この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

リブートする理由がまったく見いだせなかった『スパイラル:ソウ オールリセット』。

2021-09-11 23:44:07 | 新作映画
 クリス・ロック主演、ダーレン・リン・バウズマン監督、『スパイラル:ソウ オールリセット』、9/11、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞。2021年42本目。

 『スパイラル:ソウ オールリセット』をユナイテッド・シネマキャナルシティ13で観てきました。
 久しぶりにユナイテッド・シネマキャナルシティ13での映画鑑賞です(前回は6月に観た『るろうに剣心 最終章 The Beginning』)
 今年になってイオンシネマ、特にイオンシネマで映画を観ることが増えました。 
 なぜイオンシネマで映画を観ることが多いのかというと理由は簡単、イオンシネマだと映画が安く観れるからです。
 クレジットカードで事前にACチケットを購入すると新作映画が1000円(以下)で観れちゃうのです。
 そりゃイオンシネマで観るようになりますよね。
 では今回なぜ『スパイラル:ソウ オールリセット』をユナイテッド・シネマキャナルシティ13で観たのかというとこれも理由は簡単、『スパイラル:ソウ オールリセット』がイオンシネマでは上映されなかったからです。
 そこそこ知名度のある『SAW』シリーズの最新作が上映されないというのはちょっと不思議です。
 イオンシネマの責任者と配給会社のアスミックの担当者が喧嘩でもしているんですかね?
 いや、知らないけど。笑。

 さて、『SAW』シリーズの4年ぶりの新作となる本作では被害者は全員警官、もしくは元警官です。
 合わせて5名の(元)警官がジグソウの模倣犯の手によって殺されてしまうのですが、その5名が5名とも単独行動中に模倣犯に拉致されているんですよね。
 警官ばかりを狙う殺人鬼がいるのがわかっていて、どうして単独行動をするのか、疑問に思わずにはいられません。
 まぁ単独行動をするのにはそれなりの理由があったということにしましょう。
 でも5名が5名とも、死角から現れた模倣犯にあっけなく顔に布をかぶせられて拉致られるんですよ。
 せめて一人ぐらい抵抗出来た奴はいないの?
 何でそんなに簡単に拉致られるの?
 警官だったら格闘術とかマスターしていないの?
 いくつものツッコミが頭の中に渦巻きます。
 まさにスパイラル。笑。

 そう、タイトルは『スパイラル』なんですが、お話的には何の捻りもなくて、模倣犯(役)が登場した途端、あ、コイツが模倣犯だ、と思いましたね。
 いや、別に自分はそんなに勘の鋭い方ではないんですよ。
 でも本作では一人だけ怪しい、、、のではなく、一人だけ怪しくない奴がいて、逆にそいつ以外が犯人だとは思えないのです。
 もしかして逆ミスリードなのかもしれない、などと思ったりもしましたが、残念ながらというべきかどうか、そんなに複雑な構成ではありませんでした。
 ある意味捻りのない『SAW』は初めてだったので、新鮮ではあったかな。

 本当になぜこの程度のプロットでリブートしようと思ったのだろう、と不思議に思わずにはいられなかったのですが、まぁそれを言うなら二作目以降すべてSAWなのかもしれません。笑。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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