監督・脚本・製作・主演その他諸々シルヴェスター・スタローン、『ランボー 最後の戦場』、6/1、ユナイテッド・シネマキャナルシティ博多にて鑑賞。2008年26本目。
スティーブン・スピルバーグが『プライベート・ライアン』で観客の度肝を抜いたリアルな人体破壊描写もここに極まれり、といった感がありました。その手の残虐描写では一つの到達点といってよいと思います。
あまりにそれがすごすぎて、不発弾を爆破するシーンの漫画っぽさに逆にホッとするものがあるぐらいです。
殺戮シーンのCG、特撮を手掛けたスタッフは本当にいい仕事をしています。
しかし映画の中に登場する、ミャンマー軍の地雷によって手足を失った人たちはメークでも何でもなく本物の被害者だそうで、う~ん、、、と唸るしかありません。
齢六十を超え、これだけのものを撮ってしまうスタローンのパワフルさ、その陰に隠れた緻密さにはただひたすら脱帽するしかないですね。
誰にでも気安く薦められる作品ではありませんが、戦争の愚かさ、不毛さを描いた反戦映画としても秀逸だと思います。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)。
次回鑑賞は『ザ・マジックアワー』(6/7公開)の予定です。
スティーブン・スピルバーグが『プライベート・ライアン』で観客の度肝を抜いたリアルな人体破壊描写もここに極まれり、といった感がありました。その手の残虐描写では一つの到達点といってよいと思います。
あまりにそれがすごすぎて、不発弾を爆破するシーンの漫画っぽさに逆にホッとするものがあるぐらいです。
殺戮シーンのCG、特撮を手掛けたスタッフは本当にいい仕事をしています。
しかし映画の中に登場する、ミャンマー軍の地雷によって手足を失った人たちはメークでも何でもなく本物の被害者だそうで、う~ん、、、と唸るしかありません。
齢六十を超え、これだけのものを撮ってしまうスタローンのパワフルさ、その陰に隠れた緻密さにはただひたすら脱帽するしかないですね。
誰にでも気安く薦められる作品ではありませんが、戦争の愚かさ、不毛さを描いた反戦映画としても秀逸だと思います。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)。
次回鑑賞は『ザ・マジックアワー』(6/7公開)の予定です。
>かとさん
『ランボー』は完成度だけで言えば★★★★☆を与えていいぐらいでしたよ。
ただ、かとさんには薦められないかなぁ。映画をたまにしか観ない人の観る映画ではないですね。
>デヴォン山岡さん
>ある年齢を過ぎると、人体破壊や死体映像に異常な興奮を感じるようになるそうです。
げぇ、マジっすか。初耳ですけど、やけに説得力があるから嫌だなぁ、、、ってデヴォンさんの仮説ですか。笑。
『ザ・マジックアワー』、観に行かれるのですか。
何となくですが、デヴォンさんはスルーされるかと思ってました。
デヴォンさんの奥さんはやっぱり偉大です。笑。
自分は一応公開初日にお袋と観に行こうかと思ってます。
本当だったら彼女とでも行きたいところなんですけどね。涙。
無残な死体と自分の死後を、本能的に重ね合わせるんです。
60歳越えた監督で、人体破壊に興味持たない人は枯れた人です。嬉々として破壊演出にこだわるスタローンさんやアルジェントさんは現役ってことですね。
まぁ全部、俺の勝手な仮説なんですけどね。
『マジックアワー』は最高ですよね!
ウチのカミサンが三谷幸喜ファンで、ムリヤリいろんな作品見せられて俺もハマってしまったんです。
基本的に自分は作り手の熱意が感じ取れる作品に低い評価は与えないですよ(主観ですけどね)。笑。
>コレって続きあるんでしょうかね?
インタビューでスタローンは『ロッキー』の続編は完全否定していましたが、『ランボー』に関してはそうではなかったですねぇ。
自分としてはジョンおじいちゃんをいい加減休ませてあげたいですけど。笑。
ランボーだったでしょ?
蛇捕まえて、鉢巻まいて、ジャングルでオロオロして、鉄を叩いて、敵とか神出鬼没にやっつけてたでしょ?
絶対ランボーですよ。
一体コレのどこが「コブラ」なんですか?!
ランボーに決まってますよ!!
そうそう。
やっぱ殺戮のCG処理が良かったんですね。
スタローンのパワー漲る人殺し演出がシビれましたね。
リアルで、テクニカルで、丁寧。
殺し合いの無意味さが、残虐であればあるほど身に染みてね。ダメですよ。殺し合いなんて。
意味ないですよ。
人が殺し合う映画は好きだけど。
ケケケ。
せぷっちに、けちょんけちょんに貶されるのかと内心冷や冷やしてましたが、そんなに悪くなかったようで安心しました。
ありがたいです。
コレって続きあるんでしょうかね?
個人的には「ジャッジ・ドレッド2」か「デモリションマン2」が見たいです。