アンソニー・ホプキンス主演、『世界最速のインディアン』、Tジョイにて鑑賞。
のっけからこんなこと書くと引かれちゃうかもしれませんが、ジジィが嫌いです。
ジジィといってもあれですよ、そのまま老人を意味するのではなく、どう贔屓目に見てもジジィとしか表しようがない、他人の意見には耳を貸さない、周りの迷惑は顧みない、自分は老人なんだから敬われて当然、特別待遇も当たり前、そんなふうに考えているジジィが嫌いなんです。
『世界最速のインディアン』でアンソニー・ホプキンス扮する主人公バート・マンローがまさにこの典型。
朝早くから住宅街だというのにバイクの爆音を轟かせ、隣人から庭に生えている雑草をどうにかしたらといわれたらガソリンを撒いて火をつけ、隣家の子供に台所から肉切り包丁を持ってこさせるとそれでタイヤを切り刻む。
いやはや何ともゴーイング・マイウェイでとんでもないジジィだよ!
とんでもないのはマンローだけでなく、彼の駆るバイク《インディアン》もそうです。
何しろ止まらない、曲がらない、止まるためには基本的にコケるしかないという代物なんですから!!
で、齢六十三にもなってマンローが夢見るのは愛機《インディアン》を駆っての世界最高速。
やめとけ!!良識のある大人なら誰でもそういって止めるでしょう、しかし誰もマンローを止められない。
なぜなら彼はジジィだから!!
いつしか誰もが(観客も含めて)彼のジジィパワーに巻き込まれ、彼を応援、手助けする羽目になるのです。
久しぶりに映画らしい映画を観たな、っていう気分になりました。
映画らしい映画って何?と定義を問われそうですが、まぁそれはさておいて、『世界最速のインディアン』、観終わったあとに元気が出るような、いい映画だと思います。
相変わらずジジィは嫌いですけどね。笑。
のっけからこんなこと書くと引かれちゃうかもしれませんが、ジジィが嫌いです。
ジジィといってもあれですよ、そのまま老人を意味するのではなく、どう贔屓目に見てもジジィとしか表しようがない、他人の意見には耳を貸さない、周りの迷惑は顧みない、自分は老人なんだから敬われて当然、特別待遇も当たり前、そんなふうに考えているジジィが嫌いなんです。
『世界最速のインディアン』でアンソニー・ホプキンス扮する主人公バート・マンローがまさにこの典型。
朝早くから住宅街だというのにバイクの爆音を轟かせ、隣人から庭に生えている雑草をどうにかしたらといわれたらガソリンを撒いて火をつけ、隣家の子供に台所から肉切り包丁を持ってこさせるとそれでタイヤを切り刻む。
いやはや何ともゴーイング・マイウェイでとんでもないジジィだよ!
とんでもないのはマンローだけでなく、彼の駆るバイク《インディアン》もそうです。
何しろ止まらない、曲がらない、止まるためには基本的にコケるしかないという代物なんですから!!
で、齢六十三にもなってマンローが夢見るのは愛機《インディアン》を駆っての世界最高速。
やめとけ!!良識のある大人なら誰でもそういって止めるでしょう、しかし誰もマンローを止められない。
なぜなら彼はジジィだから!!
いつしか誰もが(観客も含めて)彼のジジィパワーに巻き込まれ、彼を応援、手助けする羽目になるのです。
久しぶりに映画らしい映画を観たな、っていう気分になりました。
映画らしい映画って何?と定義を問われそうですが、まぁそれはさておいて、『世界最速のインディアン』、観終わったあとに元気が出るような、いい映画だと思います。
相変わらずジジィは嫌いですけどね。笑。