菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「トランプ時代が懐かしい」ー師岡カリーマ氏の意見

2021年02月20日 18時15分39秒 | 日々の雑感
 いつも東京新聞・本音のコラム欄では、土曜日の方の紹介は少なかった。ひとつは、師岡氏のコラムは、アラブ関係の記事がおおく、私自身が良くわからなかったこともある。今日は、「トランプ時代が懐かしい」との表題で書いている。私も同感できる内容なので、紹介したい。

 「トランプ時代が懐かしい」
 師岡カリーマ


 あートランプ時代はよかった。アメリカのバイデン大統領と国民との対話集会を生中継で見て、つくづく思う。トランプ時代は、日本の政治が頼りなくても、アメリカだってこのザマだし、と思えば少し気が楽だった。トランプの横暴に、司法や官僚といった国家制度そのものが立ち向かうこともしばしばあって、こういう時は「腐ってもアメリカ」などと感心したものだが、それでもトランプ氏のハチャメチャをみれば、安倍さんの方がまだマシかもと、不覚にも慰められたものだった。
 
 ところがこのバイデンさんときたらどうだろう。選挙中は頼りなさそうに見えたものだがなんのその、自分に投票しなかった有権者も含め、国民の質問に全力で答える姿は感動的である。もちろん原稿はなく、質問者には個人として寄り添い、投げかけられるひとつひとつの問題についてしっかりした考えをもって、時には時間オーバーで「すみませんでも重要なので」と話し続ける。「国民に繋がりたい」という気持ちが溢れ出るようだ。

 翻って我らが日本。国会答弁も記者会見も「仕方がないからやっています」とでもいうように無表情や、内容が曖昧な「逃げ」の答弁に、国民としては不安が募るばかりで心細い。それとも私の勘違い? なら国民と首相の直接対話、日本でもどんどんやりましょうよ、アドリブで。
(文筆家)

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