この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

劇団ハイバイ『おとこたち』を観てきました。

2016-05-10 21:56:35 | 演劇
 5/7、ハイバイの『おとこたち』を観てきました。

 去年のことなんですが、自分の中でちょっとした演劇ブームがありました。
 これといって観に行く映画がなかったので、代わりにお芝居を観に行ってもいいかな、と思ったのです。
 でもちょっと調べたところ、思った以上に福岡には小劇場が多くて、全舞台を観に行くことは出来ないません。同じ日に公演される舞台もあったりして、どれを観に行けばいいかもわからなかったので、主だったお芝居をピックアップしてこちらのブログで紹介することにしました。コメントをしてくれた関係者の舞台を優先して観に行こう、そう思ったのです。
 結論から言えば、舞台関係者からは誰からもコメントをもらえませんでした。
 まぁそれはいいんですよ。
 自分の書いた記事が舞台関係者の目に留まらなかったとしてもそれを恨みには思わないし、ブログ自体情報発信のツールとしては時代遅れという話もありますからね。
 ただ、通りすがりの人から、次のようなコメントがありました。
 コメントをしてくれたら舞台を観に行くというのは失礼だ!と。
 「はぁ?」ですよ。
 そもそもどの舞台を観に行っていいか、わからなかったから書いた記事なのに、それ自体失礼っていうんでしょうか?それともブログにコメントをすることがそんなに屈辱極まることなんですかね?ブログにコメントを書き込むのなんて五分もかからず出来ることだと思うけど。
 そういったことがあって、自分の中のちょっとした演劇ブームはあっという間に終息しました。もう演劇自体観に行かなくていい、とすら思いましたよ。

 それが劇団ハイバイの『おとこたち』を観に行くことにしたのは、自分が購読しているテレビブロスのコラムで、脚本家の岩井秀人氏が「めちゃめちゃ面白いので是非見に来て欲しい(要約)」と書いていたからです。
 岩井氏のコラムは結構以前から読んでいたんですよね。
 この人が「面白い」というなら信じてもいいかな、と思ったのです。

 で、実際観に行っての感想ですが、面白かったかどうかと聞かれたら、間違いなく面白かったのだけれど、めちゃくちゃ面白かったかどうかと聞かれたら、正直「う~~~ん…」というところかな。まぁそれは好みだから。

 人間の愚かさや不条理さ、果ては老いや家庭内暴力など、それを笑いのネタにするのか?ということまで笑いのネタにして、そういう笑いに対して貪欲なスタンスは感心し、あれ、この感覚、最近味わったような?と思ったのですが、思い出しました、『おそ松さん』のそれでした。
 地上波で放映されるようになってよーやく最近見始めたところなのですが、『おそ松さん』っていい年をした六つ子が全員ニートでいつまでも家にいて、それって現実だと到底笑えないシチュエーションですよね。
 その笑えないシチュエーションを敢えて笑いに持って行く、それが『おそ松さん』の面白さですよね(少なくとも自分はそう考えます)。
 人間の愚かさや不条理さを笑いのネタにするところも『おとこたち』に通じるところがあったので、舞台終了後のアフタートークの質問コーナーで「『おそ松さん』をどう思いますか?」と尋ねたところ、岩井氏は「見ていません」と即答でした。
 え~、ほんと?人間の愚かさや不条理さをテーマとする喜劇作家が今一番話題になっているギャグアニメを見ていない?
 そんなことってありえるのかなぁ、「見ていません」っていうのは嘘じゃないの?と思いましたが、まぁそういうこともあるのかもね。

 今回観劇後、初めてそのお芝居の台本を購入しました。
 今まで台本の文法がよくわかっていなかったのですが、これで万事解決、次にお芝居の台本を書く機会があったらこの台本をお手本にしたいです。
 まぁその機会が訪れるとは思わないけれど。笑。
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