菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

粉じん爆発について

2015年06月29日 17時49分50秒 | 日々の雑感
テレビのワイドショーを見ていたら、台湾での粉じん爆発の報道に接した。

 私は、化学の教員であったから、粉じん爆発については知っていた。
 コーンスターチを茶こし器で、ガスの炎に振り掛けると、花火のように火花をだして燃える。燃えるものは、酸素さえ十分あれば、燃えるのだ。

 昔、石炭の採掘が盛んだったころ、炭塵爆発の事故がよく起こった。石炭の粉も、細かな塵になっているところへ、火をつけると、爆発するのです。

 しかし、爆発には条件が必要です。

 例えば、ガスコンロをひねってガスを出して、煙草の火を近づけても、火はつかない。
 ところが、ガスと空気の混合気体に煙草の火を近づけると、燃えるどころか、爆発をしてしまう。

 そこで、テレビの映像を見ると、屋内で、あれだけ大量の粉末(コーンスターチのようなものか?)を噴射し、粉じんでもうもうとしている中で、火があって、爆発したようだ。

 なかなか、粉じん爆発を人工的に起こすこは難しいのだが、たまたま、爆発の条件になって爆発したようです。
 
 今、室内であんなことが行われているとは・・・・・・・・・・。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする