この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ベストワン映画を振り返る。

2012-12-31 20:53:49 | 新作映画
 2012年に劇場で鑑賞した48本の映画の中から『沙漠でサーモンフィッシング』を一位に選びました。
 ぶっちゃけこの映画を一位に選んだ映画ブロガーはいないと思います(もしかして、います?)。
 なぜこの映画を一位に選んだかというと、もちろん一番の理由は気に入ったからですが、映画好きの友人に「『沙漠でサーモンフィッシング』、観ました?」と聞いたところ、「存在すら知りませんでした」という返事が返ってきたから、というのも大きいです。
 まぁ自分が推さねば誰が推す、という心理が働いたのですね。笑。
 それからあと一つ。
 毎年実話を元にした作品って公開されますよね。
 近年でいえば『アルゴ』とか『最強のふたり』とか『マネーボール』とか『英国王のスピーチ』とか諸々。
 そういった作品って、公式サイトでは「感動の実話の映画化!」などと謳っておきながら、その実半分ぐらいは創作、フィクションなんです。
 まぁ出発点が実話なのですから、「感動の実話の映画化!」という謳い文句も間違ってはいないし、悪いってわけでもないのですが、そういう映画って、どこからが実話で、どこまでが創作か、つい気になっちゃうんですよね。笑。
 だからいっそのこと、まったくもって実話でも何でもないのだけれど、如何にもそれっぽい感動作を観たいな、って思っていたところにちょうど『沙漠で~』が公開されたので、自分のツボにハマったというわけです。
 どんな作品であれ、鑑賞するタイミングというものは重要だと思います。

 そんなわけで、ってわけでもないのですが、その年に観たベストワン映画を、今年を振り返る代わりに振り返ってみたいと思います。

 2011年のベストワンは『ミッション:8ミニッツ』でした。
 八分間が繰り返される世界で爆発事件の犯人を捜す、というSF映画の佳作なのですが、この作品をベストワンに選んだ人もやはり少ないと思います。
 こういった作品を欲するような心理状況にあったんですかねぇ。

 2010年のベストワンは『ヒックとドラゴン』でした。
 この映画、試写会で観たんですよねぇ。
 試写会に当たらなければ観逃すところでした。

 2009年は『マーターズ』というホラー映画でした。
 この映画は気に入ったとか面白かったというより衝撃を受けたという方が正しいですね。
 到底人様に薦められるものではないですし、自分自身もう一度観ようとは思いませんが、それでもあの映画についてはときどきいろいろと考えさせられます。

 2008年は『ダークナイト』、2007年は『ボーン・アルティメイタム』、2006年は『スーパーマン・リターンズ』でした。

 アメコミ原作あり、スパイアクションあり、ホラー映画あり、アニメあり、もうこうなると我ながら全然傾向がわかりませんね。笑。
 2013年、どんな映画がベストワンになるのか、今からとても楽しみです。

コメント (2)
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