日々の生活をの~んびりと(゜∇^*)

seroです^^
ガーデニングの栽培記録、好きな韓国ドラマの事etcをつぶやいてます


遼君ダンロップフェニックス2R1アンダー20位Tで決勝へ!

2009-11-20 19:48:39 | 遼君
石川遼、神様からの試練乗り越え1アンダーの20位タイに浮上

昨年単独2位に入った「ダンロップフェニックストーナメント」で、今年も優勝争いが目標という石川遼が
イーブンパーの31位タイと今ひとつ乗り切れない状態で迎えた2日目。
スタートの1番はティショットをフェアウェイに運び、無難にパーでスタートを切った。

前半はバーディパットが決まらず我慢のゴルフが続いたが
4番パー5で3打目のアプローチをピン手前1.5mにつけてバーディを奪いアンダーパーグループに入った。
その後、9番10番とドライバーのティショットを右に曲げるが、パーで切り抜けた。
そして11番に2打目をピン1.5mにつけて2つ目のバーディ。

ところが12番でティショットからトラブルを招いてしまう。
左の林方向に飛んだボールは松の根元へ。
前方はもちろん、横に出すのも難しい状況だったが、すぐ横のラフまで出した。
残り200ヤードを3番アイアンで3オンさせたが、3パットでダブルボギーを叩いてしまった。

15番でもティショットが松の木の根っこに邪魔された状態。
「1日に1回なら良くありますが、同じような状況が2回ですから
神様が僕に試練を与えてくれていると思います。
これを乗り越えれば優勝争いが出来るんじゃないかと思っていました」。
12番での失敗を教訓に、8mのパーパットを決めてパーを奪った。

すると続く16番では10mのバーディパットが決まり、この時点で2アンダーまでスコアを伸ばした。
ところが17番パー3で、ティショットをグリーン右サイドのバンカーに入れると、2.5mのパーパットを外しボギー。
最終18番パー5もティショットがフェアウェイバンカーに捕まり、パーセーブするのがやっとだった。

ラウンド後、今日はアンラッキーだったか、という質問に
「このコースの林の状態などは分かっていたので、ティショットを曲げた時点でいろいろな状況を
イメージして行くのですが、最悪の状況を覚悟していますので、心の準備は出来ていました。
運が無いとは思っていません。
むしろ、その後の14番から3連続で長いパットが入ってくれたので得した気分です」と前向きだ。

上位はスコアを伸ばした選手もいるが、首位との差は初日と同じ6打差。
石川としては、明日の3日目に出来るだけ差をつめて、最終日に優勝争いが
出来る位置でスタートすることを狙っている。




2Rスコア  2R練習動画  



今日は調子がイマイチ
だけどアンダーで〆たから良しとして明日を楽しみにしよう~っと
今晩はゴルフネットワークで深夜0:00に今日のプレーが放送されます
遼君のウエアが新作になってるので毎日見るのが楽しみよ
明日は何色かいな~
8:30インからスタートです









今日の紙面から

遼SW曲げて流れ変えた


賞金ランク1位の石川遼が、賞金王への執念を見せた。
出だし(10番)からではプロ初の3連続ボギーも終盤に巻き返し
パープレーの71で首位と6打差31位につけた。
後半7番パー5では松の根元から果敢にサンドウエッジでピンを狙い
シャフトを曲げながらもパーセーブ。
8、9番の連続バーディー締めにつなげた。
久保谷健一(37)が6アンダーの65で回り首位。
賞金ランク2位の池田勇太(23)は74で60位と出遅れた。


厳しい状況を楽しんでいるようだった。
2オーバーで迎えた7番パー5。
グリーンまで残り30ヤードの第3打は松の根元からだ。
右打ちは難しかった。ピンも前方の松越えになり、狙いづらい。
それでも18歳は、笑顔で素振りを繰り返した。

「フォローでシャフトが木の幹に当たる感じだったからハンドレート
(グリップの位置を右寄りに構えること)にしたんです」
ボールも上げなきゃいけないし、ある程度のスピードで振る必要もあった。

いいイメージだけを頭に描きサンドウエッジ(SW)を振り抜くとクラブは
木にガツンと当たって、球はフワリと舞い上がった。
惜しくも枝に当たり、グリーン手前ラフへ。シャフトも「くの字」に曲がった。





「ちょっと失敗した。経験が浅かったかな」

見守った観客からはため息がもれ、石川も苦笑い。
それでも、自身「初めて」という執念の“シャフト曲げショット”が、流れを変えた。
残り20ヤードの第4打をアプローチウエッジで10センチに寄せてパーセーブすると
8番で12メートルを放り込んでバーディー。
最終9番パー4は残り180ヤードからピン奥20センチにつけ、OKバーディーだ。
6番から終盤4ホールで3つスコアを伸ばし、初の出だし3連続ボギーをきっちり取り戻した。

今季も残り3試合。
現在賞金2位池田に約550万円差をつけ1位に立つ。
激しい賞金王争いでたくましさも増した。
「出だしは多少緊張があったけど、焦ることはなく『去年と違って粘れる』と自分に言い聞かせた」
先週も、木の根元から3番ウッドを握り、この日と同様フォローでシャフトを木に当てた。
大ピンチから2週続けて果敢に攻めた姿勢に、最年少賞金王への執念が見える。

「あと54ホールかけてトップにジワリと近づいていきたい」。
SWの曲がったシャフトは、ホールアウト後に交換。
チャージは2日目から掛けても、遅くはない。




1Rハイライト動画

ジャンボの後継者は、どっちだ



石川遼「今週は風の計算を僕に任せて


国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」に3度目の出場となる石川遼が
大会初日の朝、専属キャディの加藤大幸氏にひとつの提案を持ちかけた。
「今週は風の計算を僕に任せてね」と。

石川を含めほとんどのプロは、1ホールごと18ホールの第2打地点からグリーンまでのレイアウトと
グリーンの形状の描かれたコースメモをポケットに入れてラウンドする。
プロ自身が持つというよりも帯同のキャディがいる場合は、キャディが練習ラウンド時から
グリーンの傾斜や芝目などを詳細にメモし、実戦に役立てている。

この日、石川は随所でコースメモ以外の資料を見ていた。
それは、観戦に訪れたギャラリーが手にするコース全体図がプリントされたものだった。
「へー、このコースはこんな形になっているのか」とラウンド中に見ている
だけではなく石川はこの全体図にこの日の風向きを矢印で書き込んでいたのだ。

海沿いのフェニックスカントリーは一日を通して風が一定方向に吹くことが多い。
したがって、スタート前に今日は北からの風と分かると、その向きを分かりやすいように
書き込んでおいてラウンド中もコース図をひっくり返したり横から見たりして
風向きを確認していた。

「いつも加藤くんに任せっきりなので、今週は自分で見ています。
以前、一緒に回った選手が使っているのを見てこのほうが全体を捉えられるので
分かりやすいと思ったのです。
でも、風を理解しても上手くは行きませんね…」。
石川は良いと思った事は何でも自分で試すようにしている。

これから何年もこのコースで戦えば、石川の頭の中にコース図も風向きも叩き込まれて
いくことになるが今は確認しながらラウンドする石川の姿が初々しい。
アマチュアの皆さま、この方法は参考になるのでコース全体図のあるゴルフ場を
ラウンドする際はお試しください。



遼君ダンロップフェニックス1Rイーブンパー31位T!

2009-11-19 19:54:17 | 遼君
耐えた 遼、シャフトを折りながらもイーブンパー


国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の初日。
海外招待選手のビジェイ・シン(フィジー)、大会連覇を狙うプラヤド・マークセン(タイ)と
ラウンドした石川遼は、スタートから3連続ボギーと苦戦を強いられた。

10番ホールからスタートした石川は、10番でティショットを右に曲げ
11番パー3はティショットをグリーン奥にこぼしてボギー。
さらに12番は左に曲げて2打目でグリーン手前まで運んだが、高速グリーンを攻略できずに3オーバーとなった。

しかし続く13番パー4では1オンを狙い、ティショットでグリーン手前のラフまで運ぶと
30ヤードのアプローチをピン奥1mにピタリとつけてバーディ。
16番ではフェアウェイから2打目をピン手前2mにつけ1オーバーまで盛り返した。
「ティショットは前半良くなかったけど、途中で修正することが出来たので
その後は安定していました」。
ドライバーショットは修正できたが、難コースフェニックスCCはさらに試練を与える。

17番パー3では3パットのボギー。
後半に入っても、3番パー3ではティショットをグリーン右手前のバンカーに入れ、寄らず入らずのボギー。
再び3オーバーに逆戻りしてしまった。
「焦る要素を自分で引き出してしまった。でも、昨年と違って粘れると自分に言い聞かせました」。
石川の冷静な気持ちのコントロールが終盤に活かされる。

6番パー3で、およそ10mのバーディパットをねじ込むと
続く7番はティショットを右に曲げ2打目も木の手前に行きピンチを迎える。
ここでサンドウェッジを手にした石川は、素振りを繰り返すそぶりを見せ、その流れでショットを放った。
ボールの行方を追う石川だが、手に持ったクラブは木に当ってスチール製のシャフトが折れ曲がってしまった。

グリーン周りからの4打目のアプローチもサンドウェッジが必要な距離だったが、
折れ曲がったクラブは使用できず、アプローチウェッジを代用して執念のパーセーブ。
そして続く8番でバーディを奪うと、この日もっとも大きいガッツポーズを見せる。
さらに最終9番でもバーディを奪った石川は、イーブンパーの31位タイまで挽回し大会初日を終えた。

先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」でも2日目に、11番で3番ウッドのカーボンシャフトを木に当てる
トラブルショットがあったが、今週はクラブが破損するトラブル。
「クラブを折ったことですか…ジュニアの時に1回あります。
そのときはキャディバッグの中で折れていましたが、ラウンド中に折るのは初めてです」。
たとえクラブが折れ曲がろうと、攻める気持ちで諦めずに戦う石川が、残る3日でどこまでスコアを伸ばせるか注目だ。


1Rスコア 
練習LIVE中継


まああ~~~強烈なボギーだった
よくぞイーブンまで戻したわ
遼君はミスをしてもその内に上位に来るだろうという思いがある
だからどう盛り返してくるかどんな風に苦難から抜け出すか
そんなプロセスが興味深く観る楽しみがあるんだな~

明日は10:00スタートです
どんな展開になるか楽しみですね~






今日の紙面から


遼Vなら+4000万円、賞金王「確定」


フェニックスを制す者は、賞金王レースを制す-。
男子ゴルフのダンロップフェニックスは19日、宮崎・フェニックスCCで開幕する。
賞金ランク1位の石川遼(18=パナソニック)は18日、プロアマ戦で最終調整。
過去の日本人勝者延べ6人中5人が、同年の賞金王に輝いている今大会制覇へ、強い意欲を見せた。

