この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

物の貸し借りするということ。

2019-06-12 23:21:59 | 戯言
 誰かに物を貸したり、逆に誰かから物を借りたりすることが好きです。

 まずなぜ物を借りるのが好きなのかというと、理由は単純、趣味の幅が広がるからです。
 本でいえば、自分で買うほどではないけど、興味がある本ってあるじゃないですか。
 そういう本を人から借りて面白さを確かめることが出来たらラッキーですよね。
 気に入ったのであれば改めて買うもよし、そうでなければ続きだけブックオフで立ち読みするもよし、そういう選択が出来るのも本を借りることが出来たからこそです。

 逆に本を貸すのも嫌いじゃないですね。
 なぜ本を貸すのが嫌いじゃないかというと自分が面白いと思った本を他人がどう思うのか、興味があるからです。

 今述べたことは嘘ではありません。
 ただ、自分が物の貸し借りをすることが好きなのにはもう一つ別の理由があります。
 それは、物の貸し借りをすることによって容易に信用度を測ることが出来るということです。

 どういうことかというと、誰かが本を貸してくれたら、その人は本を貸す程度には自分のことを信用してくれているということがわかります。
 まさか返さないと思っている相手に本は貸さないでしょうからね。

 逆に誰かに本を貸した場合、その人が期限内(もしくは常識的な期間内に)本を返してくれたら、その人は信用に値する人だということがわかります。
 どんな雄弁な言葉よりも物の貸し借りはその人の信用度を語るのです。

 ただ、残念ながらというわけではないですが、今は誰からも物を借りていません。
 しばらく前に映画のお茶会の主催であるumeさんから『銃夢』を借りていましたが、読み終わって一ヶ月後に返しました。
 その節はありがとうございました。

 逆に貸しているものとなると、結構あります。主にDVDですね。
 映画のお茶会関係ではAさんに『フレイルティ― 妄執』と『ゾンビハーレム』、Bさんに『バイオレンスレイク』と『トライアングル』のDVDを貸しました。
 一ヶ月に一回しかない会合なので、半年ぐらい返ってこなくても特に気にしません。
 感想は早く聞きたいですけどね。

 この他会社関係ではゴムメーカーの営業のFくんについ先日『ガタカ』を貸しました。
 今週末に見る、とF君は言っていたのでたぶん週明けには感想が聞けるでしょう。
 ここまでは何も問題ないのですが、問題はキャスターメーカーの営業であるKくんですね。
 Kさんには『マーダーボール』というドキュメンタリー映画のDVDを貸しました。今から3年か、4年前に。
 もう見る気がないんでしょ、だったら返してよ、と言うと、いや、見るつもりだとKくん。
 失くしたんでしょ、正直に言いなよ、と言っても、いや家にある、とKくん。
 何なんだよ、って思いますね。
 たぶん、紛失したのでしょう、結婚を機に引っ越しをしたと言っていたので。
 さっさと紛失を認めてくれたらこっちとしても気分的に楽になるんだけどなぁ。
 Kくんには子供もいるのですが、自分の子供にも人から借りたものは返さなくていいって教育しているんでしょうかねぇ。

 ちなみに今人に貸しているDVDは再入手が比較的容易なものばかりなので、紛失、もしくは破損したとしても特に気にしません。
 出来たら再購入費用として500円欲しいですが、それが払えないというなら払わなくていいです。
 多少の痛手ではありますが、勉強代と思うことにします。

 さて、先ほど人から借りているものはないと言いました。
 ただ、実はお金を借りてはいます。
 というのは、先月のお茶会でうっかり飲食代を払わずにそのまま帰ってしまったのです。
 お店のマスターとは電話で話して、会計は次にお店に来た時でよいという言葉は頂いています。
 しかし、次にお店に行くのがいつになるかわかんないんですよね。
 少なくとも今月のお茶会は大阪出張があって行けません。
 7月は日程がわかってないので行けるかどうかわかりません。
 このままだといつまで経っても返せそうにないので、今週末、時間を作って行こうかと思っています。
 ちょっと遠いんですけどね、そのお店。
 うちから片道1時間半かかる。笑。
 でも返しに行けるようであれば返しに行きます。

 お金の貸し借りは物の貸し借りと同様に、いやそれ以上にその人の人間性がうかがえるものなので。
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