ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

思い出:フランス・パリ生活、初めのいーーっ歩。「ブザーが鳴る!」

2018年12月01日 | 研究余話

 フランス・パリ11区の住まいと定めたところは家族用集合住宅。鍵もしくは暗号で大扉を開けると管理人室があり、各戸ごとの郵便受けがある。そこを通り過ぎて鍵もしくは暗号で中扉を開け、ぼくが住まいと定めた6階へとエレベータが運んでくれる。そして廊下を進んでわが居住空間の扉を鍵で開ける。
 来客など期待もしないし実際にありもしないぼくにとって、外から誰かがぼくの内意を得ないで訪問するということなど、考えもしないから、先に書いた入室手順を訪問者に当てはめて考えるはずはない。ぼくにとっては極めて容易な「道順」だ。

 ・・・「事」はこの「隙」を狙ってやってきた。
 ある日、突然、けたたましい音量でブザーが鳴った。予期せぬ出来事にパニック状態に、2人の猫とぼくは、部屋中をうろたえまわる。ブザーが鳴り終わりほっとしたが、すぐさまけたたましいブザー音。音源はどこじゃ?玄関ドア横についている受話器がブザー音との対応ツールらしいとは思うけれど、取扱説明書など頭の中にもない故(インターホン生活経験ゼロってこと)、さらにオロオロ。ブザー音が切れたり鳴り響いたりし続ける。
 この受話器を取ればうるさい音はなくなるのか?取り上げた受話器の向こうから人間の声※☆△★。ハハーン、これがインタホーンの端末かいな、とは思うけれど、人間の声に、人間の声で応答すること、不能。
 やがて、向こうから、ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、シックスという多少は聞き分けられる英語数字が出てきた。ああ、お前んとこは何階だ?という問いだった。シックスと応えて受話器を置いた。またもやブザー。受話器の置き方で中扉の鍵が開けられるようになっているとのこと。日本から大きな荷物があるので、お前のところに運ぶから、少し待ってろ、と。郵便屋さんだった。

 小包を受け取り、郵便屋さんを見送ったが、その時彼は、「フランス語が理解できないのにフランスで生活しているのか、いい度胸だ。」と、流ちょうな英語を残して去っていった。・・・・

 アパート6階からの窓外の眺め  無機質です。
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