ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

『新セガン伝』第3場 

2017年12月23日 | 研究余話
『新セガン伝』第3場はパリに移ります。
 セガン18歳、特級コレージュ(特別に選ばれた男子青年のための寄宿学校)に進んで約1年後の1830年に、それまでの独裁王政を倒し、「立憲主義に囲まれた王政」の樹立のための革命がおこります。セガンもその戦いに加わっています。
 そのきっかけとなったのが、ここソルボンヌ広場などで展開された若者(とりわけサン・シモン主義者)を中心とした政治集会(演説会)。かのユゴーはここで取材し、やがて、1832年暴動を舞台とした学生による政治闘争を文学で描いています。そう、かの、レ・ミゼラブル。マリウス青年。どこかセガンと重なって見えるのです。

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