Sera の本棚

感動した本のことや映画を見たり、コンサートへ行ったりした感想、高槻の写真など記録できたらいいなあと思います。

歩こう会ー京都川島織物見学

2024-07-19 12:42:08 | 旅行

昨日は高校の同級生主催の歩こう会に参加しました。今回は京都の北にある川島織物の工場見学です。同級生がこちらで働いていたので企画してもらえました。四条烏丸にある大丸で待ち合わせ。地下鉄とバスに乗って京都市左京区市原に着くと街中より気温が2~3度低いと感じました。先ずは「小町寺ー補陀洛寺(ふだらくじ)」へ行きました。

小野小町の終焉の地だそうです。

小町寺にある銘木の檜、13本出てるそうです。

大きくて立派な檜です。

小町供養塔です。

「姿見の井戸」という湧き水の跡です。京都検定準1級の友達がいるので詳しく教えてもらえます。

いよいよ川島織物セルコンの見学です。広い敷地です。この建物の2階でまずはビデオ鑑賞。川島織物は1843年(天保14年)創業で【インテリア・室内装飾織物】カーテン、カーペット、壁装、インテリア小物などの製造販売・室内装飾工事【呉服・美術工芸織物】帯、緞帳、祭礼幕、和装小物などの製造販売をされています。京都祇園祭の祭礼幕なども作られています。現在テレビ放映されているドラマ「西園寺さんは家事をしない」の美術協力をされたそうです。

そして工場見学ですが、案内してくださる女性の声がよく聞こえるようにイヤホンを貸していただきました。写真撮影はできないので写真はありません。移動するときにツバメの巣を沢山見かけました。こちらの巣にはヒナが3羽。工場でツバメの巣を見守っておられるのは優しいなと思いました。緞帳のおられているところを見学しました。大変な作業です。面白いので機会があればぜひ見学してください。織物と染物、織物は静かな涼しい環境で1人で織られていたり、緞帳は横に並んで沢山の方と織られるようです。染物は暑くてちょっと大変だなと思いました。普通は分業作業で染物と織物など会社がわかれていますが、川島織物はすべて自社で完成されています。デザインから検品まですべてされています。

次は川島テキスタイルスクールの見学です。生徒さんがいろいろ学んでおられます。こちらは居住施設としてドミトリー(寮)と食堂を併設されています。建物は日本を代表する建築家内井昭蔵氏による設計だそうです。ワークショップをされているので友達が興味を示していました。

緑も多くて気持ちの良いところです。

次は川島織物文化館ー国内最古の企業博物館です。素晴らしい作品が展示してありました。1889年のパリ万博で金賞を受賞されたそうです。立涌文様について説明してくださいました。下にリンクを貼っておきました。

ゆらめく立涌文様 チラシ
【ご参考】プレスリリース

ショップでは小物やカーテン地のバッグなど売られています。若いお綺麗なお嬢さんに写真を撮ってブログに掲載してよろしいですかと伺ったらOKを頂きました。川島織物のバッグを持っておられます。右側の方は最初から終わりまで付き添って説明してくださいました。左の方はショップにおられた方です。皆さん感じが良くて良い会社だなと感心しました。美しい糸や織物を見られて楽しい1日を過ごせました。ありがとうございます。

株式会社川島織物セルコン
KAWASHIMA SELKON TEXTILES CO.,LTD.
〒601-1192 京都市左京区静市市原町265

2024-7-18(木) 撮影

コメント (8)
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