泉心堂治療院

せんしんどうちりょういん

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

種(タネ):2018年新年ごあいさつ

2018年01月01日 | Weblog
「先生は台湾で何を学んできたのですか?」と訊かれた際に、ベストな答えは何か?・・・

最近よく自問自答しているテーマです。

以前からよくある質問に、「先生のやり方は台湾式ですか?」というものがあります。

はたして私が今現在していることは台湾式と言えるのか?

正直に言いまして、私と私の恩師のしていた治療手順(やり方)はまったく違います。

では、私の今していることは台湾で学んだこととまったく無関係なのかと言いますとそれも違います。

台湾で学んだことは今に確実に生きています。

ただ、それは何か目に見える「形」の違いではないということなのです。

それはどういうことのなのでしょうか?


日本人の主食といえば「米」。

稲作は日本のみならず、中国や東南アジア、インドなどで

長い歴史を経て行われ続けていますが、

栽培地の気候や 食味の好みなどにより多様な品種が栽培されています。

日本国内で栽培されるコメにおいても同様です。

南は九州から北は北海道まで、その土地に合わせた品種改良がおこなわれ、

栽培効率や食味を高める努力がされ続けています。

そのコメも、元をたどれば縄文・弥生時代の移行期に大陸よりもたらされたものです。

それが長い年月をかけて日本の気候、日本人の好みに合わせた品種へと変わり続けてきたのが、

日本人の主食として第一に挙げられる「米」なのです。

つまり、大陸より渡来した人々が持ち込んだ種籾が日本の土地で栽培され、収穫され、日本のほとんどの地域へと広がっていったのです。

極端な話、すべてはたった一粒の種籾から始まったことなのです。


同様に、私が台湾から持ち帰ったのはたった一粒の種籾なのだろうと思います。

しかし、これがなければ何も始まりませんでした。

この種籾から芽吹いたものを大事に育て、そして日本の風土・日本人の性質に合わせて改良をしながら発展させたのが現在の形だと思います。

それは台湾における形とは大きく異なってしまったのかもしれません。

しかし、そのDNAは間違いなく受け継がれ、活きていると確信しています。

もう迷いはありません。これからはさらなる発展を目指すのみです!


本年もよろしくお願い申し上げます!