センソウの個人的思い出とかなんか色々

かくれんぼ同窓会における一大イベント「センソウ」の個人的な思い出等を綴ります。いわゆる「センソウ日記」とは少し違います。

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大阪襲撃⑦〜肥後之国之閻魔大王〜

2017-01-03 12:46:08 | 大阪襲撃(肥後之国、センソウ2...
見つけた
北口



驚きのあまり、一瞬その意味を十分に理解することが出来ませんでした。この限りなく単純なたった二言から成るメールを思わず三度見し、そしてようやく確信しました・・・失禁を、発見したのだと。

私と奈良池さん、そしてグッズ売り場近くの別の場所にいたアバンドゥフュールは、思わず笑顔で目を合わせました。心は一気に興奮のピークに達し、携帯を持つ手が震えました。それは寒さのためではありません。寒さなど、その報せを見た途端に吹き飛びました。私は、自分の興奮を一生懸命抑えようとしていたために震えていたのです。本当は、「うおおおおおおおぉ!!!!」と叫びたい思いでした。でも、まだフリーズをしたわけではなく、標的を見つけた段階です。北口方面で張っていたガテラルともぐらが、人混みの中で見失ってしまう可能性だってあるわけです。歓喜にはまだ早い。私は気を引き締め、もし2人が見失ってしまっても確実に捉えることが出来るようにこれまで以上に集中しようと努めました。人生のかかった試験の問題を見つめる時以上に、群衆に注がれた私の目は真剣なものであったろうと思います。

中途半端な場所でフリーズをすると、他箇所を張っていた国民が迷ってたどり着けない可能性もあったので、肥後はグッズ売り場周辺でフリーズするように決めました。構造上、ホールに入るためには必ずグッズ売り場の前を通過しなければいけなかったので失禁は必ずそこに現れるはずでした。

そうして、グッズ売り場付近で張っていた我々3人は目立たないように待機し、失禁を追っている国王とガテラル、そして別の場所にいた常駐さんと隠Dの到着を待ちました。

程なくして私の目には、階段を上がってくる失禁とAさん、そしてその後をつけているもぐらとガテラルの姿が飛び込んできました。奈良ハヒョドゥールは、もし失禁が尾行に気付いてダッシュをしたらすかさずみっけを発動出来るように臨戦態勢を整えました。これで逃走を図ったとしても前後から挟み撃ち出来ます。

どうやら失禁たちは、グッズ売り場を覗いていくようでした。囲まれていることに全く気が付いていない彼らはそこで足を止め、会場でしか手に入らない貴重な限定グッズの数々に見入っていました。仕留めるには、ここしかありません。Aさんもグッズを眺めているので、ここで撃ち込むことが出来れば非参加者に迷惑をかけるという禁忌を犯してしまう心配もありません。


・・・決着の刻は、迫っていました。もぐらにガテラル、そして常駐さんと隠Dとも合流し、我々は7人全員が揃っていることを確かめました。

そして、我々が見定めている人物が失禁で間違いないことを改めて確認しました。隣にいるAさんは、確かに自転車で私たちをぶっちぎっていった女性でした。もう、これで確定です。失禁のそっくりさんがこの世に1万人いたとしても、我々の眼前にいる人物は失禁に間違いありません。

我々は息を呑み、緊張に満ちた一瞬の間を置いて-この沈黙の瞬間に、私の脳裏にはこれまでの全ての努力が走馬灯のように甦りました-リーダーもぐらが話しを切り出しました。

ここで全員で売り場に行って失禁を取り囲むような真似をすると、ただでさえそこは混雑していたため、一般のお客さんたちに迷惑をかけてしまう。逃走中の容疑者を執念で追い詰めた捜査員みたいで面白いけど、一般の非参加者たちからすると単に鬱陶しいだけ。そこで1人が失禁のところへ行ってフリーズをかけ、残りのメンバーは失禁が気付いて逃走を図った時に備えて逃げ道を塞いでおこう、ということになりました。

思えば我々は、この日のためにこれまでのセンソウを頑張ってきたようなものでした。この時のために、もぐらは開戦前から構想を練り、少しでも高い順位をキープしておけるように努力し、Aさんを勘付かれずに特定出来るように注意深く調査し、焼肉を食べながら作戦を練り、失禁の友人経由で大阪旅行の行程の委細を聞き出そうと試み、隠Dは1人で運転してくれて、午前中から立命館に潜入し、みんなで教室を探し、アバンドゥールが果敢に同級生にアタックし、息も絶え絶えになりながらAさんを追跡し、ニュートンさんは様々なリサーチにより東京からサポートして下さり、就業中にも関わらず連絡を下さった膝友さん始めその他の東京組も応援して下さり、名古屋大学の綺麗なお姉さんは無償で私を運んで下さり、そして・・・極寒の中、みんなで張り込んで来ました。

さらに、実はマスイベにもこの作戦を成功させるために、この襲撃のみを見据えて取り組んできたのです。17日のマスイベで我々は「火の精霊」を確保し、翌日のマスイベである攻撃カードを手に入れていました。全て、この日のためにです。そのカードは、




「『ダグザの棍棒』
襲撃点に2000ptをプラスする。さらに被襲撃者の防御カードの使用を無効にする。」



この襲撃のために、我々はこのカードをマスイベで死守しました。これさえあれば、失禁がどれだけ強力な防御カードを持っていたとしても無効化することが出来ます。つまり、莫大な場所点が無効になってしまうような心配がなく、計画通り超高得点の襲撃をすることが出来るのです。


このような全ての用意が完璧に整った状況において、非参加者に迷惑をかけないためにたった一人で突撃しなければならない。みんなの思いが、これまでの苦労が、多大なる重責がその一人の双肩にのしかかるわけです。

そして、ここで「俺が行く」と名乗りを上げたのは・・・センソウの酸いも甘いも知り尽くしたかくれんぼ同窓会の重鎮、常駐さんでした。

この任務にに最もふさわしい人物として誰も異論はなく、常駐さんは颯爽と歩き出して行きました。すべては常駐さんの、その右手にかかっていました。



・・・かくれんぼに真に秀でた人は、自分がかくれる時のみならず、鬼に回った時もその隠力を最大限に発揮するものです。常駐さんは、まるで暇潰しに商品を眺めに来た冷やかし客のように、気のない様子で失禁に近付いていきました。急ぐわけでもなく、不自然にゆっくり向かうわけでもなく、勇敢さと慎重さのバランスが絶妙であり、しかもその両方を全く周囲に感じさせることがありませんでした。完全にその場に溶け込み、1人の通行人と化していました。

しかし我々には分かっていました。本当はユートピア国民、つまり理想郷の住人たちを地獄に突き落とす、冥界の主・閻魔大王であることを・・・。



そして恐るべき大王は、標的の斜め後ろに立ちー

「みっけ」

失禁の肩に右手を置くと同時に、センソウ参加者の誰もが恐れるその言葉を発しました。

状況を理解出来ていないかのように、失禁は無邪気に振り返りましたー。
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