ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

通所リハビリ

2017年07月22日 | 日記
○6時起床、起床時室温30℃。
71.8
123 73 56
○午前中、粋生倶楽部増尾通所リハビリ
*ハードル歩行訓練、踏み台、バランスボール、ボール、マット歩行訓練、ステップ、レッグマジック、マッサージ、あったか姫。平行棒体操他。
*所長さんの言葉2題。
1.49日(法要)は閻魔様に「天国行きか地獄行きか」を告げられる裁判の日です。
2.「川口さん、脚が伸びたわよ。」
*Sさんがぼくを「先生」と呼んでいるらしいことに気づいた。2014年著書を知ってからのようだ。で、「おれを先生と呼んだら、ただじゃ置かねぇからな」。「川口さんでいいの?」「あたぼーよ。オレは、今は先生職業じゃないし、先生と言われるほどの者でも無いし、第一、若い頃、もうちょっとでエンコ詰めだったような者だから。」 Sさん、嬉しそうに、目をまん丸にして、ぼくの話を聞いてくれていた。
*その他、幾人かの方と会話が出来た。
○きょうのおひるは、残っていた山羊カレーに半熟卵を載せ、讃岐うどん。山羊肉はほどよく軟らかくなっており、美味この上なし、というところ。また、買いに行こう。その前に、一度は作りたい、豚足カレー。

○パリ医学史博物館・ブルネヴィル・コーナーには、20世紀初頭の児童精神医学の改革者ブルネヴィル博士によって「再現」された「セガン教具」実物(その一部)を見ることがでる。
 その「セガン教具」こそ、感覚主義哲学・「実物教育」(直観教育)の歴史(ルソー、コンディヤック、ペスタロッチ等々)、生理学の歴史、あるいは古代ギリシャの兵士訓練に端を発する身体訓練の歴史等々が込められた19世紀の大いなる遺産であり、「人間が人間として発達する」(文明化・文化化する)ことを自明の理とした近代・現代の教育思想の具体であり原点である事実を確認することができる。
 しかし、「セガン教具」に関わる本格的な研究はまだまだ道半ばというところであろうか。畏友竹田康子博士が、モンテッソーリ研究の立場から、その課題を追求されているのが、とても嬉しい。
 氏は、今夏のモンテッソーリ学会全国大会(同学会結成50周年)<東京>において、「M教具の原点はセガン教具か」の演題で提案なされる(8月9日)。実り多き議論が為されることだろう。