発想

アイデアとは、突然ひらめくものではないと思っている。
常にアンテナを張っておくことが、なんらかのアイデアを生み出す方法だと。
かといって、特許を取れるような特別なアイデアではない。

仕事上でもそうだろうし、釣りにしたって発想って物凄く大事だと思うんです。
先日も仕事の打ち合わせをしているときに、こんなキーワードを投げかけられた。

「これから空いてしまう工場があるんだ」
「一人親方してる、整備士が時間に追われて大変悩んでいるらしい」
「ケーズワイオートの商圏が少しずつ広がってきている」

この三つのキーワードが会話の中で、ところどころに散らばっていた。

このように文章にしてしまうと、なんらかの発想は沸いてくるのでしょうが、
流れている会話の中で、何かを発想するには、やはりアンテナを張っていないと
ひらめかないでしょう。

ひらめいた発想の良し悪しは今までの経験や、直感、行動といったもので
判断しなければならない。
勝ち目があれば進むべきだし、負ける要素があるのならば退くべきである。
（この判断が、一番何事でも難しいんですけどね）

なにかしらの大きな目標やビジョンが作られているのであれば、ある程度必要なものは
検討がつくし、足りないものも把握しやすい、しかし限られた材料（キーワード）で
なにか形に出来ないか！？と考えることは簡単にはいかないが、これまた楽しいもんである。

結局そのキーワードでは、未だに何らかの発想、形作りには至っていない。
しかし、これからの私生活の中でキーワードについての、広いアンテナを張り巡らせることで、
なんらかのアイデアが生まれてくるかもしれない。