「毎年、外国人が優勝争いする大会。
その中に日本人が入ったら盛り上がるし、それが僕でありたい」。

1974年(昭49)創設の今大会は04、05年にウッズが連覇するなど海外の強豪が例年参戦。
過去の35回で日本人優勝者は85年中嶋常幸ら計6人しかいない。
だが、米ツアーが主戦場だった02年勝者の横尾を除いた他の5人は、その年の賞金王だ。
今年も世界ランク21位V・シンらが出場するが、世界の猛者に打ち勝つことが
できれば日本の頂点にも自然と近づく。

2位に敗れた昨年より、技術は向上した。
尾崎将に教わったアイアンでのドローとフェードの打ち分けを、今季はマスター。
パー3での累計スコアは昨年の43オーバー(85位)から、今年は10オーバー(17位)になった。
「最近はスイングも安定してきたし、優勝争いしたい」。
賞金ランク2位の池田とは約550万円差。
ジャンボ直伝の“変化球”を頼りに、優勝4000万円の高額大会で
一気に差を広げるつもりだ。





遼に学べ 秋山監督「18歳の顔じゃない」精神的強さに刺激受けろ

遼クンからも学ぶべし-。
無類のゴルフ好きで知られる福岡ソフトバンク秋山幸二監督(47)が
秋季キャンプ第4クール2日目の18日、男子ゴルフの石川遼プロ(18)を“教材”に指定した。
遼クンは、きょう19日から宮崎市で行われる「第36回ダンロップフェニックストーナメント」に参戦。
秋山監督は「練習が終わったら見に行ったっていいんだよ」と選手に提言した。
初の賞金王へと前進する若きゴルフ界のエースから、同じプロとして刺激を受けてこい 

■前日お忍び見学

ミーハー気分で見るんじゃない。
貴重な教材が目の前にあるなら、好機を逃す手はない。
きょう19日から宮崎市内の宿舎に隣接するフェニックスCCでスタートする
男子プロゴルフの「ダンロップ・フェニックストーナメント」。
秋山監督は「練習が終わったら見に行ったっていいんだよ。お互いプロとして得るものはあるだろう」と
選手に観戦を許可するばかりか、異種競技との触れ合いを勧めたのだ。

晴天に恵まれたこの日は、同トーナメントのプロアマ戦が行われていた。
その前日17日の練習を秋山監督は、雨天でA組全体練習が午後2時で終わっていたこともありお忍び見学。
技術に限らず、精神面についても「団体競技はチームでカバーできるが、ゴルフは個人競技。
すべて自分に跳ね返ってくる」と参考になることを強調した。

ゴルフ界のトッププロが集う大会。
なかでも秋山監督は、やはりと言うべきか、石川遼に注目していた。
「昨年の映像がホテルで流れているけど、今は顔つきが違う。
18歳の顔じゃないよ。(プロとして)
1年間やって、精神的にも肉体的にも成長したんだろう。自信だろうね」。
プロ転向1年目の昨年に史上最年少で賞金1億円を突破し今年は現在賞金1位。
二回り以上も年下の俊英を、率直にたたえている。

19日は遼クン組が午前9時25分スタートと、練習時間と完全にバッティング。
予報では今秋キャンプ期間中、今後の雨は打ち上げ→帰福となる21日ぐらいで、
“遼クン見学”は簡単ではないが…。
実現すれば、活躍のヒントは十分に手に入りそうだ。 


綺麗な富士山をキャッチできたのね~
遼君がブログダンロップフェニックス更新ですよ



石川遼は「真っ向からぶつかる」

私が見た石川遼の魅力


遼君ダンロップフェニックス明日開幕!

2009-11-18 19:25:32 | 遼君
後3戦で今季の試合は終わりです
ダンロップフェニックスは練習の様子を流してくれます
これは嬉しいですね~今日の遼君が見られるしね

さあ~明日からまたゴルフが始まります
池田プロが出場するようですから楽しみです
遼君は9:25インからスタートですよ


ダンロップフェニックスペアリング
練習LIVE中継

スカパーGAORAを契約しようかと調べたら単品契約の番組でやめました
GNWを調べたら2日目の試合を夜中にOAしてくれるから安心しました
初日はハイライトを見ることにしました
2日目放送etc
TV放送


昨年のダンロップフェニックスのつぶやき・成績・ファッション






今日の紙面から


遼くん 予選Rはシンと同組「食いつく」

 
石川遼が昨年の米ツアー賞金王を相手に、賞金王への足固めをする。

男子国内ツアーで再び賞金ランク首位に立った石川は、19日開幕のダンロップ・フェニックス
(宮崎・フェニックスCC)の予選ラウンドで昨年の米賞金王ビジェイ・シン(46=フィジー)
昨年優勝のプラヤド・マークセン(43=タイ)と同組で回ることが決定。
「2人とも世界で戦っている選手ですから、レベルの高い組になると思う。
ビジェイ(シン)には72ホール食いついていきたい」とハイレベルの争いに加わって上位を目指す意欲を口にした。

17日は男女ペアのテレビマッチに参加し、石川は古閑美保と組んでシン・馬場ゆかり組と5ホールで対戦。
「アイアンの球の高さは凄い」と感心したが、初めて“直接対決”する本番については
「最初の3、4ホールで1、2打オーバーしてビジェイが3、4アンダーでも
そこで終わったと思わず72ホール回るという考えを貫きたい」とキッパリ。
ケガを抱える賞金ランク2位の池田勇太(23=フリー)の出場についても
「池田さんとは最後まで戦いたい」と喜んでいた。






遼熱望「最後まで」勇太とガチンコ勝負

今季ラスト3試合を前に、史上最年少賞金王を狙う石川遼がライバルとの真っ向勝負を熱望した。
ダンロップフェニックスは19日、宮崎・フェニックスCCで開幕する。
賞金ランク1位の石川は17日、同CCでテレビマッチに出場。
右手甲痛などで出場が危ぶまれる同2位池田勇太(23)との賞金王争いについて
「一緒に最後まで戦いたい」と訴えた。
池田も「ここまで来たらやり抜く」と明言。約550万円差のバトルがヒートアップしてきた。

最後まで2人で力を出し切って戦いたい。
賞金王レースの最終章で、石川がライバルとの真っ向勝負を強く望んだ。
「池田さんの気持ちは分かりませんが、一緒に最後まで戦いたい気持ちはあります。
池田さんの立場を考えると、本当に複雑ですけど」。

先週の三井住友VISA太平洋で4位に入り、3週ぶりに賞金ランク1位の座を奪回した。
一方、約550万円差の2位に後退した池田は、右手甲や左の肩と腰の痛みが悪化。
残り3試合の出場が危ぶまれた。
16日の宮崎移動日に偶然同じ飛行機に乗り合わせた。
あいさつを交わしただけだったが、石川は池田の体調が気になった。
「手首の調子が良くなってほしい」。
史上最年少賞金王は、ライバルと最後まで競い、勝ち取ってこそ価値も高まると信じていた。

今大会昨年2位に入っている石川は、予選でメジャー通算3勝の実力者ビジェイ・シンと同組になった。
「すごいショットを見せてくれると思う。すごく興奮すると思う」。
望み通り、池田は残り3戦の出場に意欲を見せた。
石川は「自分のゴルフを貫いてやりたい」と言葉に力をこめた。



池田、出る賞金王レースあきらめん



男子ゴルフのダンロップフェニックスは19日、宮崎県宮崎市のフェニックスCCで開幕する。
右手甲痛で出場が危ぶまれた賞金ランク2位の池田勇太は17日同CCで練習ラウンドを行った。
故障は徐々に回復。
尊敬する尾崎将司がかつて3連覇を飾った今大会を足がかりに逆転賞金王を目指す。
賞金1位の石川遼も残り3試合での池田とのマッチレースを熱望した。
  
 
前週までの厳しい表情は消えていた。
9ホールの練習ラウンドを終えた池田は「万全の状態で臨めるよう、今週はしっかり準備している。
100%に近いプレーを見せたい」と力を込めた。
前週の三井住友VISAは初日4位と好発進しながら、右手をかばううちに左肩や左腰に痛みが出て
45位に終わり、賞金ランクトップの座を石川に奪い返された。
宮崎への移動日となった16日は治療に専念。「右手は良くなってきた。
むしろ腰の方が問題だけど、そっちも少しずつ痛みは和らいでいる」という。
 
今週はマッサージ専門のトレーナーと鍼灸(しんきゅう)師を帯同。
また、打った際の衝撃を緩和するテープをアイアンのシャフト部分に張ることも検討するなど
可能な限りの対策を取るつもりでいるが、何よりも池田のモチベーションを支えているのが
初出場となる今大会への特別な思い入れだ。

今年36回大会を迎え、歴代優勝者にはニクラウスやワトソンらそうそうたる顔ぶれが並ぶ。
池田が尊敬してやまない尾崎将司も94年から3連覇を達成。
「世界の一流選手が集まる大会だし、この試合だけはいつもテレビで見ていた。
それにフェニックスといえば、ジャンボさん。
やっぱり、ここで(今季)5勝目を目指したい気持ちはある」と意気込みを口にした。
賞金トップの石川との差は約550万円。
残り3試合はいずれも優勝4000万円の高額大会とあって、その差はあってないようなものだ。
「賞金王の座は手の内にあるので、ここまできたら最後まで戦い抜きたいという思いは強い」。
満身創いながら、逆転賞金王への闘志は衰えていない。

ありゃりゃ~大丈夫かいな
やるからには頑張ってね~遼君も負けるな




男女“賞金王”重みの差 遼「中身は横峯さんの方が濃い」


男子ゴルフの「ダンロップフェニックス」が、あす19日から4日間の日程で
宮崎・フェニックスCCで開催される。
史上最年少での賞金王を狙う石川遼が17日、女子ツアーで賞金女王を狙う横峯さくらにエールを送った。
男子ゴルフは石川の黄金時代到来の様相だが、女子は実力・人気ナンバーワンを
争う若手の厳しいせめぎ合いが続いている。
2人の賞金タイトルの意味にも若干の差があるかもしれない。

17日、フェニックスCCで行われたテレビマッチに出場した2人。
ともに初の賞金タイトルを目前にしてラストスパートに入り共通の持ち味であるフルスイングを連発。
終盤の戦い方には共通点があるようだった。

