あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 生野島キャンプツーリング(2)

2008年06月04日 | 旅するシーカヤック
2008年6月1日(日)

生野島キャンプツーリング二日目の朝。 シュラフの中で目を覚ます。
テント中はまだ暗く、日は出ていないようだ。 時計を見ると4時半過ぎ。 日の出までにはまだ時間がある。
***
シュラフにくるまったままペットボトルのお茶の蓋を開け、一口ゴクリと飲む。 乾いた喉と胃に染み渡る。
ラジオのスイッチを入れ、ニュースや天気予報を聞きながら、しばらくゴロゴロと過ごす。

5時過ぎ。 テントから這い出すと、結構涼しい。 長袖のキャプリーンを纏い、その上からTシャツを着たのだが、それでも少し寒いくらいである。
6月初旬。 昼間こそ半袖で充分なくらい気温は上がっているが、まだまだ朝晩は冷えるのだなあ。

そうこうしているうちに、東の空は次第に明るくなってきた。

冬にキャンプに来た時に比べると、かなり太陽が出てくる位置が変わっている事が分かる。

静かな浜で、独り美しい日の出を眺めながら、トランギアでお湯を沸かし、コーヒーを入れる。

↑ これは、最近手に入れた小さな『槌目急須』 無人の浜でのキャンプに生活感が出て、これはこれでなかなか風情を感じさせるものである。

昨日の残り野菜を入れたうどんで簡単な朝食を終え、コーヒーを飲み、急須で日本茶をいれ、ゆったりまったりのんびりとした朝の時間を堪能する。
***
ゆっくりと片付けを終え、カヤックに荷物をパッキングして、出発準備完了!
今朝は時間もたっぷりとあるので、久し振りに大久野島、小久野島経由で出発地点に戻る予定である。

生野島の浜を出発して、真っ直ぐに小久野島へとバウを向ける。 穏やかで波静かな瀬戸内の海を、常に周囲をワッチしながら、自分の手のように感じさせるナローブレードのアークティックウインドで、淡々と横断隊ペースで漕ぎ進む。

約1時間で、小久野島へ。 大久野島側へ回り込み、浜にシーカヤックを揚げて一休み。
お茶を飲み、行動食として持って来た小さなバームクーヘンを食べて浜を散策。

この浜は広くて山菜もある。 ここは、キャンプに良いなあ!

しばし休憩し、ここからはバウを西北西にとって、下げ潮に乗って出発した浜に向かう。
出発してから2時間後、無事、いつもの浜に戻って来た。
***
梅雨入り前の、初夏を感じさせる穏やかな瀬戸内の海を堪能した週末のシーカヤックキャンプツーリング。
お気に入りの島は、何度訪れても飽きることはない。
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