この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

犬。

2005-08-22 21:30:31 | 日常
今日の昼休み、食事が終わって食堂の窓からふと外を眺めると犬がいました。
高速道路沿いにあるコンクリート壁の上に。
まさかそんな高いところに(およそ三メートルぐらい)犬がいるとは思わなかったので、最初猫かな、とも思ったのですが、いや、猫でもそんな場所にいるのはおかしいのですが、よくよく見てみるとやっぱり犬でした。
犬は壁の上を右往左往していました。
どうしてそんなところにいるのか不思議でしたが、たぶん、高速道路を走行中のトラックの荷台からでも落っこちたんでしょうね。(それ自体ありえなさそうですけど、下の道路からは昇降用の階段などないので。)
そのときは事務のおばちゃんに犬のことを知らせてそれで終わりでした。
午後もずっと気にはなっていたのですが、だからといって出来ることもないので、放っておきました。
夕方、集金を終えて事務所に戻ってくると、おばちゃんが「近くの交番と消防署に連絡しといたから」といいました。
これでどうにかなるのかな、と思ったんですけど、実際には駆けつけた二人のお巡りさんも困り顔でした。
会社からハシゴを持ち出して、お巡りさんの一人が壁の上に登ってくれたんですけど、犬のヤツは案外元気で捕まえることは出来ませんでした。
捕り物は三十分ぐらい続いたかな、諦めたお巡りさんは「明日になってもまだ犬を見かけるようだったら、今度は市役所に連絡してください」という台詞を残して去っていきました。
市役所に連絡ってことはつまり保健所の野犬係の世話になるってことですよね。むぅ。
こういったとき、アメリカのドキュメンタリー系のバラエティだとレスキュー隊が出動して無事犬を救出、めでたしめでたしになるんですけど、現実はそう上手くは行かないものだな、と思いました。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする