この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

解けなかったクイズ、二題。

2007-02-13 23:23:39 | 蘊蓄・雑学
 最近チャレンジして、自分が解けなかったクイズ、二題です。

 一問目はつい先日マイミクになったjairoさんという方から教えてもらった『分銅クイズ』
 単純にどれが条件に合致する分銅なのかを求めるというより(求める分銅が偶然わかっちゃう場合もあるので)、すべての場合において条件に合致する分銅を見出す解法を求めるクイズといった方がいいでしょう。
 何のこっちゃら、思う人もいるかもしれませんが、まぁ百分は一時間に如かず、じゃなかった、百聞は一見にしかず、実際チャレンジしてみてください。
 一つだけ言わせてもらうと、な~んだ、これ、簡単♪と思われた方、その答えは残念ながらおそらく不備があります。
 自分も、あ、わかった♪と一度は思いましたが、よくよく考えてみると、あれ、あれれ、、、って感じでした。

 二問目は、現在ネットでもかなり話題になっているのではないでしょうか、『鼻セレブクイズ』
 ネピアから発売された超高級ボックスティッシュ「超鼻セレブ」、まぁそれ自体はどーでもいいんですよ。
 一箱千五百円もする(!)ティッシュになんてまるで興味が持てないので(でも完売したらしいですけどね)。
 それはともかく、その「超鼻セレブ」の広告サイトにプレゼントクイズが載っているのですが、それがもう超難問なんです。
 フツー、企業のプレゼントクイズなんて「今度ネピアから発売される新感覚のボックスティッシュの名前は?」みたいな感じで、答えの方も「超○○○ブ」ってそれこそ丸わかりなものが多いですよね。
 ところがこのプレゼントクイズはフツーじゃなくて、現在第二ヒントまで出ているのにネットでも答えがわかったという人が現れていません。
 当然自分も未だ答えにたどり着けず・・・。
 果たして本当に答えはあるのだろうか、、、というか、その答えが納得できるものなのだろうか、、、もしこれがワケのわからん答えだったらティッシュだけに水に流すってわけには行かないと思います。ティッシュは水に流しちゃいかんからね。笑。

 どちらのクイズでもいいので、わかった!という方はコメント、よろしくお願いします。
コメント (9)
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英彦山に行ってきました。

2007-02-12 22:45:47 | 旅行
 英彦山に行ってきました。
 特に英彦山に行きたかったわけではなかったのですが、三連休どこにも出かけず三日間ずっと引きこもりだと精神的に悪かろうと思って出かけました。
 それにしても英彦山、「ひこさん」と読むのですが、英彦山の“英”って何?って思わずにはいられません。
 あれですね、『忠臣蔵』の大石内蔵助の“内”と一緒ですよね。
 それないとダメなん?みたいな。
 大石蔵助って書いたら×なの?心情的には大石蔵之助って書きたいっちゃけど。
 大石内蔵助だと何か変なものが内蔵されてそうですよね。
 新型ハイブリットエンジン内蔵!!旧型よりさらにパワーアップ!!この春お目見えの大石内蔵助mkⅡはこれまでとは一味違うぜ!!
 ま、んなこたどーでもいいのですが。
 目的地は英彦山にある『しゃくなげ荘』という温泉施設。
 もちろん行ったことはないので、ルートはすべてカーナビ任せ。カーナビにはこれまで散々痛い目に合わされてきましたが、『しゃくなげ荘』は国道沿いにあるのでさすがに迷わず連れて行ってくれるだろうと思っていました。
 が。
 何を血迷ったかカーナビの奴、国道沿いにある施設に案内するのに思いっ切り山越えのルートを指示してきました。
 これがまたとんでもない山道で、昼なお暗い、離合すら出来ないんじゃないの?って悪路を延々と運転する羽目になりました。
 挙げ句の果てに目的地まで後二キロってところで通行止め。
 もうね、泣きそうになりましたよ。
 だってUターンできないんだもん、道が細くて。
 しかも左手は落ちたらまず間違いなく死んじゃうだろうなっていう崖っぷち。
 その道を(感覚的に)五十メートルぐらいバックで戻りました。
 でもおかげで(と感謝したくはないですが)普通なら到底見ることの出来なかったであろうものも見ることが出来ました。

   

 写真ではよくわからないと思いますが、渓谷のこちら側と向こう側の岩の間に見たこともないような太さの注連縄が張ってあり、それにタコのお化けみたいなものが吊るしてありました。
 で、注連縄を結んでいるこちら側の岩が男根、、、いや、訂正、男魂岩、向こう側の女岩というらしいです。
 ちなみに男魂岩は「おとこいわ」と読むらしく、これまた男魂岩の“魂”って何?って思っちゃいます。
 あと毎年十一月になるとこの付近では『男魂祭』なるものが行なわれるらしく、、、何ですかね、『魁!男塾』の塾生みたいなむさい輩が寄り集まるんでしょうか、参加はしたくありませんが、是非とも『巨人の星』の星明子みたいにこっそり柱の影から覗いてみたい気分です。

 ま、今日の英彦山探訪記はここまで。
コメント (6)
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フィッシュストーリー。

