この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

有頂天時代。

2006-09-10 23:57:34 | 読書
 『三谷幸喜のありふれた生活5 有頂天時代』、購入。 
 我が家は三谷幸喜が『ありふれた生活』を連載している朝日新聞を購読しているので、いや、朝日新聞を購読しているのは三谷幸喜が連載をしているからといったほうが正しいのかもしれない、ともかく単行本を購入したからといって今さら読むところは特になかろうと思っていたのだけれど、今回の単行本、四十ページ以上がオマケ、ボーナストラックだったので初見の文章も多かった。
 通りで単行本化がやけに早いような気がした。
 もちろん文句をいっているわけでもなく、単純に三谷幸喜の文章を読むのは楽しいので満足。
 それにしても三谷の文章は内容の面白さもさることながら文章の安定度がピカイチなのが羨ましい。安定した文章を読んでいるとそれこそ気分まで落ち着く。
 自分の書く文章なんてごくたまに面白いと思えることはあってもそれも本当にごく稀で、日によって文体、文章力などがあまりにバラバラなので、読む人はさぞかし混乱しているだろうと思う。いや、そこまで深く読み込んでいる人はいないか。
 ともかく、三谷幸喜の書く文章を見習って少しでも完成度の高い文章を書きたいものだと思う。と書いた文章の下手さ加減に我ながら凹まずにはいられない。
コメント
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