あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 上関キャンプツーリング(1)_カブトガニ発見!

2009年04月24日 | 旅するシーカヤック
2009年4月23日(木) 今日から一足早い連休に突入。 週末は天気が崩れるようなので、木金でキャンプツーリングに行って来よう!

出発日の朝5時。 いつものように、最新版の天気予報をチェック。 うーん、これは。。。
今日は天気は良く風も弱いのだが、明日は朝から風が強くなる所が多いようだ。
候補地を一つ一つチェックし、明日の風があまり上がらない予報の場所に決めた。 ようし、久し振りに上関だ。
今回は、ちいさな無人島でのんびりまったりのキャンプツーリングにしよう。
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いつもの浜から出発し、馬島を回って今日の目的地、刎島へ。
 
少し風はあったが、快晴の空の下、無事キャンプ予定地の浜に到着。 ツーリング終了!
これって、ほとんど漕いでないじゃん? って声もあるだろう。 でも、私にとってシーカヤックは旅の道具。 キャンプ地まで行く事が目的なので、目的の島が20km先にあれば20km漕ぐし、数km先ならそこまで漕ぐだけのこと。 私はこれで十分満足なのである。
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いつものように、どこにテントを張るかを決めるため、浜を散策。 すると、そこにスゴいものを発見!
『カブトガニ』である。 もう生きてはいないが、甲羅に光沢も残っており、死んでからそんなに日数は立っていないことが伺われる。
 
カブトガニといえば、笠岡が有名だが、この海域にも生息しているんだ! 驚きである。
少し離れた所にももう一匹の死骸があったので、この付近に居る事は、おそらく間違いないだろう。
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まずはお昼ご飯。 買って来たお弁当をひらき、ビールを『プシュッ』と開ける。 『トクトクトクトク』コップに注ぐ。
『グビリ、ゴクゴク』 『プハーッ』 うん、ビールが美味い。 もう、気分はゴールデンウイークである。

今日は、無人島でのんびりまったり。 お昼ご飯を終えると、テントを張り、中に潜り込んで本を開く。 『庶民の発見(宮本常一)』
 
ハッと目が覚めた。 なんだ、夢か。
いつの間にか、眠ってしまっていたようだ。 久し振りのお昼寝。 あー、気持ち良かった。
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夕方、潮が満ちてくると、馬島との間の浜が海へと変わっていく。

ちょうど、北側の海と、南側の海とがつながっていくのを観察。 『3、2、1、合流だ』
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日が傾き、お腹も空いてきた。 そろそろご飯の準備に掛かろう。
今日は、前回ツーリングでお気に入りとなった『釜炊きごはん』と、家から持って来た山菜の天婦羅(たらの芽、タケノコ)、冷や奴。
 
うーん、この釜炊きご飯のおいしいこと! そして、フライパンで温めた『たらの芽の天婦羅』がビールに合うなあ。

一足お先のゴールデンウイーク。 久し振りに訪れた刎島でのソロキャンプ。 天気も景色も最高だ。
カブトガニが生息している事も分かったし、釜炊きご飯もビールもおいしい。 なかなか良いツーリングじゃないか。

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