あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 2011年、ようやく漕ぎ初め

2011年01月21日 | 旅するシーカヤック
2011年1月21日(金) 今日は久し振りに有休が取れ、束の間の休息。 天気も良さそうだし、海に出てみようか。
約2ヶ月振りとなるシーカヤック。 冬用のウエアをどこに収めたかも忘れるほど。 うーん、あれはどこ。。。 おー、ここかあ。
おっと、あれもあれも。
***
まだ暗い中、シーカヤックをカートップし、海に出られるウエアを着たまま、安全装備だけをクルマに放り込み、家を出た。
 
休みの日に、海から昇る朝日を見るのはいつ以来だろうか。

今日はお散歩ツーリングなので、家から近い音戸の浜へ。

荒れた海でも頼りになるニヤックと、手に馴染んだアークティックウインド。
長年使い込んだパタゴニアのスカノラックにパドリングブーツ。 ワッチキャップにネックウオーマー、サングラス、グローブ。 防寒対策もバッチリだ。

ニヤックに乗り込み、スプレースカートを装着する。 乗り込んだまま、砂の上をカヤックを滑らし、海へ。
砂の上をスルリ、海にぽかり。 うーん、久し振りの感触だ。 やっぱ、いいねえ! 冬の穏やかな瀬戸内海の景色が、眼の前に広がる。
 
アークティックウインドを海面にスッと差し込み、反対の手で押しながら、手前に引いてくる。 スーッ。 うん、これこれ。
 
2ヶ月振りの海。 やっぱり海はいいなあ。 生き返る。

気温は低いのだが、風が無いので、漕いでいると、ネックウオーマーとワッチキャップ、温かい下着の効果で汗が噴き出してくる程。 ほんと、冬はウエアリングがツーリングを楽しむポイントだ。
最高のコンディションの中、冬の、のんびりお散歩ツーリングはとても快適である。
***
まだ1月末だが、海面には伸びてきたヒジキが顔を出している。 海にはもう春の兆し。

小情島を越え、鈴鹿島へ。
 
美しい瀬戸内の冬の景色を眺めながら、パドルを止め、しばし休憩。 ポットを取り出し、温かいお茶を一杯。
うーん、美味いなあ。
***
日が上がってくると、少し冷たい北寄りの風が吹き出してきた。 さて、そろそろ戻ろうか。
 
ここからは、まだ少し残る上げ潮に乗り、何も考えず、ただひたすら、体が望むピッチで漕ぎ続ける。

ほぼ2ヶ月振りとなるパドリング。 1時間ちょっとの超ショートツーリングだったが、最高に気持ち良かった!

2011年の漕ぎ初めは1月末という、これまでになく遅いスタートとなった。 今日は束の間の休息を楽しむことができたが、またこれからしばらくは、海に出ることは難しそうだ。
それでも落ち着いたら、今年も安全第一で海を楽しんでいきたいな。
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