
千里山の環境で忘れる分けにはいかないのが関西大学の存在です。それは学生や教職員といった人的な“ちさとのやまひと”環境ももちろんですが、とりわけ自然環境ということでも重要性、そして大きな面積を占めています。写真は昨年地域の住民の有志で大学構内を巡るミニツアーが企画されて、それに参加した時のスナップです。
簡文館西のこの楠は、幹周り1223cmで株立ち9本の、吹田でも最大級のものです。構内には他にも大きな樹木がありますが、特にこの木の空を覆うように広がった樹庇の下に身を置くと、誰しも精神が安定し、気力が芯からわきあがってくるのが感じられると思います。これ程の木になるとそのような偉大な力を持つものとなります。それを感じるのでしょう、学生達も自然とこの木の下に心身を癒しにやってくるようです。
このような自然が持っている人を幸せにしてくれる力を、もっと夢中になって求めていかなければ‥‥。
構内を市道がとは驚きですね。