュニア」105万人が入るという。 昨今の「家に閉じこもり症」、「ネット依存症」、「対人恐怖症」など今までにないこれからの社会、ネットで繋がっている人も多いとはいえ「孤独」、「孤立」、「一人きり」など独身者も多く、一人の世界を好む人が増えているのは事実である。 緊急事態にだれが気づき、発見してくれるだろうか。

「空き家」「ゴミ屋敷」「セルフネグレクト(自己放任)など 高齢者以上に一人の若者の方が心配だ。

  • 予備軍1千万人時代のリアル
  • 『孤独死』は2006年に初めて広辞苑に載る
  • 孤独死は年間約3万人、3世帯に1世帯と単一世帯が増えている
  • 孤独死は高齢者が4割
  • 1999年から約10年で3倍以上になっている
  • 2015年、都内では男性4995名、女性2683名、1日約21名が孤独死している状態
  • 遺体の発見までの平均日数は2006年の調査では男性12日、女性6.5日
  • 『遺体の腐敗』
  •             死後24時間で、48時間を越えると腐敗による変色、異臭
  •             死後1時間で体内の腸内細胞が増殖、腐敗ガスがでる
  •             ハエが集り始め、卵から蛹、蛹からハエ、ハエから蛆虫になる
  •             体はどろどろに溶け、場合によっては床処理含め異臭処理は手間(お金)がかかる
  •       (”迷惑をかけたくないと思っても” 実際費用負担は基本的に親族、血縁者になる)
  • 『特殊清掃の必要性』
  •             体からの体液と異臭から消毒、除菌、清掃、処分
  •             細菌・ウイルス対応の化学防御服で防毒マスク、医療ゴーグル
  •             遺品整理、処分、諸々の手続き(停止、解約、削除等)
  • 孤独死の前段階予防には人と人とのつながりが重要
  •             血縁、社縁、地縁、選択縁(趣味など)が切れた状態になる
  •             特に日本はOECDの20カ国でもダントツに交流がない人の割合が高い
  •             ゆとり世代で66万人、団塊ジュニア105万人、団塊世代33万人、75+世代36万人が孤立状態が疑われる数値

「出過ぎ」の新たな社会システム

2017-05-03 09:49:10 | 経営・リーダーシップに必要な事

@「出る杭は打たれる」日本の典型的な社会システムになっている。 訪米では出る釘をどんどん伸ばし、起業させ経済発展に貢献させ、国益を興している。 日本の「均一」社会は「皆同じ、黄色の信号でもみんなで渡れば怖くない」式の教育と社会で、全体値は良いがずば抜けた優秀な人材を抜擢し、研究させ、将来の基幹に組み込み、国益を興すようなことにはなっていない。

よって今の教育の学生は何事にも「対処ー言い訳」はうまいが、創造的で応用ができない思考になっているのではないか。 大勢の流れにうまく乗るコツ、改善・改良への対処の仕方などなどは群を抜いてうまいがそれ以上は無い。

国益を伸ばすには、もっと人材を生かす教育が必要であり、VCにももっと独特の活力と投資行動をしてもらいたい。日本の研究等はどうみてもアカデミック的でビジネス直結のシステムがまだまだ足らないのではないかとも思う。 実はできる人材は海外に流出しており、将来日本での貢献は見込めないと言った方が正確かもしれない。

アジア諸国の動きは非常に活発でそれに群がる投資家、資本家、事業家が「起業」を全面的にバックアップし、地方を、国を盛り上げてきているケースが多い。(過去の素晴らしい日本にうぬぼれしすぎで、日本の技術・ものつくりはすでに衰え始めているところが多い。それはアジア諸国が似た物、技術をすでに持ち始め、更に独創性を持ったものを作り始めている)

  • 『人生』  伊達政宗「思いやりがありすぎると、決断力が弱まり、正しさを言いすぎると堅物になる。 礼儀を大事にしすぎると、おべっかになり、知恵がありすぎると、嘘つきになる。人を信じすぎると、時に損をする。 気を長くもって心穏やかにし、常に倹約を第一としてお金を蓄えよ。倹約の仕方は不自由を耐え忍ぶことになる。この世に客としてきたのだと思えば、苦しみもない。 朝夕の食事などもうまくなくとも褒めて食べてやることだ。 もともと客人に身なのだから好き嫌いは言えないはずだ。そのようにして、今日1日、1日と思って過ごし、最後がきたら子孫兄弟あるものによくよく挨拶して、娑婆のお暇をすることだ」

