コンベンションではもう一つ嬉しいことがあったのでした。
昔、連鶴ばかりを折っていたことはすでに別の記事で書きました。
その頃、連鶴を元にしたパズルを思いついたんですよね。
考えた自分がいうのもなんですが、すごく難しいパズルなのです。
このパズルを解くのにはかなりの優秀な数学的頭脳が必要ではないか、と思えるぐらいの。
と書くと、まるで自分が優秀な数学的頭脳の持ち主であるかのようですが、もちろんそんなことはなく、自分は頭の先から尻尾の先までボンクラな文系頭脳なんですけどね。笑。
ともかく文系頭脳の持ち主ではあるのだけれど、たまたま連鶴を折っている最中に難しいパズルを思いついたというわけなのです。
ただ、思いついたのはいいのですが、あまりに難しくて誰かに出題することすら叶わないのです。それ以前に連鶴を元にしたパズルなので、連鶴を折ったことがない人にはまったく意味がわからない可能性すらあって…。
誰かに出題したい!と悶々とした月日を過ごしてきたところに、このコンベンションですよ。
日本でも指折りの優秀な数学的頭脳を持つ折り紙好きが集まるのですから、この機会を逃すすべはありません。
手当たり次第に優秀そうな人にパズルのプリントを手渡してきました。
興味なさそうに受け取る人もいれば、そもそも受け取りを拒否する人もいました。
まぁそれも仕方ないですね。
連鶴を元にしたといっても連鶴そのものではなく、あくまでパズルなのですから、パズルに興味がないという人がやりたくない、もしくは受け取らないのも仕方のないことです。
でも、中には真面目に取り組んでくださった方もいました。
そのうちの1人が他でもない、あの前川淳さんその人です。
日本の折り紙界において、もっとも頭がいいのは前川さんだと主張して、それに異を唱える人はいないでしょう。いるとすれば前川さん本人ぐらいじゃないかな。前川さんは謙遜の人だから。
前の席に座っていた前川さんが手持無沙汰そうにしていたので、無理を承知で「よかったらこのパズルを解いてみてください」とプリントを押し付けました。
前川さんはしばらくそのパズルに取り組み、やがて時間が来たのか席を立ちました。
去り際、「この問題は難しいですね」と言ってくださいました。
その一言がすごく嬉しかった!
自分では難しいパズルを思いついた!と思ってはいても、あくまでそれは自己評価であって、もしかしたら昔からある問題なのかもしれないし、もしくはさくっと簡単に解ける問題なのかもしれません。
しかし、他でもない前川さんが「難しい」と言ったのであればそのどちらでもないということになります。
それがとても嬉しかったのです。
果たして前川さんが最終的にそのパズルを解いたのか、自分は知りません。
前川さんには解けないかもしれない、と言っているのではないですよ。前川さんなら必ず解けます。
ただ、前川さんはなにぶん忙しい人なので、パズルに取り組み時間がないかもしれないなと思うのです。
まぁでも例えそうであっても、前川さんが短時間とはいえ真剣に取り組み、「難しい」と言ってくださったのですから、自分にはそれで充分です。
前川さんが「難しい」と言ってくださったパズルがこちらです。我こそは、と思う方はチャレンジしてみてください。
昔、連鶴ばかりを折っていたことはすでに別の記事で書きました。
その頃、連鶴を元にしたパズルを思いついたんですよね。
考えた自分がいうのもなんですが、すごく難しいパズルなのです。
このパズルを解くのにはかなりの優秀な数学的頭脳が必要ではないか、と思えるぐらいの。
と書くと、まるで自分が優秀な数学的頭脳の持ち主であるかのようですが、もちろんそんなことはなく、自分は頭の先から尻尾の先までボンクラな文系頭脳なんですけどね。笑。
ともかく文系頭脳の持ち主ではあるのだけれど、たまたま連鶴を折っている最中に難しいパズルを思いついたというわけなのです。
ただ、思いついたのはいいのですが、あまりに難しくて誰かに出題することすら叶わないのです。それ以前に連鶴を元にしたパズルなので、連鶴を折ったことがない人にはまったく意味がわからない可能性すらあって…。
誰かに出題したい!と悶々とした月日を過ごしてきたところに、このコンベンションですよ。
日本でも指折りの優秀な数学的頭脳を持つ折り紙好きが集まるのですから、この機会を逃すすべはありません。
手当たり次第に優秀そうな人にパズルのプリントを手渡してきました。
興味なさそうに受け取る人もいれば、そもそも受け取りを拒否する人もいました。
まぁそれも仕方ないですね。
連鶴を元にしたといっても連鶴そのものではなく、あくまでパズルなのですから、パズルに興味がないという人がやりたくない、もしくは受け取らないのも仕方のないことです。
でも、中には真面目に取り組んでくださった方もいました。
そのうちの1人が他でもない、あの前川淳さんその人です。
日本の折り紙界において、もっとも頭がいいのは前川さんだと主張して、それに異を唱える人はいないでしょう。いるとすれば前川さん本人ぐらいじゃないかな。前川さんは謙遜の人だから。
前の席に座っていた前川さんが手持無沙汰そうにしていたので、無理を承知で「よかったらこのパズルを解いてみてください」とプリントを押し付けました。
前川さんはしばらくそのパズルに取り組み、やがて時間が来たのか席を立ちました。
去り際、「この問題は難しいですね」と言ってくださいました。
その一言がすごく嬉しかった!