石川は現在女子賞金ランク2位の横峯のスイングに舌を巻いた。
「相変わらず女子では一番といっていいくらい飛ぶ。ゴルフ全体のレベルも想像以上に高い。
アイアンの正確性や距離感がすごい」。
一方、横峯も石川のプレーに見とれていた。
「彼の真っすぐな、いいショットを見ることができた。やっぱり彼はうまいな、と思いました」と
5歳年下の国内ツアー牽引車の実力に改めて感心していた。

男子ゴルフ界は石川中心の展開。
賞金ランク2位でライバルの池田勇太(23)が追うものの、左腰、右手首故障など満身創痍。
「ダンロップフェニックス」には強行出場するが、すべてが石川に追い風で、もし
18歳の賞金王が誕生すれば、人気、実力ともに石川の黄金時代が本格的に到来し王子は不動のキングになる。

対照的に女子は群雄割拠。
横峯にスター性はあるが、賞金ランク1位の諸見里しのぶ(23)ら若手に加え、
韓国勢の活躍、米ツアーの試合数激減による海外勢の流入により絶対的ヒロインが誕生するまでの素地はまだない。
それだけに横峯は絶対に手にしたい賞金タイトルでもある。

石川も賞金タイトル争いの重みが、横峯とは微妙に違いがあることを認めている。

「開幕から賞金女王を目標に戦って来ることと、たまたまここにいるボクのような選手とでは
賞金王、女王の価値観が違うと思う。
同じタイトルを争っている立場でも、中身は横峯さんの方が濃い。
最初から狙うと不安もあると思うが、重圧を感じさせない安定したプレーはさすが」

2人の感じている重みに、実際どれくらいの差があるのか。
その差は終盤のタイトル争いに、どんな影響を及ぼすことになるだろうか。




古閑、遼クンと「たまたま」ペアルック

「ダンロップフェニックス」(19日開幕、宮崎・フェニックスCC)どっきり発言から1年。
テレビマッチの収録で再び遼クンとペアを組んだ古閑美保(27)は「楽しめました。
途中から息も合ってきたし、作戦通りにできました」とルンルンだった。
ウエアの色はともにオレンジの“ペアルック”。
「たまたまです」と照れ笑いを浮かべた。

ゴルフ雑誌のアンケートで好きな女子ゴルファーに「カッコいいから」と古閑の名前を挙げた遼クンも
「いいお姉さんって感じです」とニッコリ。
「去年と違って、今年は僕からもアドバイスできました」と
1年間の成長も実感していた。

テレビマッチ「京セラ ミタ フェニックスチャレンジ」
(12月19日、TBS系で放映予定)


ペアルック






17日の紙面から




石川、諸見里らが出場=3ツアーゴルフ


プロゴルフの男子、同シニア、女子の各ツアーによる団体対抗戦、日立3ツアーズ選手権
(12月13日、千葉・キングフィールズGC)の出場選手が17日発表され、男子は石川遼、池田勇太
女子は諸見里しのぶ、横峯さくららが出場することになった。
各ツアー今月1日時点の賞金ランク上位3選手に加え、女子ツアーには
推薦選手として、上田桃子らが出場する。 


JGTOチーム
 池田 勇太   賞金ランキング1位
 石川 遼    賞金ランキング2位
 片山 晋呉   賞金ランキング3位
 藤田 寛之   会長推薦選手
 宮本 勝昌   会長推薦選手

LPGAチーム
 諸見里 しのぶ 賞金ランキング1位
 横峯 さくら  賞金ランキング2位
 全 美貞    賞金ランキング3位
 有村 智恵   協会推薦選手
 上田 桃子   協会推薦選手

PGAチーム
 尾崎 健夫   賞金ランキング1位
 渡辺 司    賞金ランキング2位
 室田 淳    賞金ランキング3位
 飯合 肇    会長推薦選手
 中嶋 常幸   会長推薦選手





男子ゴルフ視聴率は土日とも2ケタ


男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズのテレビ視聴率が16日発表され
TBS系で放送された14日(3日目)が関東地区で12・6%(関西地区8・4%)
最終日の15日が関東地区12・2%(関西9・5%)をマークした。
土曜日の二けた超えは10月の日本オープン以来、今季2度目で、日曜の10%超えは今季8度目。
最終日に石川遼が優勝争いに絡まなかった試合で二けた視聴率を記録したのは
池田勇太が優勝した10月のブリヂストンオープン以来、今季2度目となった。



「実に絵になる男です」・・その通りです




遼君を年末の東京証券取引所の「打鐘」に招待!

2009-11-16 20:00:13 | 遼君
遼クンが東証の大納会に出席


東京証券取引所は16日、今年の年末最後の取引日となる12月30日(水)の「大納会」に
今季賞金王争いを続ける石川遼(18)を招待し、「打鐘」を行なうと発表した。

昨年の大納会では、まだコンビを組んでいた女子バドミントンの「オグシオ」こと
小椋久美子(26)、潮田玲子(26)が打鐘を行った。

本年度から年末納会日は終日立会となるため、大納会は午後3時からとなる。


石川32位、今野ら浮上=ゴルフ世界ランキング


男子ゴルフの最新世界ランキングが15日発表され
石川遼は前週の34位から32位に上がり自己最高順位を更新した。
池田勇太は35位で変わらず。
片山晋呉は56位から58位、藤田寛之は63位から66位に後退。
久保谷健一は84位から74位に、日本ツアーで4年ぶりの勝利を挙げた
今野康晴は124位から78位に浮上した。
トップ3に変動はなく、タイガー・ウッズ(米国)が1位を堅持した。 



年末近くになるとやる事が結構あって好きじゃないわ
今日はカレンダーをクルクル巻いてビニールに入れてダンボールに放り込んでいく作業
明日もその作業は続きそう
家事から会社の仕事までしんどいな~

昨日早朝に女子ゴルフを見ていたらマナー啓発ビデオが流れましたよ
ゴルフチャンネル286chです
咄嗟に流れたものだから録画が出来る状態だったのにしないで終わってしまった
また期待したけど流れなかったな

同じTVチャンネルでは「3Tours Championship 」が12月13日PM4:00から放送のテロップが流れました
今年は1日だけのプレーでちょい寂しいような物足りないような感じかな
一時は中止かもと言われていたから良しとしなきゃ










今日の紙面から

遼4位賞金ランク首位再浮上

石川遼(18)は通算10アンダーで4位となり、45位に甘んじた池田勇太(23)を抜き
賞金ランク1位の座を取り戻した。

富士山がくっきりと見えた青空へ、球は勢いよく舞い上がった。
最終ラウンド(R)の最終18番。
石川の第1打は350ヤードを超えたフェアウエーまで飛んだ。
「今日の(フォローの)風ならどこまで飛ぶのか試した」。
残り155ヤードの第2打はピン左4メートルにつけ、イーグルこそ逃したが
最後まで攻め続け、しっかりとバーディーで締めた。

パットの不調は、わずか1時間で克服した。
3日目の日没サスペンデッドによる第3Rの残り5ホールでは5メートル以内のバーディーパットを3度外す。
最終R開始前に、昨年のようにストローク前の素振りをやめることを決断。
「パッと構えてパッと打った」と直感を信じた結果、最終Rの5番では5メートル
8番では10メートルのバーディーパットをねじ込んで、スコアを伸ばした。

先週のHSBC選手権(中国・上海)では久しぶりにウッズらと顔を合わせた。
世界のトップたちが、ラウンド後にも強めのトレーニングをすることを目の当たりにして今大会では自らも敢行。
短い距離からの高さあるロブショットにも刺激を受け、この日も15、17番でピンそばに寄せて進化を見せた。

今季獲得賞金を1億5962万5759円とし、池田から3週ぶりに首位を奪回。
逆に約550万円差をつけた。
その池田は右手甲などのケガの影響で残り試合の出場は微妙。
賞金王争いは有利な立場になったが、油断はない。
「高額賞金大会も続くので全力で戦う。練習あるのみです」。
8月の全米プロから14連戦中と貪欲で疲れ知らずの18歳は、史上最年少賞金王へ突き進む。


3日目の18番2打目で「あああああ~~~~」って
声を発していたわな~確かに
後3戦で2億円いくかいけ~~~~遼君

石川遼が賞金ランク1位に


 


ミスにもギャラリー「ナイスショット」声援 遼クン募るイライラ


男子ゴルフの賞金王争いで、同ランク2位の石川遼(18)が
「三井住友VISA太平洋マスターズ」(15日最終日、静岡・太平洋クラブ御殿場C)で
4位に入り、45位に終わった首位の池田勇太(23)を逆転。
約550万円差をつけ、首位を奪回した。
右手首痛など満身創痍の池田は残り3戦中2戦に欠場する公算が大きく
10代賞金王目前の石川にとって、敵は新たに出現した“KYギャラリー”だけ


日没サスペンデッドの第3ラウンドに引き続き行われた最終ラウンド。
3番(パー5)の第1打を左ラフに入れた石川は鬼の形相で、持っていたドライバーで地面をたたくフリをした。
ヘッドは地面スレスレで止まったが、さわやかイメージの18歳だけに
周囲のギャラリーはこの光景に息をのんだ。

「無意識の行動ですね。どこに怒りをぶつければいいのか分からなかった…」。
ラウンド後そう振り返った石川。
前日(14日)にも18番(パー5)で第2打を右へ曲げた途端、「ウワッー」と大声をあげるなど
ここ数試合は苛立ちを隠せない場面が目につく。
賞金王へのプレッシャー、あるいはショットやパットが思い通りにならないことが理由か。
そんな中、ツアー関係者は、“空気を読めないギャラリー”の存在を指摘する。

石川が怒りをあらわにしたのは3番。
だが、その前の2番(パー4)に“伏線”があったという。
ドライバーで第1打を放った瞬間、多くのギャラリーは「ナイスショット」の掛け声。
ところがボールは左へ弧を描き、池の手前で止まった。
「あの『ナイスショット』はないよ あと1メートル左だったら池に入っていたよ」と同関係者。
ほかにも、6番では第2打を実際に池に入れ、再び「ナイスショット」の歓声も。

「遼人気」の影響でここ数試合、ゴルフを知らない初心者ギャラリーは急増している。
石川が1~2メートルの短いバーディーパットを外しても、その後に「ナイスパー」の声があがるなど
ファンは応援しているつもりでも、本人には逆効果ととれなくもない。

米ツアーではギャラリーはボールの落下を確認してから、「ナイスショット」の判断を下すのが一般的という。
誰よりもファンを大切にする石川が表立って“KYギャラリー”を批判するようなことはしない。
ただ、時折「米ツアーのギャラリーは盛り上げるのがうまい」と口にしている。
「ナイスショット」でないのにそう言われれば、嫌気はさす。
特に賞金王争いは佳境を迎え、できる限りプレーに専念したいところなのだが…。

