菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

10月議会速報(2)富谷爆発事故について

2018年10月17日 06時02分14秒 | 議員活動
富谷のダイナマイト爆発事故について

 菊池議員の質問

 9月9日に富谷集落センターで、「8・23のダイナマイト爆発事故に関する五月女鉱業の説明会がありました。これは富谷住民に対するものとのことで、防災課の傍聴は、区長から断られております。その後も9月23日にも説明会がありました。

 私が複数の富谷住民からえた情報によりますと、代表取締役は聞き逃すことができないようなことを発言しています。
 1,この砕石は優良なので、あと30年間砕石事業を続ける。
 2、富谷と飯渕の境界には稜線が残っておりますが、この稜線もなくしてしまう。

 まず、質問したいことは3点です。五月女鉱業は、富谷地域住民には、9月9日に「お詫びの言葉」を発しています。しかし、岩瀬地域住民には、いつお詫びの言葉があったのか。無かったのか。あったとしても、富谷住民にお詫びの言葉を入れると同時に、市やお世話になった消防団に、お詫びのあいさつがあってしかるべきではないでしょか。

 次に、五月女鉱業が、あと30年砕石事業を続けるといったとのことですが、言葉はどう理解して良いのか。

 3つめに、富谷と飯渕の境界である稜線をなくしてしまうとの発言は、どう理解して良いのか、市の見解を伺います。
 
 最後に、砕石事業は、4年ごとの更新によって継続されて行くものです。それが県や市の関係者がいないところで、30年の砕石事業継続、稜線をかってになくして事業を続けるなどの発言が、代表取締役の方から富谷住民に一方的なされることが許されるのでしょうか。市の見解を伺います。


経済部長の答弁 

 9月18日に五月女鉱業から、消防団長、消防署長へ報告を受けた際、被害を受けた方(富谷以外)には個別に対応するとのことでした。市は近隣住民全体への説明会を要請していますが今のところ実施されていません。
 「30年砕石事業継続発言」については、4年ごとの継続認可取得が必要ですから、「住民に誤解を招く発言は慎むよう」要請しております。
 「富谷と飯渕の境である稜線をなくす発言」についても同様です。
 市としては、継続認可申請が出された際、その都度、厳正に審査した上で、意見書を提出したい。
 「県や市がすべて認可を認めているような発言」は不適切なものと言わざるをえず、誠に遺憾です。五月女鉱業と許認可権者である県に対し、厳正に対応を求めていきます。

「9月18日の消防関係者への挨拶」は
菊池議員の県産業政策課への進言に基づいたもの


 菊池議員は再質問で、次のような発言をしました。
 私は、9月10日に、「砕石業者の監督官庁である県産業政策課へ、「今回のダイナマイト爆発事故で迷惑を被ったのは、富谷地区住民だけでなく、岩瀬地区全体である。五月女鉱業が、市長や消防団長へ、『わびの一つもないのはいかがなものか』。そちらは許認可権をもっている監督官庁なのだから、きちんと指導してほしい」と、申し入れました。
 県産業政策課の担当官(F氏)からは、「そのように対応する」との返事をいただきました。
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