自分では難しいパズルを思いついた!と思ってはいても、あくまでそれは自己評価であって、もしかしたら昔からある問題なのかもしれないし、もしくはさくっと簡単に解ける問題なのかもしれません。
しかし、他でもない前川さんが「難しい」と言ったのであればそのどちらでもないということになります。
それがとても嬉しかったのです。
果たして前川さんが最終的にそのパズルを解いたのか、自分は知りません。
前川さんには解けないかもしれない、と言っているのではないですよ。前川さんなら必ず解けます。
ただ、前川さんはなにぶん忙しい人なので、パズルに取り組み時間がないかもしれないなと思うのです。
まぁでも例えそうであっても、前川さんが短時間とはいえ真剣に取り組み、「難しい」と言ってくださったのですから、自分にはそれで充分です。
前川さんが「難しい」と言ってくださったパズルがこちらです。我こそは、と思う方はチャレンジしてみてください。
もちろんそうです。
ただ、連鶴を折ったことがある人の方が問題を理解しやすい、ということですね。
>だとしたら、もう少し頑張ってみたいです。
ではもう少しヒントを…。
一つの正方形を大小大きさの異なる十一個の正方形に分割する、というやり方ではおそらくこの問題は解けません。
発想を変える必要があります。
つまり、大小大きさの異なる十一個の正方形を組み合わせて一つの正方形を形作る、と考えるのです。
一見同じことを言っているようですが、後者の方が考えやすいのです。
また、条件には鶴の翼は別の鶴の翼に繋がること、とありますが、何羽と、いうふうには書いてありません。
具体的にいうと、Ⓐでは二羽連結の連結点が4つあります。またⒹでは二羽連結の連結点が8つと四羽連結の連結点が4つあります。
求める11連には三羽連結の連結点が存在するのです。
このことに思い至るのが難しいのです。
とりあえずこれぐらいかな。
答えがわかったら、十一連の連鶴は二羽連結、三羽連結、四羽連結、それぞれの連結点がいくつあるか、教えてください。
それで図を描かずとも答えが合っているかどうか、わかるはずなので。
健闘を祈ります!
わーい♪褒められた♪
>公開しますけれどどうですか?
ひょっとしたら、この「パヅル」は、連鶴を折ることが出来なくても、解けるのではないですか?
だとしたら、もう少し頑張ってみたいです。
「ただ答えはもう少し複雑なのですが…」というヒントもいただけたことなので。
頑張って、自分なりにあきらめがついたら、そのときは公開をお願いします。
もちろん誤植なんかじゃありません。
連鶴のパズルだから、パヅルなのです、って説明しなくてもわかるか。笑。
チャレンジしてみよう!と思い立つだけでも偉いのです。
どーせ私になんか無理!と最初から諦めていたら何ごとも始まりませんからね。
>11連の分割は、8連と4連の組み合わせですね!
そのことに気づいたということは、一羽を四羽に分割すると三羽増えるということに気づいたということですね。
その法則に気づいただけでも大したものです。
ただ答えはもう少し複雑なのですが…。
どうせ誰もチャレンジしないだろうと思って正解は公開しなくていいや、と思っていたのですが、蒼史さんが知りたいというのであれば公開しますけれどどうですか?
難しい問題、と書いていたので、チャレンジしてみようって思いました。
解けないだろうけど、頑張ったら、いいとこまではいけるかもしれないって。
無謀でした。いいとこどころか、スタートラインにも立てませんでした。もう、何がなにやら・・・。問題は解けずに脳が溶けちゃいました(おそまつ!)
追伸
送信ボタンを押す前にもう一度問題をながめていて、ひらめきました!
11連の分割は、8連と4連の組み合わせですね!
ふっふっふっ(▼u▼)
でも、そこから先はさっぱりです。
翼と頭と尻尾の条件は、全然クリアできません。
まあ、素人の私にしては頑張った・・ということで。
kamikeyさんがどこにお住まいなのか、自分は正確には把握していないのですが、九州コンベンションは無理にしても、お近くで開催されるコンベンションに参加されることをお薦めします。
今回のコンベンションでも親子で参加されていた方が多く見受けられたので、kamikeyさんが息子さんに話したら、息子さんの方が乗り気になるんじゃないでしょうか。
連鶴はパズル的な要素があって、繋ぎ方をいろいろ考えるのが楽しいのですが、あまりに手間がかかりすぎるのでやめちゃいました。
もしかしたら息子さんの方が連鶴と相性がいいかもしれませんね。
講習会の様子など、とても興味深かったです。
はあ、行ってみたいなあ。
さて、前川淳さんが「難しいですね」というほどのパヅル、
当然わたしには「???」ですよ!
とりあえず10級レベルくらいの連鶴から修行する必要がありそうです。