2007-02-05 22:02:45 | 読書
 伊坂幸太郎著、『フィッシュストーリー』、読了。

 深い満足感とともに今、本を閉じる。
 やっぱり伊坂幸太郎はいいな、そう思う。
 好きな作家のどこが好きか、と聞かれてもそうそう理路整然と答えられる人はいまい。
 それはどこか恋愛にも似ていて、恋人のどこが好きかと聞かれて、全部♪と答えるようなものかもしれない。
 違うかもしれないが。
 自分で例えていて、よくわからない。笑。
 ともかく、伊坂幸太郎のどこが好きかと尋ねられたら、それは伊坂幸太郎らしさとしか答えようがない。
 その“らしさ”を具体的に説明せよ、といわれてもちょっと無理だ。
 例えば『ラッシュライフ』という作品は自分がこれまで読んできた小説の中で最も緻密な構成の作品であるが、伊坂幸太郎の作品がすべて緻密か、というとそういうわけでもない。
 ぎりぎりの段階まで結末を決め切れなかったんだろうなぁと思える作品もいくつもある。
 けれどもどの作品にも共通していえることがどれも伊坂幸太郎らしいということなのだ。
 やはり言葉にするのは難しい。笑。
 本作『フィッシュストーリー』はそんな伊坂幸太郎らしさを愛してやまない伊坂幸太郎ファンには最高の一冊であると思う。
 逆にいえばそれまで伊坂幸太郎の著作を読んだことない人にはまったく受け入れられないシロモノかもしれないけれど。
 個人的にはとても満足した。よかった。
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こんなものもあるよ、その2。

2007-02-04 22:22:54 | UFOキャッチャー
 
 

 見ての通り、虎の生首です。
 嘘です。
 虎の皮の敷物です。
 よくお金持ちの家の玄関先とかで見かけるアレです。
 といっても自分は見かけたことないけど。
 だってお金持ちに友達いないし。
 というか、貧富に関係なく友達おらんけど。
 ま、自分を家に招くような友達がいないことはさておき。
 ともかく、よくお金持ちの家の玄関先とかで見かけるアレ、のレプリカ(?)です。
 だってゲーセンのUFOキャッチャーでゲットしたヤツなので。
 以前ネットの友人からこれこれこーゆー景品があるから、見かけたら取っといて!って頼まれてた分です。
 今まで見かけなかったけど、その日はよく行くゲーセンで「よく来たな!」ばかりに鎮座してました。
 で、頑張って取ったんだけど、その人は自分に頼んだことを覚えているかなぁ。
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墨攻。

2007-02-03 23:02:09 | 新作映画
 アンディ・ラウ主演、『墨攻』、Tジョイ久留米にて鑑賞。

 自分のブログの映画レビューは、レビューと名乗るのもおこがましい、ただの感想だってことは十分承知しています。
 だから感情的にいわせてもらいますけどね、、、『墨攻』、めっちゃ後味の悪い作品でした。
 後味の悪く感じた理由はただ一つ、何であそこで逸悦が死ななゃならんのか?ってことですよ。
 喉を潰されただけで充分でしょうに、、、製作者はそこまで悲劇性を高めなければ作品が成立しないって思ったんでしょうかねぇ、、、おかげで映画館を後にするときの気分はどんよりと凹んじゃいましたよ。
 自分が映画を観に行く最大の理由はホラー映画であれ、アクション映画であれ、その映画から元気を分けてもらうためなので、あまりにも救いがないラストっていうのは好きではありません。
 革離と逸悦が手に手を取って遠くから梁城を見下ろす、みたいな安直なラストでもよかったんじゃないかって思います。

 次回鑑賞は5/5の『スパイダーマン』、、、ってずいぶん先だな。笑。
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むかつく二人。

2007-02-02 23:13:50 | 読書
 三谷幸喜、清水ミチコ共著、『むかつく二人』、購入。

 二人がトークを務めるラジオ番組をそのまま活字化、単行本化した一冊。
 どーでもいい話が延々と続く。
 どーでもいいと思える話をここまで読ませるものにしちゃう二人の会話術はもはや至高の域に達するといってよいのではないか、と思う。
 二人のファン、特に朝日新聞で連載中の『ありふれた生活』が好きって方は必読。
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扉は閉ざされたまま。

2007-02-01 23:58:50 | 読書
 石持浅海著、『扉は閉ざされたまま』、読了。

 読み終わってウ~ンと唸ってしまった。
 それほど感心してしまった。
 多くのブックレビューで指摘されている通り、確かに本作にはいくつもの欠点がある。
 まず、本作は倒叙ミステリーなので語り部たる主人公が同時に殺人事件の犯人でもあるのだが、この主人公の動機がおよそこれ以上ないというぐらい恐ろしく自己中心的で、読んでいるものの共感を呼ぶようなものではない。
 じゃ、その犯人を追い詰める探偵役が魅力的かというとそういうわけでもない。某政治家は「女性は子供を産む機械だ」などという失言をして世間から非難の的になっているが、本作の探偵役はまるで血の通っていない、機械のような女性だ。
 犯人と探偵、その両方に共感が出来ないのであれば、本来読み物としては不合格の烙印を押されるはずであるが、本作は読ませる読ませる。
 その魅力は何といっても『扉は閉ざされたまま』というタイトルが示すように事件現場が最後の最後まで密室のままであるという前代未聞のシチュエーションにあるのだろう。
 他に類を見ないというのはそれだけで評価の対象にしていいと思う。
 倒叙ミステリーである以上、半ば犯人が探偵に破れるのはお約束みたいなものなのだが、それでも彼女が事件をどう収束させるか、その点にも興味があった。
 それがあの結末、、、ウ~ンと唸らざるをえない。
 自分が今まで読んでいたものはミステリーではなく、ホラーだったのか、そう思ってしまった。

 あまり万人に薦められるものではないけれど、見たことのない新機軸の作品に目がないっていう人にはお薦め、かも。
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