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数百以上もいる日本の妖怪『しゃばな』

2020-09-30 19:35:00 | 歴史から学ぶ
妖怪の世界はこの世にあるだろうか、神の祟りなど昔からの迷信も多い。Wikipediaに記述ある日本の妖怪は何と全国に数百以上あるのには驚愕した。
代表的なものは「鬼」「河童」「天狗」などがいるがその他悪妖怪など
何故か世界の妖怪は動物が化け物(人間)になるのが多い。
やはり恐ろしく見えるのは日本の人間が化け物化する姿だろうか。(絵の繊細な表現力だろうか)

『しゃばな』畠中恵
・江戸薬種問屋の一粒種・一太郎は、体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。
・妖怪の家族と化したのは昔跡継ぎが生まれて間も無く亡くなり、母はお稲荷魔様に命と引き換えに一太郎を生んだことが原因だった。実はその前に婿入りした母の夫が外で男の子を作り、親戚一同がその男の子を跡継ぎにと迫ったが、本家との全く血統がない家族は受け入れないと断固拒否したことから神頼みがその要因を生み出した。
・連続殺人事件の背景には妖が絡んでおり、ある特別な香りのある薬を探している事を知る。それは神に使える妖怪になれなかったことからその香りの薬(母が神頼みした時に使用した)を飲めば神に使える妖になると信じ込んでいた。
・妖をこの世から除くには寺からの護符と守り刀を得て退治する事になる。