明治への変革(明治裏面史)

2017-05-03 09:18:27 | 歴史から学ぶ

@幕末から明治へ。 世の中が一気に様変わりするそんな世界に今いたとしたらどうしただろうか。 明治政府の政策は主に武士への改革とも思える。 至る所で士族の不平不満が事件を起こし鎮撫する為多くの優秀な、気合の入った若者が犠牲となり、新たな時代を築いてきた。 特に「征韓論」以降からの新政府は多くの功労者を無残にも「暗殺」「斬首」しており、地方においてもその勇姿ある人物があえなく亡くなっている。 特に江藤新平元参議(司法卿)が自分で作った法律で裁かれ(実際にはあまり審議もなく恨みで斬首)、前原一誠元兵部大輔(陸軍大臣)も同じような最後をとげた。

よくよくみるといずれも『仲間割れ』から恨みを買い仲間に殺されたと言っても過言ではない。上に立つ者の「権限」がいかようにでも可能にした政府を作った。 個性の強いその時代の生き様は「命がけで日本の将来を想い、改革に掛けてきた人々」は凄いの一言。安政の大獄から士族不満事件、西南の役まで多くの「燃える魂」が絶たれたのは誠に無念だが、だからこそ今があることに感謝したい。

また、庶民も相当な混乱時期にあり渡辺源右衛門の家族もろとも世を恨み果てたことは酷い時代であったと思う。

  • 明治の政策(武士の特権を奪われた不満)
  •             丁髷を切り散切り頭にすること   
  •             廃刀令
  •             土地の没収、国有化
  •             学問の自由(士族と農民の差別化廃止)
  •             洋風の洋服
  •             将校の刀からサーベルなどなど
    • 『江藤新平の挙兵』
    •             佐賀藩内の征韓論派と憂国党の反目で江藤は不平士族への不満を鎮撫させるべく赴いたが、政府からの刺客で江藤が狙われ仕組まれた罠であった。それは大久保が仕掛けたとも言われ次第に謀反者へとなる。 江藤は最後に拿捕され政府、大久保から極刑にされた。
    • 『長州萩の内乱』
    •             毛利家臣の子孫、前原一誠は、大村益次郎の暗殺後兵部大輔(陸軍大臣)に就任、井上に騙され地方の不平士族を鎮撫させるため辞職、内乱に抱き込まれ首謀者となる。拿捕され死刑となるが父親が自刀し、前原兄弟、仲間も斬首された。中には玉木文之進(吉田松陰の父系)も切腹、乃木大将の実の弟、また、前原と刎頚のまじわりをもっていた渡辺源右衛門も家族もろとも「このような世の中に長く残して、苦しませるのも可哀想でございますから連れて参ることにしました」と妻と、12歳の長男、6歳の長女を刺し殺して家に火を放ち自刀した。

人の欲望

2017-05-03 08:51:45 | 人生を「生かす」には

@人の欲。求め過ぎると周りが見えなくなり自己満足的な世界に陥る。 人間の欲望は限りなく、どんどん増えるのがこの世である。また求め過ぎることで周りが遠ざかり、気がつくと孤立した自分が見える。 「自分ファースト」とはそんな世界なのか、人の世は人によって幸せが作られる。 欲張りすぎる今の世を考えたい。

「捨てること」ことで、周りも見え、自分も見える。 さらに人からの視線も違って見える。 

花にはその力がある。 花の素晴らしさ、魅力とは

  • 『禅の世界で梅が尊重される理由』
  •             寒中に咲くこと
  •             芳ばしい香りがあること 
  •             実を結ぶこと
  • 『花が教えてくれること』
  •             花は無心にしてくれる (何か忘れているものを感じさせてくれる)
  •             自然の力を見せつける(辛い時も、厳しい時も「美」わすれない生き方)
  •             花は咲いている時も、咲いていない時も「花」として、精一懸命生きている