一方、石川のライバルも苦悩が続く。
右手首痛を抱える池田は本来の調子とはほど遠く、
賞金ランク2位に陥落。
「(右手首を)かばってプレーし、他がボロボロ。左腰に左肩(が痛い)。
残り(3試合)を全部辞める選択肢も考えている」と明かした。

残り3試合はすべて、優勝賞金4000万円の高額トーナメント。
関係者によれば、池田は最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(12月3日開幕)への
出場には強い意欲を示しているが、その直前の2試合は厳しい状況という。
2人の賞金差は約550万円。
池田が最終戦にしか出場できないとなると、石川はあと1勝すれば、その時点で賞金王が確定する。

ライバルが不在なら、あとは己との戦いだ。
ドライバーで地面を叩きそうになった石川はこう語った。
「(怒るときは)次は自分を殴りたい」。
史上最年少の賞金王へ向け、精神面がカギを握りそうだ。







勇太ケガ悪化、残り3戦微妙


賞金ランク首位から転落した池田勇太(23)が今季残り3試合の出場可否を先送りした。
先月から起きた右手甲の痛みをかばったせいで、前週のHSBC選手権から左腰、左肩にも痛みが発症。
この日も精彩を欠いて、スコアを2つ落とし、通算イーブンパーの45位。
「右手だけでなく、他の部分もボロボロ。このまま出場を続けたら他の部分も悪くなる」と神妙な表情で言った。

最終戦まで石川遼(18)との賞金王争いを続けたい一方、ケガを悪化させ
将来に支障をきたしたくないとの考えもある。
「全部休んでもいいかなと思うこともある。(賞金王を)あきらめてケガを治すか、無理やり出るか。
よく考えたい」と悩める胸中を明かした。
遠藤トレーナーは「次週は出場する方向で考えていたが、本人の話を聞いてアドバイスしたい」と話した。

打ち方によっては電気が走る痛みだと言うので完治するまでお休みをした方がいいのかとも思うんです
無理して完治するのは考えられないしますます悪化してゴルフが出来なくなってしまう方が辛いでしょう
ゴルフファンとしては賞金王争いは見たいですけどね~









男子賞金ランキング


むむっ!むむむむっ!!

日本シリーズJTカップの出場があやしくなってきてる宮本選手会長
現在ランキング31位です    
頑張れや~~~優勝してくんなまし(そんな簡単にいうなってか~

‘63年にスタートし、日本オープン、日本ゴルフツアー選手権、日本プロとともに
“日本”を冠したトーナメントのひとつ。
この大会の出場資格はその年のツアー優勝者と賞金ランキング25位までの選手、
さらにJGTOのツアーメンバーでWGC並びに4大ツアー競技に優勝した選手。
さらに、JGTOのツアーメンバーでUSPGAツアー・PGAヨーロピアンツアー・
PGAツアーオブオーストラレイジア・南アPGAツアーでの優勝した選手と
文字通り今年のツアーを代表する選手達が“年度最優秀選手”の座をかけて死力を尽くす大会である。
今年最後の熱い戦いは12月3日から4日間、東京よみうりカントリークラブで開催される。

遼君最終日10アンダー4位T!お疲れ様でした!

2009-11-15 21:56:07 | 遼君
遼は4位タイに浮上、賞金ランクトップに返り咲き


「三井住友VISA太平洋マスターズ」最終日
石川遼は3日目が日没サスペンデッドになった影響により23ホールをプレー。
第3ラウンドの残り5ホールは全てパーと伸び悩んだが、最終ラウンドで5バーディ、2ボギーと
3ストローク伸ばし、通算10アンダーの4位タイに浮上。
45位タイに終わった池田勇太を逆転し、約550万円差をつけて賞金ランクトップに返り咲いた。

「プレー中は(賞金を)意識していなかったけど、終われば他の選手の
順位が気になりますし、徐々に賞金王を目指そう、という気持ちになりつつありますね。
残り3試合も全力でプレーしたいと思います」と、タイトル獲得に向けて意欲的な言葉が続いた。
その上で「あと3試合は賞金も高額ですし、自分が有利だとは思わない。
池田さんだけを意識しているわけではありません」と、自身への戒めも忘れていなかった。

賞金ランクトップ奪還と合わせ、プレー内容でも残り3試合に弾みをつける収穫を得た。
まずは、先週から徹底的に練習してきたロブショットの精度。
15番パー4ではセカンドが15ヤードほどグリーンをオーバーしたが
ロブショットでベタピンに寄せてパーセーブ。
さらに17番パー3では、グリーン左ラフから同様に1.2メートルに寄せてボギーのピンチを凌ぐなど
着実に石川の“武器”となりつつある。

ショットでは、最終18番パー5の会心の一撃だ。
強いフォローの風が吹く中「振るしかないな」との気持ちを込めてフルスイング。
「このコースを回った中で一番飛んだ」という飛距離は、風にも乗って
およそ360ヤードのビッグドライブとなった。
残り155ヤードのセカンドで使用した番手は、何とPW。
ピン左6メートルに楽々と2オンさせ、4日間の戦いをバーディで締めくくった。
「まさか(セカンドを)PWで打てるとは思わなかった」と、自身も驚きの1打。
上昇気流に乗って迎える残り3試合、史上最年少となる賞金王のタイトルに
また一歩近づいたと言えるだろう。


4Rのスコア
来年こそは優勝争いを 



遼君お疲れ様でした
毎回色んな選手のプレーを見るけど改めて感じたのが遼君のアプローチの上手さ
遼君のプレー(ロブショット)が光ってたわね~
それに18番の2打目のPW
いや~あんなに飛んじゃうんだね~すっごいわ~
次回もナイスプレーを見せてくださいね~

今野プロ プレーオフにならなくて良かったですね
優秀おめでとうございます








今日の紙面から


遼「鬼門」の3日目突破


石川遼が鬼門の第3ラウンド(R)で耐え、賞金ランク1位奪回に前進した。
最近3週連続で伸び悩んだ第3Rでパットに苦しみ、池ポチャに見舞われながら、
13ホール終了時でスコアを2つ伸ばして通算7アンダー。
15ホール消化の賞金1位池田勇太(23)は、同2アンダーに後退した。
石川は「首位」に5打差で逆転Vにも望みをつないだ。
この日は悪天候によって競技開始が遅れ、日没サスペンデッドで63選手中54人が未ホールアウト。
最終日は第3Rの残りと最終Rを行う。

暗闇に包まれた練習グリーンで、石川はただ1人、黙々とパッティングを繰り返した。
日没サスペンデッドにより第3ラウンドは9人しかホールアウトできず終了。
他の選手が帰路に就く中「インパクト時のフェースの角度を修正した。
今日は練習のようなストロークができなかったから」と孤独な居残り練習を続けた。

大雨と風で開始は2時間50分遅れた。
開始の10番では2メートルのバーディーパットを外す。
その後も、パットが微妙に入らず6連続パーとリズムがつかめない。
16、18番でバーディーを取った後も、後半の2番で第1打を池に落としてボギー。
それでも、続く3番ではバーディーを取り返し、第3ラウンドの13ホール終了時点でスコアを2つ伸ばした。

3週前のブリヂストンオープンから第3ラウンドでスコアを伸ばせず、優勝争いから後れを取るケースが続いた。
本人も前日から「鬼門」と警戒していたこの日は、朝8時30分に会場入りし
同9時から30分間、普段より入念にストレッチを敢行。
その後、大雨と風でスタート時間が遅れることが判明した。
「座ってるだけでは集中できない」と、まだ雨の残る練習グリーンに一番乗り。
悪い流れを断ち切るために必死だった。

鬼門はまだ5ホール残ってはいるが、スコアは伸ばした。
一方で、約60万円差で追う賞金ランクトップの池田はスコアを2つ落として選手全体の42番手。
5打差をつけ、約3週間ぶりの同ランク首位奪回は目前だ。
選手全体で1番手の今野にも5打差。「まだ絶望的な位置ではない。
第3ラウンドの残り5ホールで2ケタアンダーに伸ばして、最終ラウンドで優勝争いしたい」。
鬼門に耐えた集中力を最後まで保つことができれば、それも可能だ。



明日の最終日に期待









ツアープレーヤーたちの内助の功・・谷原秀人(09.1月)


スポーツ選手の結婚は、もちろんおめでたい話ではあるが、実は本人たちには同時に不安もつきまとう。
サラリーマンと違い、白黒はっきりと成果がつく勝負の世界だけに、途端に成績が下がれば
たちまち周囲から「嫁が悪いのではないか…」との勝手な憶測が囁かれてしまうことは避けられない。

昨年、絢香さんとゴールインした谷原秀人とて、そんな懸念とは無縁でいられなかったようで
7月の入籍後は「結婚してダメになったと言われたくない。彼女のためにも早く結果を出したい」と、
折りに触れて話していたものだ。

もっとも、彼の場合はすぐにそんな心配も吹き飛ばした。
9月の「アジアパシフィック パナソニックオープン」で、結婚直前の5月の
「マンシングウェアオープンKSBカップ」に続く年間2勝目。
目標にしていた初の賞金王にこそ届かなかったが、内助の功をみごと証明してみせたのだ。

そんな絢香さんの“あげまんぶり”は、海外にも届いていたようだ。
新年早々に行われたアジアVS欧州の対抗戦「ザ・ロイヤル・トロフィ」でのことだ。

2ポイント先取に沸くアジアチームは、代表してキャプテン尾崎直道とタイのプラヤド・マークセン、
そして谷原がホールアウト後の会見に臨んだ。
韓国のS.K.ホとのフォアサム競技で欧州チームのニック・ドハティとオリバー・ウィルソン相手に
大接戦の末に、1アップの勝利を収めた谷原に、開催地の地元紙バンコクポストの記者からこんな質問が飛びだした。

「谷原さん、あなたは結婚された昨年には日本で2勝。そして今日も奥様がコースに応援に
現れるなり勝ち星をあげられました。やはり、あなたもご夫人が“勝利の女神”であると思われますか?」。

確かにその週火曜日に、現地入りした途端に風邪を引いてしまった絢香さんは連日
頭に氷を置いて「早く治して応援に行きたい」と、大会前日まで宿泊先の
「シェラトン・グランデ・スクンビット」で回復につとめてきた。

その甲斐あって高熱も、本戦が始まると不思議と引いて、タイに来て絢香さんが
初めて会場に来られたのが大会初日だったのだ。

まさに愛妻の声援を受けての快進撃!
それにしてもまさか、タイに来てまでそんなことを聞かれるとは…。
予期していなかった質問に目をシロクロさせていた谷原だったがそれでも冷静に答えた。

「確かに、結婚したことで優勝に対する意欲がますます出てきたし、彼女のためにも良い成績を
残してあげたいっていう気持ちが良い方向へ作用しているのは確かです」とまずは
記者の言う“女神説”を肯定するコメント。

しかし、次の答えでは一人のプロとしてのプライドも忘れなかった。
「…でも、僕だってそれだけの練習やトレーニングをしているし、それだけの結果が出ても
おかしくないと思えることをしてきていますからね」。
確かに昨年の活躍も、家族の支えがあってこそ。
しかし男たるもの、それにも増して「自分の努力の成果である」と、ひとこと言っておきたかっただろうし
そう堂々と胸を張って言えるだけのことをしているという自負もあったのだと思う。

今回のチーム戦では年長の谷口徹を立て、最年少の石川遼を無言のエールで励まし
ダブルス戦で組んだS.K.とは互いに相手を思いやり、ミスをフォローし合い絶妙のコンビネーションで貢献した。
その末につかんだ大会初勝利に「このチームでみんなと戦えたことを誇りに思う。
みんなには、心から感謝したい」としみじみと語った30歳の表情には、円熟期にさしかかった
選手ならではの凛々しさに溢れ、さらなる活躍を予感させたものだ。
さてそんな谷原が今年こそ、初の賞金王で愛妻の献身に報いるか・・・。
新しいヒーローの誕生を、みんなが待ちわびている!!








