この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正直そこまで楽しめなかった『ダンボ』。

2019-04-06 20:53:04 | 新作映画
 ティム・バートン監督、コリン・ファレル主演、『ダンボ』、4/6、Tジョイ久留米にて鑑賞。2019年16本目。


 オリジナルのアニメの方は未見です。
 もしかしたら見ているかもしれませんが、記憶には残っていません。

 というわけで、本作は純粋にティム・バートン監督の新作として観に行ったのですが、正直あまり楽しめなかったですね。
 どうして楽しめなかったのか?
 楽しめなかった理由はいくつかあるのですが、一番の理由は(こんなことを言うと身も蓋もないということは十分承知していますが)ダンボが空を飛べるようにはとても見えなかったことが挙げられます。
 例えば両の手に巨大なうちわを持った男がそのうちわを羽ばたかせて自在に空を飛んだとしたら、いや、そんなわけないだろ、としか思えないですよね。
 どれほどダンボの耳が巨大であったとしても、いくらその耳を羽ばたかせたところで空を飛べるとは思えない…。
 
 必ずしも動物が空を飛ぶことがあり得ないと思い込んでいるわけではないんですけどね。
 『ヒックとドラゴン』は大好きなので。
 ともかく自分にはダンボが空を飛べるようには最後まで思えませんでした。
 なので必然的に作品世界に没入することもなかったですね。

 まぁでもそれを抜きにしても本作はお世辞にも良い出来だとは思えなかったですけどね。
 本作の悪役はマイケル・キートン扮する大物興行師で、彼はダンボを使った金儲けを企むわけですが、先述の通りダンボが空を飛べるとは思えない自分にはそもそもダンボを使って金儲けが出来るとも思えなくて、、、う~~ん、我ながら嫌なリアリストだな。笑。

 その大物興行師もなぜ彼がこれほど大きな興行を催せるのか、また巨大な遊園地を運営出来るのか、よくわかりませんでした。
 彼は大物興行師という設定だから大物興行師なんだ、彼がどのようにして大物興行師になったかなんてどうでもいいじゃないかと言われたら、まぁそうなんですけどね。

 そんなわけで自分の本作に対する評価は低いですが、細かいところが気にならないという人はそれなりに楽しめるかもしれません。

 
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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