Kereta dan Kucing

・・・猫と懐かしい列車に出会う旅・・・

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高架化工事中の台中駅構内で眠る”ワキ1”

2013-05-20 23:57:54 | 台鉄・糖鉄保存車巡り
ここ数年、台鉄各駅で高架化や地下化といった立体化計画が徐々に進められていますが、最近になり日本時代
からの由緒ある駅舎で有名な台中駅でも、ご多分に漏れず高架化に向けた工事が開始されてしまいました。

街のシンボルでも有る駅舎は高架化後も残るでしょうが、この地平ホームが失われてしまうのは寂しい限りです。

先日の訪問時、台中駅からバスに乗るついでに、工事が開始された構内の様子を観察していたところ、
高雄寄り構内の外れにて、工事中の建設資材や重機に紛れ、何やら怪しげな貨車らしきモノを発見。

怪しげな放置車両を一度見てしまうと、どうしても近くに行きたくなる性分、バスに乗るには若干時間が有った
ので、早速この車両が置かれている場所を探しに出掛けてみる事にしました。

賑やかなロータリーと立派な駅舎が印象的な台中駅とは裏腹に、細い道に面しひっそりと佇む台中の後駅。

簡素ながら趣き有る駅舎が特徴的でした。駅前通りも小さなお店が並び、いかにも下町といった雰囲気です。

駅から線路伝いに行けば直ぐ分かるのでは?と思ったのですが、実際には小さい道が迷路のように入り組み、
予想以上に迷った挙句、やっとそれらしき場所に到着しました。

高架化工事自体は地上設備の撤去が終了し、橋脚の基礎となる部分の設置を進めている様子です。

更にその先を入ると、工事関係者用と思われる駐車場の中に、古そうな貨車が鎮座しておりました。

貨車はダルマ状態かと思いきや、きちんと下回りも付いている様子??横の倉庫も良い味を醸し出していますね。

やがて近づいてみると、正体は国鉄ワキ1形と同型で日本時代から活躍していた”25C10000形”です??

一体何時の間に出現したのか?と思い、帰国後に貨車に書かれていた”25C10024”の車号をググってみたところ、
この古い倉庫群は高架化工事前まで”20号倉庫”という名称で展示空間として再活用されていたらしく、貨車も
その施設に取り込まれ、施設の一部となり活用されていたとの事でした。

それが、どうやら高架化工事の開始と同時に一部解体された為、活用されていたこの車両を遮るモノも一部撤去さ
れ、偶然にも発見出来たようです。しかし車埕駅構内でしか保存されていないと思えたこの車両が、まさか台中駅
でも永らく保存されていたとは・・・・!!台湾には私の知らない保存車両がまだまだ眠っていそうですね。

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