遼君3R日没サスペンデッド暫定12位!

2009-11-14 09:37:17 | 遼君
遼は暫定12位タイ、最終日は23ホールに挑む


「三井住友VISA太平洋マスターズ」3日目は、朝から最大瞬間風速24.3m/sという
暴風と雨に見舞われ、2時間50分遅れでスタート。
午後1時20分に10番ティからスタートした石川遼は、序盤はガマンの展開を強いられる。

「10番のパットミスが響きました。練習どおりのストロークができず、手が緩んでしまった。
あそこから、練習してきたものが崩れてしまった」。
ピン左2メートルと絶好のバーディチャンスを逃した10番のミスパットを悔やむ石川。
その影響か、15番まで6連続パー。
それでも16番でこの日初バーディを奪うと、霧が出始めて視界が悪くなった18番パー5で
3オン2パットのバーディを奪い、2ストローク伸ばして後半へと折り返した。

だが、2番パー4のティショットが左の池に捕まり、5メートルのパーパットを外してボギー。
直後の3番パー5では3打目のアプローチを1メートルに寄せてバーディを奪い返し
日没が迫る中で粘りのプレーを見せる。
5番パー4のティショットを左ラフに打ち込み、セカンド地点に着いたところで日没サスペンデッド。
首位に5打差となる通算7アンダーの暫定12位タイで終え、明日は23ホールをプレーすることになった。

「このホールがカギになると思ったホールで何度もバーディが獲れなくて
離されるかな、と思っていたけど、何とかしぶとくプレーできて良かったです」と石川。
「まだまだ諦める位置ではないし、いいゴルフをして優勝争いをしたいですね」と
「1年前から目標にしていた」という御殿場での勝利に向けて意気込んでいた。

賞金レースを争う2人は…

3Rスコア途中経過 



3Rは明日7:30競技再開予定
4Rは明日 OUT8:45 IN8:50 スタート予定 (組み替えなし)










今日の紙面から

遼ピンチでスーパーセーブ


石川遼(18=パナソニック)が、たび重なるトラブルショットを乗り越えて71で回り
通算5アンダーの139とし、首位に5打差の13位と逆転圏に踏みとどまった。

11番パー5では3番ウッドのシャフトが木に当たり、18番パー5ではウオーターショット
いずれも失敗しながらも好アプローチでパーセーブした。
初日の1打差4位から後退したが、賞金王争いの中でも独自のコース攻略を貫き、「重圧なし」を印象づけた。


まさに「遼ワールド」だ。
11番パー5の第2打は残り230ヤードの右林の中から。
前方を狙えば、フォローでクラブが木に当たる。
安全策なら真横のフェアウエーに出す場面だ。
石川はアイアンと迷った末に、3番ウッドを握る。
打った瞬間、やはりシャフトが木に当たり、大きく弓なりにしなった。
球はフェアウエーを突き抜け、左の林のカート道へ。
第3打はグリーン横の木に当たってラフに落ちた。
そんなミスショット3連発の後、第4打をカップ横1メートルに寄せパーセーブしてしまった。

「いくつ打ったか分からないほど、長いホールになりましたが、結果、いいパーでした」。
本人は屈託なく振り返る。
意外にも映る3番ウッド選択の理由を
「アイアンだとアドレスが取りにくく、バックスイングで木に当たる」と説明。
もちろん思い通りのスライスがかかれば、グリーン近くに運べるのも計算済みだったろう。
「ほかの方向は選択肢になかった」。
バーディーの欲しいパー5でパーどまりに、後悔はなく、むしろ納得していた。

池田との賞金王争いが佳境になっても、重圧につぶされずに、自分のゴルフを貫く。
18番パー5では残り235ヤードのバンカーからグリーンを狙って池に落とした。
すると球がすっぽり水に漬かる状況で、果敢にウオーターショットに挑み、グリーン奥ラフへ。
「ミスショットでした」。
だが、下りで距離のない難しいアプローチを寄せ、ここでも超ナイスパー。
「明日につながるパー。ウオーターショットしたかいがあった」と笑った。
同組の鈴木が同じ池に入れ、迷わず池の後方から「第4打」ボギーにしたのと対照的だ。


 



この2ホールに象徴される小技の上達が、思い切った攻めを支えているといえる。
昨季と比べ、リカバリー率、パーキープ率、サンドセーブ率は数字もランクも上昇。
その自信が、最後まで賞金王レースを支えるだろう。

 



遼「目玉」攻略小技光る

石川遼は71どまりで、通算5アンダー139、初日の4位から13位に順位を落とした。
この日はフェアウエーキープ率50%にとどまるなど、前日よりショットがぶれた分、小技のうまさが光った。

3番パー5では、第2打がグリーン左手前のバンカーの斜面に直接突き刺さった。
いわゆる「目玉」で、左足はバンカー外に出すスタンス、さらにピンまで40ヤードと距離を
出さなければならない難しい第3打を、4メートルに寄せてバーディーとした。
「大きい声で『目玉なのにうまく打てた』と言いたかったくらい。
喜びが爆発しそうでした。実際は普通の顔をしていましたけど」

12番ではグリーン右のバンカーで再び「目玉」。
ここは「落としどころは3~4ヤード先しかなく、(3番と)まったく違うバンカーショット」。
それもうまく寄せて、1パットパーにおさめた。
バンカー練習で砂の中にわざと球を埋めて打つなど「目玉」対策もやっているという

今大会は各ホールともギャラリーがグリーンを見やすい“劇場型”コースと
なっていることもあり石川が最も好きな会場の一つ。
大会前に関係者にあいさつした際には
「いつかここでプレジデンツカップをやれたらいいですね」と話し
「そのためには僕ら選手が日本で開催できるよう世界ランク上位で頑張らないといけない」と活躍を誓った。
その自覚が粘りのゴルフにつながっている。



賞金レースを争う2人は

もし優勝できなければ・・・








~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「良い選手」の絶対条件(フリーライター)


土曜日、知人カメラマンが長年、撮影してきた作品を、
プロジェクターを使って上映するというので、鑑賞に出かけてきた。
場所はアパートの一室。食べ物は持ち込み式。
飲みたいお酒を、会場を提供している階下のお酒屋さんで購入する仕組みだ。

集まった人数は12~13人。息子さんがサッカーをしている親が多くいた。
J1クラブのトップチームに息子に持つ親もいれば、
息子が、U-17のワールドカップに出場している日本チームの一員である親もいた。
これから数時間後に始まるブラジル戦を、待ち焦がれている様子だった。

そうこうしていると、参加者の1人がこう訊ねてきた。

「スギヤマさん、良い選手の定義って何ですか?」

実は、その何日か前、僕もそれについて自問自答したばかりだった。
だから答えをあっさり返すことができた。

「空気が読める選手」
「頭が切れる選手」

ただ、自問自答したときもそうだったが、引っ掛かかったのは「良い」という日本語だ。
「良い」の定義である。
「凄い」ではなさそうだ。
クリスティアーノ・ロナウドやメッシのようなタイプではない。
「巧い」でもなさそうだ。
「賢い」が近そうな気もするが、いまひとつスポーティな感じがしない。


もう一つ、要素を加えるならば「抜け目のない選手」になる。
「頭が切れる」をもう少しサッカー的な言葉に置き換えた感じだが、これも絶対的な言葉ではない。
良い選手の定義を語るのは、思いの外、難しい。
しかし、そうした選手を探していると、該当者はなんとなく中盤選手に絞られてくる。
これでは「中盤サッカー」を揶揄する資格はなくなる(


それはともかく、良い選手か否かを見分ける方法は別にある。
前回のブログでは、岡田サンの喋りについて、意見を述べさせてもらったが、
それは選手についても同じことがいえる。
良い選手ほど喋りはイケる。
僕はそう思う。
話の中身が「面白い」。
逆に言えば、監督向きか否かは、現役時代の喋りであらかた判断できる。

石川遼クンが、サッカー選手だったら、監督に向いていると思う。
「あの喋り」は、「あのプレイ」に匹敵するものがある。
なにより「空気が読めている」し、サービス精神がある。

女子の宮里藍チャンや、先日、スポーツ大陸に出演していたその後輩の有村智恵も、
若いのにキチンと喋れていた。
ゴルフは個人競技。サッカーは団体競技。
ゴルフが大人とプレイする機会が多いのに対し、
サッカーは同年代の選手とプレイする機会の方が多い。
ゴルファーの方が、話術を磨く機会に恵まれているのかも知れないが、
サッカー選手はもっと努力する必要がある。

しかし、そうした視点でいまの日本代表を見ると「ホンダケイスケ」は例外になる。
この選手の喋りは面白い。
人を惹きつける喋りができる。
喋りを聞いただけでだけで「良い」選手だと言いたくなる。

で、僕が将来有望なサッカー少年の親なら、喋りも鍛えさせているに違いない。
人前でいかに面白いことを言うか。
気の利いたコメントを吐けるか。
今回のU17のワールドカップに、自分の息子さんを送り込んでいる
プロ野球解説者の高木豊さんが以前、僕にいったことをふと思い出した。
「つまらないコメントを吐いたときは叱ることにしている」。
それこそが「良い」選手への近道であり、絶対条件だと思う。


遼君2R5アンダー13位T!

