チコのCOFFEE TIME

「今が一番しあわせ!」と感じながら 大好きな時間を過ごしている大阪のおばちゃん?(お婆ちゃん)です。

伊吹山の夜間登山はハードでした

2017年08月15日 14時05分16秒 | 山歩き

 「深田久弥・日本百名山」に選ばれている「伊吹山」に夜間登山しました。
 20年位前にも夜間登山をしたことがあります。その時は5人で個人登山でした。星空が綺麗で感動しながら登り、早く頂上に着いたので、震えながらそして星空を楽しみながらお喋りをしてご来光を待ちました。忘れられない思い出です。
 今回 吹田登山会で〈伊吹山・夜間登山〉に参加することにしました。星空、夜景、ご来光、お花畑などを想像するとワクワクしました。
 当日(8月12日)21時40分 JR高槻駅ホームに集合です。集まったのは12名(男性3名 女性9名)です。平均年齢70、5歳、最高齢は76歳の女性です。名簿を見て驚きました。とてもそんな高齢のグループに見えません! みんなハツラツとしています。
 登山口に着いたのは、日付が変わっていて 13日の0時40分でした。この日は「ペルセウス座流星群」の一番の見ごろだそうで流れ星が幾つか見られました。星空を楽しみながら歩き出しましたが、登山が始まると直ぐに無口になりました。道が石だらけでライトを照らしながらの登山道は、集中しないと危険です。空を見上げる余裕もあまり無く、時々下界の夜景を楽しみながら登りましたが いつの間にか曇り空になっているのか星は見れませんでした。6合目から段々岩が多くなり最後は岩登りのように登りました。徐々に空が白みだし、ご来光を拝めるかどうか微妙になりましたが、慌てずに慎重に登りました。小鳥が直ぐ耳元で囀り始めたので、朝が来たのを実感しました。
 予定時間をかなりオーバーして山頂(1377m)に着いたので、ご来光の瞬間は立ち会えませんでしたが、綺麗な朝日を見る事が出来ました。ラッキーでした。
頂上の朝食(熱々の雑炊)はとても美味しかったです。
 下山は登った道をピストンで下ります。全員睡眠を取って無いので「気を引き締めて慎重に下る様に!」とリーダーから注意がありました。登りも疲れましたが、下りがより疲れました。途中から少し膝に違和感があり辛かったです。平地になってヤレヤレでした。登山口に降りて来たのが11時過ぎ スタートしてから12時間行動していたことになります。私にとってはハードな山行でした。

 コースJR近江長岡~正面登山口~1合目~2・3・4・5・6・7・8・9合目~山頂(1377m)~ピストンで正面登山口~ジョイ伊吹(入浴)…バス…JR近江長岡駅  歩行時間 約11時間

 今回の伊吹山夜間登山は20年前に登った時よりはるかにきつかったです。1合目迄のぬかるんでいる所が多く、足元も悪い山の中。後半の石だらけの道、山頂手前に続く岩場など、難所が多かったです。きっと20年前も同じだったと思いますが、苦しいことは忘れてしまって、楽しい事だけの記憶が残っていました。年齢が高くなったからかも知れませんが・・・・。
 星空が見れなかった事、ご来光に立ち会えなかった事、お花が無かった事・・・少し残念な事がありましたが、雄大な眺めを楽しみながらの下山は楽しかったです。楽しい仲間と一緒に歩けてHappy!でした。

 
JR近江長岡駅から23時30分にスタートです。   道は分かりやすいコースです。途中の標識が励ましてくれます。

          
みんなのヘッドランプの明かりで足元は結構明るいです。

        
ご来光を眺める人・人・人です。日の出の瞬間には間に合いませんでしたが、綺麗な朝日が見れて嬉しかったです。

        
いつまでも日が昇るを見ている人達です。でも太陽は眩し過ぎます。

        
山頂付近のお花畑は見ごろを過ぎていました。それと鹿などが増えて面積が小さくなっていました。

        
頂上から伊吹町の街並が小さく見えます。遠く左側には琵琶湖が見えます。

 
朝食準備をされるリーダーです。雑炊を作ってくれました。持ち寄って下さった食品が並びます。

          
疲れて寒い時は暖かい雑炊がお腹にしみます。一睡もしていませんが、みんな元気で食欲旺盛です。

        
下山6合目辺りを下っています。青い琵琶湖が綺麗です!雲が湧いてきました。

        
3合目(8時30分)で休憩しました。登って来る人が増えてきました。

        
1合目からの撮影(10時17分)です。琵琶湖が大きくて綺麗です。