五感プロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ウォーキング効果(脳刺激偏)

2009-08-29 00:06:16 | 感覚
科学で実証されたウォーキングの効果。
「歩くことが最良の薬である」と言ったのは古代ギリシャの医師ヒポクラテスだった。科学的な根拠が実証されていない時代から、哲学者や科学者は歩くことで思索にふけっていたという事実もある。
私たちも悩みごとや心配事がある時の週末などは「気分転換に散歩でもしてみようか」という気持ちに自然となることがある。
確かに外を歩いているとなんとなく晴れやかな気持ちになったり、頭がクリアになつたような気がしてくるのだ。
時には、悩み事の解決の糸口が見つかる場合だってある。実際に歩くことと脳の関係は、近年の研究によって科学的に証明されている。
歩くことで前頭葉が活発になることを実証したのは、アメリカ、イリノイ大学のアーサー・クレイマー博士らだった。
ストレッチをするグループとウォーキングをするグループの二つをつくり、それぞれ同じ条件で定期間運動させるという実験をおこなつた。すると、ウォーキングをしたグループに限り、Aという作業が前より短くなっていたのだ。これは、前頭葉が活発的になったことを裏付ける結果となった。
アメリカのアルツハイマー協会の発表によれば「脳を守る10の方法」の一つに「1日30分以上の散歩」をあげている。歩くことが脳にいいことは、脳科学の世界では共通認識になっているといえるだろう。
全身の筋肉の約3分の2が集まる下半身を中心に動かすウォーキングは大きな筋肉を動かし続けることで司令塔である脳は常に稼働することになる。
したがって、歩行中の脳の血流量も増え、血液と一緒に酸素がブドウ糖も大量に脳へ運ばれることになるのである。
歩くことで脳が活発化するのは、気のせいではなく科学的に証明できることなのだ。脳の地図帳、米山公啓著、青春出版社より引用。
私も以前から、ウォーキングと脳刺激、五感刺激に効果があると指摘し、最も簡単でお金がかからない「脳トレーニング」だと言っている。
よく皆さんは、健康維持や運動不足を補うためにウォーキングに励む方々は多いと思うが、誤ったウォーキングはかえって膝や足腰を痛めてしまうのである。都心のように地面がアスファルトなどの堅い地面を歩くことは足腰に負担がかかるのです。また、早足で歩かないと効果がないと言われますが、そうではありません。また、大手を振って歩かなくても結構です。ゆっくり自分のペース体力、筋肉の強さに合わせて歩くことです。
但し、歩く時間は30分以上が理想です。中でも意識的に五感を総動員して集中的に脳を活用して歩くことが良い効果を生むのです。
つまり、だらだら歩かないことである。意識を集中させ、例えば、公園や樹木の中をウォーキングすることで効果が期待できるのは、脳刺激に良いからです。四季の花々の匂いを嗅覚で感じ、風の流れを肌で感じる(触覚)、野鳥などの鳴き声に耳を傾ける(聴覚)、時には樹木や葉っぱに触ってみる(触覚)刺激など、普通の散歩では目的意識がないため、一人でのウォーキングが辛くなります。
ですから、一人ウォーキングでもこのように目的意識と脳トレーニングのためにと意識してウォーキングすることが前頭葉を活性化させるのです。また、「手は人に飛び出した心臓、第二の脳」といわれる由縁は、心臓だけの血圧では指先や足先まで血液が行き渡らず脳も時には酸素不足になりがちです。そこで、手足を動かすことで心臓の心拍だけでは行き届かない末梢血管まで血液を循環させる働きがあるのです。
それから、手足を動かし、手で物を触ったり、感じたりすると脳活動が活発化されます。特に細かな指先の動きは脳の触覚野「体性感覚野」脳の頭頂葉が刺激され、同時に前頭葉も刺激されます。
このようにウォーキングと脳トレーニングを取り入れることで、道具もお金もかからない、簡単な脳刺激法です。例え車いすの方にも私は推進しております。距離は短くてもよいので、これから涼しくなり、良い季節になります。
野外に出て四季の花々を眼で楽しみ、野鳥の鳴き声を耳で癒され、脳が活発に働きます。これらは脳の老化防止になることを私から提言致します。
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