★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

観光客になって。。。

2006-08-13 08:39:03 | Weblog
ケーブルカーから望むグレート・ゴージ

突風のごとく姪っ子の一人がやってきました。ニューヨーク市からの準日帰り旅行です。『準』と付けたのは日帰りとあまり変わりない慌しさだったから。
こういう状況の時日本には「何処其処へおしっこしに行く」と言う表現があると娘にいうとすぐ、「じゃァT子はウンの方も出来るわけだ」とのたまいました。当のT子は日帰りを考えていたのですが。
で、時間を有効に使うべく、何をしたいのか、見たいのか前以てE-メールで確認し予定を立てました。
滝を上から見下ろしたいというので、先ずスカイロンタワーでお昼です。
回転レストランとは時間が合わず回転しない方のサンミット・スイートでバッフェ。
レストランに着くと、顔見知りのMaitre D'(支配人)がグループ料金にしてあげると向こうから言ってくれるでは有りませんか。私は顔を売って歩くタイプではないので、こんなことがあると特別嬉しいのです。
席も滝を正面に見下ろせる場所だし、天気も良く上等でした。
次は彼女が乗ってみたいと言っていたケーブルカー。
この日は連休の日曜日、至る所人、人、人の行列でしたが、幸いここでは十分位待っただけで順番が来ました。最近名前を変えてWhirlpool Aero Car(ワールプール・エアロカー)になったこのケーブルカーは大きな渦巻きの淵(Whirlpool)の上を往復します。
写真はケーブルカーから見下ろした渦巻き、裏写真はケーブルカーから見た、淵の上流のグレート・ゴージと呼ばれる急流です。
久しぶりに観光客になって楽しいひと時でした。
暑かったし、一旦家に帰り冷たいお茶を飲んで一休みです。
ぐっすり寝込んでしまったT子を起こして次の行動はナイアガラ・オンザ・レーク…ところが駐車の余地も無い混み具合で、この愛らしい街は素通りしワイナリーでT子希望のアイスワインを味見しました。
まだお腹も空いていないし、カナダの田舎風景をドライブして回り、ちょっと散歩もしたりして、夕方は家族のことなどおしゃべりで時を過ごし。。夜の更けるのも忘れて、と言いたいところですが、翌朝がもの凄く早かったのでホドホドに切り上げた次第です。
そんなわけで私がこの姪に出した注文は今度来る時はもう少し時間を取って、且つ週末は避けて、です。
カナダには日本とは違う連休が有るのです。旅行会社でもそういう連休を知らずに企画し添乗員やガイドは冷や汗ってこともしばしばありました。
ここはそういう連休に当たったら、高速道路が駐車場のようになってしまう観光地なのですから、地元の人間は滝の方へは出ないようにしているくらいです。

この日は広島の61年目の記念日でした。忘れてはいけないことを私達は二人ともすっかり忘れていました。

姪から無事帰国の報せを受けた日、英国ロンドンでのテロ行為が未然に防げたと言うニュースでTVは賑わっていました。そのため各空港は警備が厳しくなりてんやわんやのごった返し。一足先で良かったと胸を撫で下ろしています。

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カナダの連休 (あまもり)
2006-08-14 14:40:07
なるほど、その国その国のカレンダーは必ずチェックしなければいけないということですね。

そう言えば、韓国の学生が旧正月休暇を利用して大阪のUSJに遊びに行きたい。誰か同じような学生の案内人がいないかと知人から訪ねられたことがありました。日本のこの時期の学生達は授業があり一般人も仕事で休暇中ではないから難しいと伝えたことがあります。

国々の週間、風習を知った上なら一段と楽しい観光になりますよね。

しかしトンボ帰りとは言いますが「何処其処へおしっこしに行く」と言うのは初めて知りました。

四国の鳴門の渦潮見学には観光船が出ていますが、このナイアガラの滝の渦潮は雄大。とても船は無理ですね。

ケーブルカーはいいですね。一度乗ってみたい。
凄い舟も。。 (serena)
2006-08-14 20:34:54
出ていますよ。

上流のゴージは舟は絶対ダメなので、下流のナイアガラ・オンザ・レークから、ジェットボートというので上って来るのです。

あまもりさんなら楽しめるかも。。

私は勇気がありませんが、乗った人曰く「最も有効に使った40ドルだった」と。

渦巻きに入ったらエンジンを停めて渦巻きの流れに身を任せるようにして回れ右、合羽を着て乗りますが全身びしょ濡れ(下着まで)になるそうです。



外国を旅行する時はその国の連休とか祝祭日とか知って行くべきですね。銀行が閉まっていることを怒っていた人もいましたが、「あなたが世界の中心ではない」と言いたかったです。
特別扱い (Masakato)
2006-08-16 17:43:35
韓国で、すでに博物館が閉まっているのに韓国の社会的にに有名なエスペランチストの鶴の一声で開けてもらえました。ウズベキスタンでも中を登るのを禁止されているminaretoにやはり鶴の一声で入れてもらえました。私は特別扱いされては居心地が悪いので遠慮したいのですが。

そういえば京都御所の一般公開していないところも、宮内庁に願いを出して数ヶ月待たされるのですが、外国人や町内会長だとかは次の日に許可が出ます。私は外国人エスペランチストの通訳として、その外国人と一緒に前の日に手続きすれば入れます。でも通訳者証明書をでっち上げるのが面倒くさいです。
Masakatoさんへ (serena)
2006-08-16 21:15:56
コメントありがとうございます。

確かに「私は特別扱いされては居心地が悪いので遠慮したいのですが。」は同感です。

特に普通はダメっと言う所は。それも顔が利くと言うことなのでしょうけど。

世の中には例外が多いということなのでしょうね。

でも、何かスッキリしないものがありますね。

船でずぶ濡れ (Masakato)
2006-08-17 02:29:10
ネパールの国際ヒマラヤ合宿で川下りをしました。救命胴衣をつけます。よく人が川に落ちるのです。私は落ちませんでしたが、最初の荒波でパンツまでびしょ濡れ。一度ずぶ濡れになったら、恐いものなし。終点に着いたら時計と眼鏡と救命胴衣をはずして、そのまま泳ぎました。あとは大岩に大の字になって

自然乾燥を待つ。砂がパンツの中に入っていても気にしない、気にしない。