愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

仔猫の性格(1)

2006年08月22日 | 仔猫
里親候補および問い合わせようかどうしようかと思ってらっしゃる方にとっては、肝心の仔猫についてもっと知りたいと思われるので、今日は一匹づつの性格などについて。

まずは兄猫から。
兄、兄と呼んでいるが、もちろん先に産まれたかどうかなど分からない。ただ一緒に保護したメスよりも体が大きく、健康で、ニャーニャーとしっかり鳴いていたので、兄、と決めた。
うちでは仮住まいということで、名前は付けず「おにいちゃん」と形容している。
が、一度、ダンボールサークルの隙間から脱走し、本棚の隙間に入り込んだ時、あわてて
「おにーちゃーん」
と連呼したところ「ニャーン」と返事を返してきたので、名前として認識してなきゃよいがと心配ではある。

割と良く鳴く子である。
保護した時も、警戒心からか鳴きまくっており、保護した翌日獣医に見せると「声が枯れかけてる」と指摘された。
その指摘通り、翌保護3日目、枯れ切ったのか声が出なくなり、パクパクと口を開けるだけの有様となった。
しかし、4日目には声は復活し、現在は元気に陽気にニャンニャンやっているので、ご安心いただきたい。

それにとにかく食欲旺盛。特に保護当初は飢えも手伝って、まあ食べること食べる事。
こちらが恐くなるほど食べ続け、見ている間に、丸ナスに割り箸の手足を刺したお盆の牛みたいな、はちきれお腹体型になってしまった。
その後、一日3~4回の食事をくりかえすうちに、がっつかなくても食事の心配が無いと悟ったのか、現在はほどほどポンポン状態をキープしている。
が、お尻はでっかいし、全体の体格は妹猫より一回り大きいまま。成長後もしっかりボディの猫になるかもしれない。
がっつかなくなったが、食べる事は依然好きなようで、今はゆっくり時間をかけて、チュクチュクと吸い込むように餌を食べていく。
あんまりゆっくりすぎて、食べているうち眠気をもよおすのか、餌皿に頭を突っ込んで、両手万歳状態で寝てるところを何度か目撃している。妙にのんきなところがある。

一般的にオスは人懐っこく甘えん坊、メスはクールで猫らしい行動、と言われるが、この兄猫もその点はまるで同じ。
食事時や、遊びの最中など、猫部屋をのぞくと「ニャーン」と近寄ってくるのは、決まってこの兄猫だ。
目の前で正座しようものなら、ゴロゴロ言いながらすり寄り、遊んでくれとドンドン手に膝にのぼってくるなつっこさぶり。
写真は黒めがちなものを使っているが、普段はけっこう鋭い目つきをしている。そんな顔していながら、かなり甘えん坊というこのギャップ。例えて言うなら、赤ちゃんプレイ中のゴルゴ13といったところか?
ジャンプ力については、ひとつ前の記述通りだが、加えて物怖じしないし、警戒心も薄いようで、脱走したあと廊下をダッシュし、犬のいる部屋に入り込んでエサの皿をなめて帰ってくるという大冒険を先日やらかしたばかりである。



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