@テロ・違法行為者、さらに政府に対して抵抗するもの一人残さず管理できる画期的プログラムを政府が発動する。映画では政府の指示一つで全国民が脳に打ちこまれたカプセルで人体麻痺を起こさせるものだ。現代では、既に個人情報、家の鍵・個人認証等を組み込んだ数ミリのマイクロチップカプセルがある。それは手首に注射のように差し込むもので、全く違和感なく実用的なものがある。が、その発展系で政府が一斉に個人のプライベート情報(銀行情報・顔手指紋、経歴等)を含めGPS管理等まで含めた管理プログラムは現実可能な世界なのだ。北欧スエーデンでは実用的なものとして体内組み込みが盛んになっている。
日本のマイナンバーはどこまでいくのか。
『ザ・ラスト・デイズ・オブ・アメリカン・クライム』
米国政府はテロ犯罪、市民による違法行為を断絶する画期的なプログラムを発信することを計画する。それは、前頭葉に組み込まれたカプセルが信号を受けると行動が麻痺するようになるもので、犯罪を押さえ込む武器として計画していた。そのタイミングを見計らってキャリア犯罪者であるグラハム・ブリッケ(エドガーラミレス)、ギャングの息子であるケビン・キャッシュ(マイケルC.ピット)、ブラックマーケットハッカーのシェルビー・デュプリー(アンナ・ブリュースター)が協力して大金の強盗を犯す。
だが、強奪後に笑うのはその企みを実行させた市民を守るべき警察上層部幹部だった。