2009-11-13 20:10:11 | 遼君
遼、池も林も何のその ピンチをしのいで上位キープ


「三井住友VISA太平洋マスターズ」2日目を、首位に1打差の4位タイで迎えた石川遼。
この日は初日に比べてドライバーとアイアンの精度に欠け、多くのピンチを迎えた。
それでも4バーディ、3ボギーの「71」にまとめ、通算5アンダーでフィニッシュ。
首位と5打差に踏み止まり、13位タイの位置で決勝ラウンドに臨む。

最初のピンチは、前半の3番パー5。
グリーン手前のバンカーに捕まった2打目は、不運にも目玉状態に。
ピンまで40ヤードと距離があり、砂も柔らかめで距離を合わせるのが困難な状況だったが
「振り抜きやすいスタンスにして、なるべく(クラブを)鋭角に入れた。
今までに経験のない打ち方だったけど、自分の感性を信じた」と、4メートルに寄せてバーディを奪う。

後半に入ってもピンチは続く。
11番パー5ではティショットが右の林へ。
アドレスはとれるものの斜め後方の木が邪魔となりフォローが満足に取れない状況だったが
シャフトを木に当てながらもショットを敢行。
だが、ボールはフェアウェイを突き抜けて今度は左側の林へ消え、カート道の上に。
救済を受けてラフから放った3打目は、グリーン前方にそびえる木を越すことができず
枝に当たり30ヤードのアプローチを残す。
この4打目を1メートルに寄せ、辛くもパーでしのいだ。

そして最終18番パー5。
左のバンカーから放った2打目は距離が足りず、グリーン手前の池へと落ちる。
ボールは縁から3メートルほど離れた位置に落ち
「これまで打ったウォーターショットの中で一番深かった」と、ボールは
水面ギリギリまで浸かっていたという。
だが、グリーンをオーバーしたものの見事に一発で脱出。
左足下がりの難しいアプローチが残ったが、2メートルに寄せてパーセーブ。
「明日につながるパーでした」と、ピンチから一転、決勝ラウンドへ弾みをつける結果へとつなげた。

「全体的には良かったけど、昨日の自分と比べてしまい、無理やり良い時の感覚を
取り戻そうという焦りもあった。
明日は、朝から新しい気持ちでプレーしたいですね」。
首位に5打差は、まだまだ逆転圏内。
決勝ラウンドでも大いに沸かせてくれそうだ。


2Rスコア  









今日の紙面から


遼4位好発進、進化示した


昨年初日首位発進の大好きなコースで、今年も石川遼(18)は4位と好スタートを切った。
前半の11番パー5で、2オンに成功すると、7メートルのイーグルパットをねじ込んで波に乗る。
14番からは3連続バーディーで、一気に首位に立った。
最終9番をボギーで、2年連続の首位発進こそ逃したが「すごく良かった」と満足げな笑みを浮かべた。

1年間の進化を見せた。
グリーン右前に池のある6番パー5では、左ラフからの第2打をグリーン手前に刻んでバーディーを奪取。
昨年はラフから強引に2オンを狙い、4日間のうち3度も池に入れた。
「池だけは絶対に避けたかった」と昨年の苦い経験をいかした。
将来を見据えて特訓するグリーン周りからの高さあるロブショットも3、17番で成功させナイスパーを奪った。

5歳のとき、今大会をテレビ中継で見て以来、富士山が見下ろし、紅葉の樹木に囲まれたコースが大好きになった。
スタート前には、大会前日の大雨の影響を防ぐため、関係者が午前3時からコース整備を始めたことを聞いた。
「いいプレーで恩返しをしたいと気合が入った」とコースへの思いを好スコアにつなげた。

約60万円差で追う賞金ランク首位の池田と4位で並んだ。
白熱した賞金王争いが期待されるが「池田さんは安定しているので、僕次第ですね」と控えめな言葉を口にした。
だが、右手痛を抱える池田とは対照的に、絶好調で不安はどこにもない。
「最終日に(池田と)戦えるように頑張る。
今大会の優勝争いは1年前から目標でしたから」と最後に本音を漏らした。

 

1R後のインタビュー



遼が観戦マナー訴えるビデオを放映


男子プロゴルフで人気の石川遼(18)らを観戦するギャラリーのマナー改善が
求められている問題で日本ゴルフツアー機構(JGTO)は12日、静岡県の太平洋クラブ御殿場で
開幕した三井住友VISA太平洋マスターズで石川らがマナーを守るように訴えた
PRビデオを初めて試合会場で放映した。

すでにJGTOの公式ホームページでも見られる映像は、会場に設置された数カ所のスクリーンで放映され
ギャラリーからは「こういう形でマナーが浸透していけばいいのでは」と歓迎の声が聞かれた。
ただ、初日のせいか「あるのも知らなかったし、気が付かなかった」の反応も。

石川は「ゴルフを初めて見に来てくれる人が増えるのはうれしいこと。
(マナーを)知っていただけたら」と効果を期待した。

この日4位につけた石川は「きょうは着信音が1回聞こえただけ」と気持ち良くラウンドした様子。
だが、パットを決めると他の選手のプレー中にもかかわらず、次のホールへ
駆けだすファンの姿もまだ見られた。

PRビデオは最終日の15日まで流され、JGTOは今季の残り試合でも
放映できるように大会主催者に依頼する。


太平洋クラブ御殿場コースの絶品フレンチトースト


アマチュアだった2年前に大会コースに隣接する御殿場ウエストの宿舎に泊まり、
支配人やスタッフと顔見知りになった。
コースとの相性も良く「本当にここはプレーしやすい」とホームコースのように愛着は深い。
お楽しみはプレー以外にもあり、レストランのフレンチトーストを
「1年間待ち遠しい」と心待ちにしてきた。
タイガー・ウッズも絶賛したという逸品。先週滞在した中国のホテルでも
フレンチトーストを食べたが「全然違う。絶品です」。
この日の朝もいつものように和定食とフレンチトーストを食べて出陣した。



遼の試合にパトカーで知人送迎の警部処分


京都府警は12日、プロゴルファー石川遼が出場した男子ツアーを観戦する知人らをパトカーで送迎したとして
交通企画課の男性警部(51)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分とした。

監察官室によると、9月25日、交通課長として勤務していた城陽署から、知人ら8人を自分で運転する
パトカーと署員に運転させた事故処理車に分乗させ、城陽市内のゴルフ場に送り届けた。
帰りも、警部がパトカーで署まで連れてきた。

警部は「親しい知人が困っていたので何とかしてやりたいと思い、冷静な判断ができなかった」と話している。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ミケルソン父子のゴルフ愛


先週、上海で開催されたHSBC選手権は、中国で開かれた初めての世界ゴルフ選手権大会だった。
最終日は世界ナンバー1のタイガー・ウッズとナンバー2のフィル・ミケルソンがともに最終組で回り
勝利を手にしたのはミケルソンだった。

間近に見る一流選手たちに興奮した人々は、撮影禁止の試合中にシャッターを切り
初日の第1打から邪魔されたウッズは、終始、ぶぜんとした表情だった。
一方、「チャイナの人々はすばらしい」を繰り返したミケルソンは、優勝争いの真っ最中でも
拍手や声援に「サンキュー」と笑顔で対応。
優勝会見では中国メディアから「アナタの温かい態度が中国における大人気の秘密ですか?」と問われ
「それは僕には答えられない」と苦笑する場面がほほ笑ましかった。

ギャラリーによる撮影は「隠し撮り」と言うより、むしろ撮影禁止であることを知らぬがゆえの「堂々たる撮影」だった。
静かに観戦すべしというマナーを知らず、動いたり走ったりする人も多かった。
ゴルフ熱は高まってきたものの、まだまだ知らないことだらけ。
そんな状況下にある上海のゴルフファンが、コース上で思わず足を止めて見入っていたものがあった。

それは、ミケルソンの父親が何年も前から米ゴルフ界で広めている潜望鏡。
棒状の筒の中にレンズと鏡が仕込んであり、二重三重の人垣の後ろからでも悠々と
ロープの内側を眺めることができる便利品だ。
ミケルソンの父親は人気者の息子のプレーをきっちり観戦したい一心で、従来の潜望鏡に手を加え
ゴルフ観戦向けに改良を重ねてきた。
米ツアーのビッグ大会では、すでにおなじみの必需品。
だが、中国の人々は初めて目にする不思議な黒い棒に驚き「これがあれば必死に走らなくていい」と感心していた。

米国選手の父親の息子への愛情が生み出した便利品が、ゴルフ発展途上の国に伝わり
いつかその国の観戦マナー向上に役立ってくれたら、それは立派な「ゴルフ外交」だ。

今週、その潜望鏡が日本の試合会場にお目見えするという。
ミケルソンは「父は父、僕は僕がやるべきことをやる」と言ったけれど、父の愛の結晶が海を渡り
アジアに波及していく様は、米国でジュニアスクールを主宰し、未来のゴルファー育成に
尽力するミケルソンのゴルフ愛と重なり合う。
息子はプロゴルファーとして、父親は人気選手の家族として、それぞれが「ゴルフ大使」を務める。
父子に共通するものは深く熱い思いだ。(ゴルフジャーナリスト)

遼君太平洋マスターズ1R4アンダー4位T!好発進!

2009-11-12 19:57:31 | 遼君
「ずっと優勝したい気持ちはある」遼、1打差4位発進


静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースを舞台に開幕した、国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の初日。
賞金ランキングトップの池田勇太を約60万円差で追う石川遼は、この日1イーグル・1バーディ・2ボギーのラウンド。
4アンダーでホールアウトし首位とは1打差4位タイと好スタートを切った。
また池田も石川と同じ4アンダーでホールアウトしている。


INスタートの石川は出だしの10番こそパーとしたが
11番パー5で残り約240ヤードを2オンしイーグル奪取に成功。
ガッツポーズも飛び出し幸先の良いスタートを切った。
13番パー3でティショットを右に外しボギーを叩いたが
14番でセカンドショットを1.5メートルにつけてバーディを奪取。
15番ではティショットが右のラフにつかまるがそこからチャンスにつけバーディ、
さらに16番では2メートルを沈めてバーディを奪い前半を4アンダーで折り返した。

この日の最高気温は10.6度。
午後になって体感温度もグッと下がってきたが石川は「寒いと思わないようにした」とプレーに集中。
1打1打に神経を注ぎベストを尽くした。
指先だけはさすがに冷たいと感じたが、これはカイロを2個使って克服。
我慢のゴルフを展開しパーを拾い続け、6番パー5で後半最初のバーディを奪い「初日首位」が見えてくる。
しかし、最終9番でティショットを右の林に打ち込んでしまいボギー。
後味が悪かったが「いいスタートが切れた」と4位タイ発進に納得の表情を見せた。

