泉心堂治療院

せんしんどうちりょういん

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ツボと中庸・その2:道の医学

2015年10月03日 | Weblog
人体には、例えば同じツボなのに下痢と便秘の両方に効くというような、

一見すると矛盾した効能を持つツボが沢山存在します。


しかし、下痢と便秘という相反する症状ではありますが、

条件によって、ある時は下痢、ある時は便秘という具合に、

それらはどちらも同じ身体(腸)の機能失調から発現しています。


そして、下痢と便秘の両方に効くツボというのは、

この腸機能のアンバランス状態を中間に戻すという、

バランス調整の作用を有しているため、下痢にも便秘にも効くのです。


このように、ツボは身体の状態を過不足ない「中間」の状態に調整するという能力を秘めています。

それが、一見矛盾したような効能を持っているとされる理由です。(*注)


この過不足ない「中間」こそが「中庸」の状態であり、

この「中庸」を求めることこそ「道の医学」の根幹になります。


*注:「ツボは何々の症状・何々の病気)に効く」というような、

ツボの本質からちょっと外れた認識のされ方が一般に浸透しているために

矛盾に感じることでありますが・・・