この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

君は李家豊を知っているか?

2019-06-15 22:03:39 | 読書
 今日は前回うっかり清算を忘れて帰ってしまった【ゆうきの木】に行って、未清算分をしっかり払ってきました。
 マスターからは「次回来店時でいいですよ」と言われてはいたのですが、その次回来店がいつになるのかわからないので、さっさと払ってすっきりしたかったのです。
 
 これまで確か5回来店して、その5回すべてが映画のお茶会だったので、それ抜きだと初来店です。
 今回の収穫はマスターと銀英伝談議が出来たことですね。

 マスターはご両親もお兄さんもそしてマスター自身も大の銀英伝なのだそうですが、マスターは原作を読んだことはないそうです。
 原作を読んだことない銀英伝ファン、、、新しいファンの形かもしれないと思いました。笑。

 自分はと言えば高校の頃ハマって以来、ファン歴自体はそこそこ長いです。
 なので銀英伝関連本でこんなものも持っています。


   

 一番左が『銀河英雄伝説 我が征くは星の大海』のパンフレット。
 マスターもお父さんと一緒に観に行ったそうです。
 もしかしたら劇場で隣り同士だったかもしれませんね。
 自分にとって思い入れのある『銀英伝』アニメと言えばこれですね。
 ちなみに総監督、脚本家、ヤン・ウェンリー役の声優、みんなお亡くなりになりました。
 キャラデザの奥田万里は今ごろ何をしているんだろう…。

 真ん中はSFアドベンチャー増刊の銀河英雄伝特集号。
 どれぐらいの史料価値があるのか定かではないですが、幼き日の田中芳樹少年の姿を拝むことが出来ます。
 そんなものを見たがる人がいるとは思えないけれど。状態悪し。

 右のノベルズは田中芳樹が唯一別名義である李家豊で出版した著作です。
 はっきり言ってまったく面白くないのでコレクターズアイテム以外の存在価値はないと思われます。
 ヤフオクを調べたところ、帯付きのものが6,950円で競り落とされていました。
 いや、そんな価値はないから。

 自分だったら3冊合わせて5,000円でいいですけどね。
 まぁこの値段で買う人がいるとも思えないですけど。
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4 コメント

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Unknown (umeume)
2019-06-18 00:37:54
わたしゃね、道原かつみの絵がどうしてもしっくり来ず、未だ原作以外認めてませんが、人生で最高の長編小説だと思ってますよ!まあ、分母がすごくちっちゃいのですが…
自分も、、、 (せぷ)
2019-06-18 21:07:44
自分も『銀英伝』は生涯で一番ハマった小説です。
高校生の頃クラスメイトに貸してもらって、その面白さに驚愕し、お年玉で一巻から十巻まで大人買いしました。
大人じゃなかったですけど。笑。

『銀英伝』、ヴィジュアルの振れ幅は大きいですよねぇ。
自分が一番好きなのはやっぱり『我が征くは星の大海』のときの奥田万つ里かなぁ。
ラインハルトが一番凛々しく描かれていると思います。
知ってます (たか)
2019-06-19 20:48:39
知ってます。銀河英雄伝説がいいと思ったわけは、主人公や読者に迎合しないこと。賛否はあると思いますがキルヒヤイス、ヤンウェンリーが途中で死ぬこと!また英雄たるラインハルトがミスをすること!英雄と言っても人ですからミスはするものです!
知ってますか。 (せぷ)
2019-06-20 22:06:46
たかさん、はじめまして。

たかさんは李家豊の名前をご存じなんですか。なかなかマニアックですね。
銀英伝ファンであってもその名を知らないという人は多いと思いますよ。

>主人公や読者に迎合しないこと。
確かにその面はあると思います。
ただ、単に迎合しないというだけでなく、作者の勝手な独りよがりになってないということが本当にすごいことだと思います。
最近の田中芳樹は迎合はしないけれど、独りよがりも甚だしくて読むに値しないと思っています。

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