★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

横断歩道を渡る時 September 05, 2005 14:44

2005-09-05 03:44:24 | Weblog

滝に近いとある交差点で左折のため信号を待っていた時のことです。私達と並んで歩行者の一団も信号を待っていました。その人々に混じって東洋人の母子が一組、若いお母さんと6-7歳の女の子、も居ました。
信号が変わって、人々が歩き出すとその母子は走り出したのです。急いで渡ろうという走り方ではなく遊びの走り方で、横断し終えると二人はいかにも楽しそうに「ドッコイショッ」と言う感じで止まり笑い合っているようでした。その光景は仲の良い母と子の楽しいお付き合いなのですが、この若いお母さんは場所を考えるべきだと思ったのです。
瞬間的にあの母子は日本人に違いないと思いました。日本人には「カナダの信号は変わるのが速いから。。」と言う口実で、走って渡る人が多いでのす。転ぶと危ないから止めてください。と私はよく言います。歩行者が歩いているうちはたとえ信号が青になっていても車は出てきません。これは日本でも同じでしょう。急いでくれ!と警笛を鳴らす人は居るかもしれないけれど、ですよ。
慌てないで、だけど急いで渡って、ということの意味が判らないらしいのです。
おしゃべりに気を取られダラダラと渡る人も結構居ます。そこで、急いでください、と言うと走り出します。
走らないで、という私の注意が終わるか終わらないうちに転んだおじいさんも居ました。渡りきって、カーブに上がろうとした時に足が十分高く上がらず躓いてしまい、掌をすりむいてしまいました。血だらけになった掌は痛かったでしょうが、それ以上に私の注意を聞き入れなかったことが口惜しかっただろうと想像しました。
横断歩道を渡ることを遊びと看做しているようなこの若いお母さんに「真面目にやってよ」言ってあげたい思いでした。駆けっこはもっと安全な場所で、例えば公園とか運動場とかですべきであって車の行き交う交差点ですべきものではない、特に子供にそう教えるべきではないと思うのです。
写真は半分紅葉した楓の樹。向こうに見える車の列は国境を越えるため、入国手続きの順番待ちをしている列です。9月2日撮影

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4 コメント

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Unknown (glimi)
2005-09-05 09:40:49
 真っ赤に燃えた楓が見たい!

 どんなに綺麗でしょうね。
紅葉は (serena)
2005-09-05 10:29:37
あれよあれよと言う間に最盛期になります。

3分染めだ、5分染めだ、と言っている期間の流れ去る事の速いこと!

私は真っ赤よりもちょっとオレンジっぽい赤が好きです。ピンクの紅葉もあります。桜の花のようなピンクではないけれど、ピンクっぽいオレンジ色といってもいいでしょう。これも変わっていて好きです。

紅葉の期間はマチマチですが、大体9月下旬から十月上旬を狙って来てください。南に位置するナイアガラフォールスは十月下旬でもまだ大丈夫でしょう。
不謹慎!! (lignponto)
2005-09-05 15:47:08
横断歩道でかけっこなんて不謹慎です!!

どこの国に行ってもそんな事をやっている人を見たことがありません。何かあったらどうするんでしょうか。
lignpontoさん (serena)
2005-09-05 20:29:22
私もそれを言いたいのですよ。