ライバルの池田も好位置につけたこともあり、最終日は2人の一騎打ちの期待がかかるが
「それは僕次第ですね」と石川は笑いながら答えた。
「池田さんは調子がいいですから」と謙遜するものの
このコースは幼いころからテレビで見ていた憧れの大会。
「ずっと優勝したいという気持ちはある」と思い入れは強い。
「まだ初日が終わったところ。決勝ラウンドとは違う攻め方が必要だと思うので
明日以降も今日みたいなゴルフをしたいです」と意気込みを見せた。

また、昨日の大雨にも関わらず完璧なコース整備がされていたことついて石川は
「これだけいいコンディションで出来るとは思わなかった」と驚きを隠せない様子。
「支配人に今日の午前3時から整備されていたと聞きました。こういうところで
いいプレーをするのが恩返しになる」と裏でトーナメントを支えている
スタッフの方に感謝し、期待に応えることを誓った。



1Rスコア  


今日はハーフでガンガン飛ばし絶好調
バックナインからは静かなプレーでしたが好発進ですね
このプレーが明日から始まるTVでハイライトで見られるか
明日BS-TBSで2時からOAです

みのさんの朝ズバッ!ではプロアマの様子が流れました
すっごい雨の中遼君はタオルでお顔ふきふき
女子アナとの約束もちゃんと覚えていて女子アナがリフティング5回をトライしましたよ
残念ながら3回しか出来なくて次回に持ち越されました
この女子アナだったか良く覚えてないがショートホールで初バーディーを獲り周囲は大興奮でした
明日が楽しみですね~






今日の紙面から

遼、「鉄の女」杉山愛流の無休トレ伝授

賞金ランク2位の石川遼は「鉄の女」から無休トレを伝授された。
11日の三井住友VISA太平洋マスターズプロアマ戦で9月に引退した元プロテニスプレーヤーの杉山愛さん
横浜の内川聖一内野手、プロ野球解説者の張本勲氏とハーフを回った。
杉山さんからは、走り込みと筋トレの日を1日ごとに分けて毎日休まずに肉体を
強化し続けることをアドバイスされた。

163センチと小柄な体を、妥協なしの練習でカバーした杉山さんは世界最多の4大大会シングルス
連続62回出場を誇り世界の第一線で15年間活躍を続けた。
石川自身も8月の全米プロから、来月の最終戦日本シリーズまで17週連続出場中で
来季も日米ツアーの掛け持ちとタフな日程が続く。
「勉強になった。ぼくも(試合後の)日曜日もトレーニングをした方がいいかな」と刺激を受けた。
一方で杉山さんも「初めて会ったがオーラがある」と石川の存在感に感心していた。
石川は「張本さんとは何度かプレーさせてもらって、いつもカツを入れられている。
杉山さんと内川さんは、ともに尊敬できるアスリート。いろいろ話せて良かった」と収穫を口にしていた。


プロ・アマチャリティトーナメントが開催されました 

プロアマ終了後のインタビュー(遼君はラスト3番目)

プロ・アマトーナメント 遼くんと(^-^)v


強いゴルファーになるわな~

常に1年後、2年後を見て




大きな疑問


今年、石川遼にとって海外挑戦は大きな意義があったと、つくづく思う。
彼の欧米での試合はすべて取材し、今回の上海でのHSBC選手権でも間近に見てきたが、それらを通して
石川遼自身も彼を眺める世界の評価も、格段に向上したのは間違いない。

ただ、そうなった今でも、いやいや、そうなった今だからこそ、ずっと疑問に感じていることが1つある。
それは、石川が今、一番必要なことは何だろうということだ。
彼のゴルフをもっと高い位置へ押し上げていくために必要なのは、果たしてドライバーショットの
腕を磨くことなのか、それともパットを含めたショートゲームの精度を上げることなのか。
これは、ちょっとやそっとでは答えが出ないと思う。

現在の石川の飛距離は、世界の舞台で十分に通用すると私は思う。
しかし、上海で4日間を終えたとき、石川はやっぱりドライバーの飛距離において世界との差を感じていると語り
「遠くに飛ばして、ショートアイアンで狙っていってというのを、もっとやらないと……」と言った。
なるほど。そのスタイルは確かにタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンといったロングヒッターが
強みとしているところゆえ、石川がさらなる飛距離を身につけたら、そりゃあ大きな武器になる。

だが、今年の海外試合において、石川がスコアを落とす原因になった多くはグリーン周りだった。
そして、その点も石川はしっかり認識しており、今後の課題を問われたときも
「アプローチの距離感。応用力が必要。いろいろなライに柔軟に対応して、リカバリーして
セーブできるようにならないと」と答えた。
そう、アプローチのバリエーションアップと精度のアップは、絶対的に必要だと私も思う。

で、問題は、ドライバーとアプローチのどちらの練習の比重を大きくするべきか、である。
練習なしにうまくなることはありえないから、どちらも練習は必要なのだが、ビッグスターゆえ練習時間に
限界もあるし、アプローチばかりに気を取られ、肝心のドライバーの飛距離や精度が落ちてしまうようなことが
あれば、おそらくは彼のゴルフにおける「遼くんらしさ」が失われてしまう。
それは、本人にとっても本意ではないだろうし、ファンにとっても魅力が半減というところであろう。

しかし、世界を相手に戦う上で一番の武器になるのは、やっぱりショートゲームなのだ。
どんなにショットが良くても、どんなに飛距離が出せても、必ずミスは出るもので、そのときにどう対処できるか
どうリカバリーできるか、どれだけセーブできるか。
あるいは、ピンチをどうやってチャンスに変えられるか。
それらの決め手は必ずショートゲームなのだ。

タイガーだって、パットが悪ければ、スコアや順位も悪くなる。
「とにかく今日はパットが入らなかった。それだけだ」なんてコメントを、今年、メジャーでも
上海でも、聞かされ続けた。
今季のタイガーはショットはほぼずっと好調を維持しており、優勝した大会ではパットが良く
優勝しそこなった大会ではパットが悪かった。
だから、本当に彼のコメントのとおり、「パットが入らなかった。それだけだ」なのである。

となると、やっぱり石川がこれから比重を上げるべきは、アプローチとパットの練習なのだろう。
しかし、ドライバー中心のイケイケ・かっ飛ばしゴルフという色合いが薄れてくると、「らしさ」の
喪失や低下が彼のモチベーションまで低下させはしないだろうかと、そんなことも心配になってくる。

だから、どっちがいいのか、どうすべきなのか。
これは大きな疑問であり、難題だ。
この難題をどう解決するか、解決しうるかどうか。
おそらくは、そこが石川が正真正銘の「世界のリョウ」になれるかどうかの分かれ目になるのではないか。
そう思えてならない。(ゴルフジャーナリスト)






遼君 明日太平洋マスターズ開幕!

2009-11-11 19:41:03 | 遼君
遼、“世界の愛”とラウンド一流の言葉に刺激受けた

国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」が静岡県にある
太平洋クラブ御殿場コースを舞台に12日(木)に開幕する。
この日は著名人、芸能人が多数参加する恒例のプロアマ大会が行われたが
あいにくの雨で9ホールに短縮しての開催となった。

石川遼は張本勲氏、横浜ベイスターズの内川聖一、そして今年現役引退した
元プロテニスプレーヤー杉山愛さんと同組でラウンド。
張本氏とは以前にラウンド経験がある石川だが、内川、杉山さんとは今回が初めて。
雨が降ってテンションが上がったというラウンドは終始和やかな雰囲気。
杉山さんにはトレーニングについて質問を投げかけ、「毎日いろんなトレーニングをやるのではなく今日は走る、とか、
明日はウエイトをやる、とか1つに決めてハードにやった方がいい」というアドバイスをもらった。
競技は違えどその道の一流の言葉に「自分は視野が狭いなと感じますね」とおおいに刺激を受けたようだ。

石川自身もトレーニングの重要性は理解しており、トーナメント中でもハードなトレーニングを自らに課している。
「HSBCチャンピオンズの時、アンソニー・キム(米国)、ダニー・リー(ニュージーランド)が同じホテルで
下半身のトレーニングをよくやっていた。
あんなに華奢に見えても、かなりハードにトレーニングをしている」と中国遠征でさらにその思いは強くなっている。
長年日本テニス界の顔として世界と戦い続けた杉山愛のように、そして憧れの舞台で戦い続ける
世界のトッププロに近づくために、石川遼の歩みは続く。

予選第1ラウンドの組み合わせは、石川がブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、鈴木亨と
同組で9時35分に10番スタート、石川と賞金王を争う池田勇太は小田龍一、丸山大輔と同組で9時15分に10番から
今田竜二はワールドカップでタッグを組む藤田寛之らと同組で9時25分10番スタートとなっている。


石川遼が「練習で頑張らないと、ああいう笑顔は出ないんだ、と」
 


今朝の朝ズバッ!に遼君がでまして
昨日の練習ラウンドでロブショットをしてる様子が流れました
そして遼君からみのさんに質問をしてました
「朝早くからの仕事をしててそれを何年も続けていて今の僕と似たところはあるのですが
どうのように体調を維持してるのか教えていただけたらなって思います」
に対して「それは・・いや~一席設けてくれたら・・」なんて酒好きのみのさんらしい答えでした
女子アナのお二人はプロアマに参加するようですが雨が相当凄いですよ~
数日雨模様ですが中止にならない事を願ってますよ

今日は早朝からフレンチトーストを頂く遼君がブログ三井住友VISA太平洋マスターズを更新しましたよ



太平洋マスターズ昨年のつぶやき・成績・ファッションです
6番コースの池ポチャを今年は難なくクリアしてくれるでしょう





今日の紙面から


遼、ヘリコプターロブショット習得へ

石川遼(18=パナソニック)が「ヘリコプターショット」の習得に乗り出した。
三井住友VISA太平洋マスターズは12日、静岡・太平洋C御殿場Cで開幕する。
10日の練習ラウンドでは、ピンまで10ヤード以内から6メートルほどの高さに上げるロブショットの練習を徹底。
前週のHSBC選手権で、ほぼ真上に上がるショットでピンそばにピタリと寄せる
世界のトップ選手の技術に刺激を受けた。
残り4試合に史上最年少賞金王をかけるが、将来を見据えて緊急導入を決意した。

球はヘリコプターのように真上に舞い上がった。
アウト1番からの練習ラウンド。石川はピンまで10ヤード以内のグリーン周りから
6メートルほど上がるロブショットを繰り返した。
15番まではパターも握らず、ひたすら「ヘリコプターショット」を磨いた。

世界のトップに刺激を受けた。
前週の世界選手権シリーズ・HSBC選手権で、予選同組だったキム、グーセンはピンまで
10ヤード以内で高いロブショットを多用。
「予想の2倍以上の高さ(約6メートル)で真上に上げて止める。びっくりした」。
必要性を痛感し、同選手権の朝の練習から毎日30分、練習に取り組んでいた。

