ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

思い出:フランス・パリ生活、初めのいーーっ歩。「パリ生活って、何を食べたらいいんだろう?」

2018年11月25日 | 研究余話
 長期間取っての海外生活経験が2000年4月1日から1年間のパリ生活。読み書き言葉、聴く話す言葉、その他フランス・パリを説明するあらゆる文化について、何も知らないままに、知人のお世話をいただいて、パリ入りし、11区の教会すぐ側のアパートを借りて住み、生活を始めた。
 翌朝目覚めてすぐに独りごちたのが、冒頭の言葉。アパートに備え付けの冷蔵庫は空。
 何とかなる、いや、何とかせねばならぬ、とアパートを出ると、目抜き通りの木立のある広い歩道にテントが張られ、人の声で賑わしい。数日後知った言葉「マルシェ」。日本語では「朝市」というらしい。

 人混みに押されながら店をのぞき込む。生鮮食料品店が圧倒的。ハハーン、ここで買い物をして、アパートに持ち帰って調理をすれば、レストラン代、スーパー代はいらないな。
 肉屋をのぞき込む。一番安い値札のついている肉にはlapinと書かれた紙がおいてある。頭上を見ると、ウサギさんがつり下げられている、何羽も。ウサギはラピンというのか?子どもの頃の食材だったから、食べるのに抵抗はない。
 人差し指をかざし、「ラ・ピ・ン、頂戴!」 店のマダムは高笑いをしながら、「ムッシュ、・・・ア・ン・ラ・パ・ン・シ・ル・ブ・プ・レ!OK?」。復唱しろと言っているらしい。おいおい、この人混みの中、お客が多いのにいいのかよ、と人ごとみたいにブツブツ言いながら、マダムの言葉(らしいと思った言葉)を、意識としては繰り返した。・・・ノン!ノン・・・何度か復唱させられて、やっと念願のウサギ肉を手にすることができた。狂牛病の前のこと、ウサギ肉は安価な安定食材だった。
 ついでに、香辛料(グラム量り)、日用雑貨、その他をのぞき込み、調味料、調理道具(鍋、フライパンはどうしても欲しい)、などなどを購入。背中とお腹のリュックはぱんぱんにふくれあがった、両手ももちろんふさがります。パリ生活2日目。
 この日作った、つまりパリ生活で初めて創った料理がラパンスープ。もちろん自分勝手の調味加減。トマト、安いオリーブオイル、安い白ブドウ酒、コショウ、塩・・・。でも、これは旨い!。パリ生活で来客の際に作って提供した。

 ラパンの骨は、カレー作成の際のだし取り用と、猫たちの食事に供した。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 「行間読みで妄想する」セガ... | トップ | 誤訳、誤読、低学力、権威主... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。