続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

時代の流れ。

2013-11-04 07:04:04 | 日常
 かつてあんなに活気のあった商店街が淋しい。シャッター通りと化しているところもある。

 いつから・・・。

 大手が個人商店をことごとく潰している。消費者が品揃えが豊富で安いという魅力に一も二もなく飛びつくのは当たり前の心理。

 競走を煽る、「勝ち組み」の闊歩。
 座っていれば客が来て、という時代に返ることはないのかもしれない。
 起業家を育てる・・・小さな商店も立派な起業だけれど、起業といえばIT関連などの業種に集中しているように思える。物を売る、即ち流通の基盤は、大量仕入れ、あるいは生産即販売という直結型。
 手も足も出ない商店の悲鳴。
 車社会になり、人の流れも変った。歩いてお買い物をするような悠長な時代は終ったのかもしれない。


 もう十数年も前、早々と店を閉めた夫曰く「負組み」の我家。細々何とか暮らしている。
 外は雨・・・考えがどうも湿っぽくなっていけない。早く晴れるといいな、♪晴れたらいいな♪

『ポラーノの広場』140。

2013-11-04 06:52:15 | 宮沢賢治
山猫博士がここへ来て何をしてゐるのだろうか。もうどうしても行って見たくてたまらなくなりました。

 山猫はサン・ビョウと読んで、Sun(太陽)、平。
 博士はハク・シと読んで、吐く、詞。
 来てはライと読んで、頼。
 何をはカと読んで、化。
 行ってはコウと読んで、考。
 見たくてはゲンと読んで、元。
 
☆太陽の平(平等)を吐く(言う)詞(ことば)である。
 頼るのは化(形、性質を変えて別のものになる)の考えが、元である。

『城』1435。

2013-11-04 06:31:07 | カフカ覚書
Kは、ひとりとり残されたことに気がついた。一方では橇が、もう一方の側、つまり、Kが通ってきた道では若い紳士が、どちらもひどくゆっくりと遠ざかっていったー

 entfernte→Ende fernte/死、昔。
 橇/Schlitten→Schrift/文字、書いた物。
 非常に/sehr→Seher/予言者。

☆Kは、すべての先祖がとり残されたことに気づいた。先祖の昔の死を書いた物には、つまり、Kが通ってきた死の道のりでは新しい大群(大勢の死んだ人たち)のどちらも予言者にゆっくりと連れて行かれるようだった。