難度は高い。
沼沢聖一プロは「フェースを開いて、思い切りヘッドをすべらさなければならない。
ミスをすればショート、オーバーにつながる」と解説する。
今季は残り4戦。
賞金ランクも首位池田に約60万円差の2位と賞金王争いのまっただ中でリスクはあるが
石川は「勇気はいる。でもチャレンジしないと。(使えれば)思い切ってピンを攻めていける」
と将来を見据え、即導入を決めた。

ルールを統括する英国のロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ(R&A)は、
来季からクラブのフェースにある溝の体積や溝の縁の鋭さを制限することを決めている。
ラフからのショットはスピンがかかりづらくなるだけに、「ヘリコプターショット」の
習得は来季に向けてもプラスになる。
この日までの徹底練習で、すでに手ごたえもつかみつつある。
「火曜日としては、今季一番、体が動いた。海外帰りの不安もまったくない」。
アマ時代から3度目の出場となる大好きなコースでの今季5勝目に自信を深めていた。



  

 



遼君のパッテングが世界トップクラスだとは凄いわ~

石川遼選手、世界の舞台で17位に





ツアープレーヤーたちのムードメーカー・・丸山茂樹(08.11)

今年、秋から9年ぶりに腰を落ち着けた日本ツアーは「まるで浦島太郎状態」。
まず、選手の顔ぶれが違う。「前は、クラブハウスでペコペコ頭を下げてばっかりだったのに・・・」。
すっかり一新されて、「いまはクラブハウスで挨拶をされる側に」。
自分より年上の選手は数えるほどしかいないという若返りようだ。

同時に目を見張るのは若手選手たちの「ウェアが派手なこと」。
確かに、自分もアメリカに渡る前はそうだった。
けっこう派手なデザインを堂々と着こなしていたが、「いまは、べージュとか黒とか紺。
地味な色ばっかり選ぶようになった」という。

9年間のアメリカ生活が自然とそうさせた。
「衛生中継とか見ても分るとおり、向こうの選手はみな本当に地味なんですよ」。
その中に、グリーンや赤のパンツを履いて登場すると決まって言われたのだそうだ。
「ワオ いったい君に何が起きたの・・・って。
派手な色を着ると、向こうでは頭がどうかしちゃったのかと思われちゃうんです」と
苦笑いで打ち明けたのは先の「The Championship by LEXUS(レクサス選手権)」の
土曜日に行われたトークショーに、トヨタ所属のホストプロとして参加したときのことだ。

やはりホストプロとして参加した近藤智弘のこの日の衣装は真っ赤なセーターにピンクのチェックのスラックス。
しげしげと眺め回した丸山は、「今日の近ちゃんの格好は、アメリカなら確実に“オーマイガット”」と
冷やかしつつ「でもいいよねえ。似合ってるし、やっぱ可愛いもん、爽やかだもん。
俺は来年40歳で、老けていくばかりだよ」。

「いやいや、先輩もまだまです。頑張ってくださいよ」と近藤に励まされてたちまちあのスマイル。
「そうぉ~ じゃあ、来年は俺もピンクとか履いちゃおうかな」。
会場は爆笑の渦に包まれた。

本人も言うとおり、確かに服装は今の流行に比べると地味なほうだがその存在感は際だっている。
本人は「挨拶される側になってしまった」と言ってはいるがクラブハウスの彼を見ていると
むしろ若手にも自らが歩み寄り、積極的に声をかけて回り、必ずひとことギャグや冗談を差し込んで笑わせている。
丸山が行くところ、どこも笑顔が絶えない。
間違いなく、いま一番のムードメーカーだ。

あとは“本業”の復活を待つばかりだが、それもそう遠い話ではない気がする。
本場で失った自信は回復の兆しを見せ、ため込んだストレスもホームツアーに留まったことで
徐々に解消されつつある。
今週のダンロップフェニックスは、先週のアジアンツアーからの国内復帰戦。
宮崎で、マルちゃんスマイルが花開くか・・・


遼君太平洋マスターズ18H元気に練ラン!

2009-11-10 20:23:20 | 遼君
石川遼、賞金王へ富士の麓で大一番に挑む 


国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」が静岡県にある
太平洋クラブ御殿場コースを舞台に12日(木)に開幕する。
先週、中国上海で開催された「WGC-HSBCチャンピオンズ」に出場し、昨日帰国したばかりの
石川遼は移動の疲れも見せず精力的に練習ラウンド。
当初はOUT9ホールの予約しか入れていなかったが
「火曜日にここまで体調が良かったのは今シーズン初めて」と体調の良さを実感すると
INコースの9ホールを追加し、そのまま18ホールをこなした。

この日の練習ラウンドではグリーン周りのアプローチとバンカーショットを中心にコースを確認。
特に「HSBCチャンピオンズ」で同組でまわったアンソニー・キム(米国)、レティーフ・グーセン(南アフリカ)が
アプローチで多用していたロブショットに多くの時間を割いていた。
「世界のトップはロブショットを多用する。ロブの技術の差を感じて練習しないといけないと感じた」
と話し、今大会で使用する可能性はあまり高くないとしながらも将来を見据えて早速この練習ラウンドから取り入れた。

富士桜カントリー倶楽部で開催された「フジサンケイクラシック」と並んで強い思い入れを持つ今大会。
「アマの時からプロに混じってプレーしたコースですし、スタッフの方々にもお世話になった。
思い入れがあるし、コースコンディションも良いので楽しみです」と気合いは十分。
攻略のカギとなるホールには昨年4ラウンド中3ラウンドで池ポチャした6番パー5を挙げ
「良いショットをすれば2オンも可能なので、とにかく池には入れないように」とリベンジを誓った。

「賞金王のチャンスがある位置なので、最終日優勝争いに加われるようにしたい」今季は残り4試合。
右手首痛のため出場が危ぶまれていた賞金ランキング首位の池田勇太も現時点では出場を予定している。
史上最年少賞金王に向けても、思い出のコースで足踏みをする訳にはいかない。
日本男子ツアー頂点へのラストスパートは富士の麓の大一番から始まる。


今日の夕刊にポピーの広告がはさまれてました
遼君の画像が載ってて驚きました
NET検索したら↓を見つけました
今年の誕生日にメッセージを送っていました

スポンサー契約の新聞掲載
9月17日のメッセージ

火曜日の午後はペアリングが発表になる日です
片山プロは風邪で欠場です
遼君はインコース9:45スタートですよ

太平洋マスターズのペアリング

明日はプロアマ戦ですね
豪華な顔ぶれで遼君はどなたとプレーをするのかな
この様子は最終日にハイライトで流れるようですね~
楽しみです

昨年のプロアマ








今日の紙面から

遼宣言「賞金王でマスターズに行きたい」


プロゴルファー石川遼が、賞金王による来季マスターズ出場権獲得にこだわりを見せた。
9日、上海開催で17位に入った世界選手権シリーズ・HSBC選手権から帰国。
羽田空港で会見し「世界ランクは後からついてくるもの。賞金王でマスターズに行きたい。
数少ないチャンスを逃したくない」と強い決意をみせた。

石川は8日付の最新世界ランクで36位から自己最高34位に浮上。
35位のままの池田勇太を抜いて、再び日本人最高位となった。
今後、日本ツアー残り4戦すべてに予選落ちしても「09年末時点の世界50位以内」での
来春のマスターズ出場権獲得の可能性は高い。

しかし、世界ランクは他選手の動向に左右されるもの。
それよりも、石川は同出場権の1つ「特別招待」に慣例で適用されてきた
「前年日本ツアー賞金王」こそ“自力出場”の証明だと考えている。

現在賞金ランクは首位池田に約60万円差の2位。
「経験が浅いので、怖いもの知らずがあってもいい。ここまで来たら恐れるものはなにもない」。
重圧のなさも強みに、最高のフィナーレに向け歩みを進める。



丸ちゃん写真撮影「マスターズ方式」提案

 
丸山茂樹(40=フリー)が、試合会場でのカメラ使用について「マスターズ方式」を提言した。
9日に、都内のキヤノンギャラリーで開催中のカメラマン宮本卓氏の写真展に、トークショーのゲストとして登場。
石川遼の人気などで、最近はギャラリーのカメラ使用のマナーが問題になっている件で
「練習日やプロアマ戦の日を全面開放して、写真も取り放題にすればいい。
その代わり、試合に入ったらきっちり規制することを理解してもらえれば」と力説した。
メジャーのマスターズでも同様のスタイルをとっている。
丸山は「このままだと、遼クン本人が困ってしまうから、協力してほしい」と訴えた。
丸山は前日までのレクサス選手権で3位と復調気配、12日からの三井住友VISA太平洋マスターズにも出場する。








WGC、初の中国開催の意義


水曜日に上海・虹橋空港に着いてタクシーに乗り込み、「Sheshan Golf Club」へ行ってくれと
言っても、運転手は全く要領を得ない。
「HSBC、タイガー・ウッズ、ゴルフトーナメント」と言っても、困った顔をして首を振るばかりだ。
だが漢字で書くと途端に合点し、「しぇしゃん、ゴルフ」と言って元気に車を発車させた。

空港からコースまでは30分程で着くが、その運転の荒いこと。
3車線の高速道路を、ウィンカーも出さずに車の間を縫うように飛ばしていく。
というより、クラクションを鳴らしながら、遅い車を蹴散らしていく。
怖くなってシートベルトをしようとしたが、見当たらない。
仕方なく、天井から出ているバーにしがみついて気を休めた。

今週、アジアで初めてのWGCイベントが開催されている。
コースでも、現地の警備員やボランティアスタッフはほとんど英語が通じず、どの程度このイベントの事を
理解しているのか定かではないが、タイガー・ウッズは「中国にとってだけでなく
アジア全体にとって意義のある大会」と位置づける。

もちろん、他の大会と同じようにギャラリーによる写真撮影は禁止されているのだが
「途中までカメラ禁止とは気付かなかった」と石川遼は振り返る。
「でも、あれだけの人数だと、注意する人の数と比べて…、もぐら叩きみたいですね」と半ば諦め顔だ。
それでも、中国でゴルフがまだまだ認知されていないと考えれば、仕方のないこと。
それを広めるために、このイベントが大切な意味を持っていることも確かだろう。

とはいえ、日本では見当たらない規模のコースや、ウッズ、石川を見て目を輝かせている群集を見ると
ここでゴルフが根付くのもそう遠い未来だとは感じられない。
もしかしたら、2016年のオリンピックで金メダルを獲るのは今は無名の中国選手かも知れないと空想した(09.11.6)