生きていくワタクシ

今日はこんな日

羊をめぐる冒険3:サービス業ってなんだろう

2005年08月18日 | Eating/Drinking
サキコさんとタンボ君と三人で三軒茶屋のジンギスカン屋、「寅々」に行ってきました。
ここのジンギスカン、私が東京近辺で食べた中では一番のお味だと自信を持っておススメできます。

できますが。
どうも電話でも店内でも、対応がひどいんですよね。

今日は数週間前から予約していたんだけど、夕方タンボに急な仕事が入って一人大幅に遅刻することになっちゃって。
で、サキコさんと二人で先に始めてたんだけど、「2時間でお願いします!」と言われていたのに、タンボが来たのは残り15分というタイミング。
予期せぬ仕事だったから彼は責められない。
でもそれはこっちの事情で、お店からしたら遅れたことには変わりないから、それはこちらが悪い。それは、わかってる。

幸いラストオーダーも聞かれてないし、今のうち!ってことで生ビールと肉と野菜を追加オーダーして「さあタンボ、大急ぎで食べるのよ!」とけしかけて、ふと店内を見回すと、その時点で席は半分空いていて、次の予約もなく待っているお客さんもいないという状態。
じゃあ少しゆっくり食べられるかな、と喜んだのもつかの間、店内をしきっているオバチャンが寄ってきて。

「お客さん、もう2時間たつから出てもらいたいんですよね、さっきオーダーもらった肉と野菜はキャンセルさせてもらいましたから。」

え??一旦オーダー受けたのに?

「次のお客さん、もう見えてるんですか?」
「いえ、でも2時間は2時間ですから。」
ってさ、飲み放題・食べ放題じゃあるまいし。
「いや、、えっと、すぐ食べますから。」
「悪いけど、もうお会計してください。」


「まだ残ってる肉くらいは食べさせてくださいよ。」
「仕方ないですね、早くしてくださいね!」

タンボは怒ってしまって、2人前は残っていた肉をいちどきに鍋にあけて、生焼けの肉を片端から口にほおりこみ、5分で完食。

オバチャンは予約の電話に対応しながら伝票もってきて、話中のままお金を受け取り、話中のままお釣りを持ってきました。

で、念のためもう一度店内を見回すと、さっきよりさらに一組減っていて、テーブルは三卓とも空席、カウンターも私たちが座っていたところを入れて5つの空席、そして次のお客さんは影も形も見えない、、。

だったら、一回清算してもう一度新規の客ってことで入ろうか?と知恵の働いた私が
「えっと、今空いている席は、予約が入っているんですか?」
と聞いたら、空いていますよ、とのこと。
「じゃあ、これからまた新規ってことで、、」
といいかけたところで
お店の人の
「ですから2時間は2時間ですから」
という声と、タンボの
「千里さんもういいです、帰りますよこんな店!」
という声がシンクロして。

そりゃね、予約でうまっていたり次のお客さんが外で待っていたりしたら、もう何も言わずにさっさと店を出るわよ、いくらずうずうしい私たちだって。
でもガラ空きの店内から追い出されるって、一体何なんだろう。
別に暴れて迷惑かけた訳でもないのに。

ところがさらに驚いたのはタンボ「店員はサイアクでしたけど、でも肉は旨かったですよね、しばらくしたらまた来ましょう。」との発言。
「ホントならあんな店二度と行かないんですけど、あの旨さは別格ですよ。客がこうだと店側がつけあがるけど、旨いものには敵わないっす。」ですって。
うむむ。

で、次に入ったのが恵比寿にもある「JYU」。
ドリンクメニューには大好きな梅酒が6種類もあって、サキコさんと私で決めかねてうんうんうなっていたら、店員のオンナノコが
「オススメはコレとコレです、おひとつずつオーダーしてみてください」とアドバイスをくれたので、早速ロックでオーダー。
そしたらなんと、オーダーした2種類の他の4種類を小さなオチョコに入れて「はい、こちらサービスですのでお試しください。」と持ってきてくれたのね。
もう大感激。
もちろん店にいる間に6種類全てオーダーしたのはいわずもがな。

でもねー。
次回どちらかしか行けないけどどちらを選ぶか?と言われたらきっと三人とも間違いなく「寅々」だと思う。
うーん。それでいいのだろうか。

男・清原の去就

2005年08月18日 | Baseball
久しぶりの野球ネタ。

清原左ひざ半月板手術を決断、来週中にも

今日は、彼の38回目の誕生日です。

ここ数年、この時期になると移籍だ引退だと騒がれていますが。
この時期に手術を決意したということは、
①よほど悪い。最悪このまま引退。
②堀内政権下でのプレーは捨てて悪いところを治しておき、来年誕生すると思われる新監督下で起用されることに賭ける。あるいは移籍を模索する。
のどちらかを考えているんでしょうね。

まあ手術が失敗すればそれまでだし、成功しても引き受けてがみつからず寂しく引退、、という可能性も残っていますが、それは2000本安打・500本塁打を達成した選手の最後としてはあまりに悲しい。
かといって大魔神のような去り方(シーズン途中の引退試合)はサイアクだけど
有終の美を意識するのって彼には似合わないし、ボロボロになるまでプレーして欲しいけど、できれば最後までジャイアンツにいて欲しいなぁ。

そうそう、清原といえば忘れてはならないのが桑田。
確か今日が、引導を渡される(かもしれない)エックスデーではなかったかしら。
入団当時200勝は確実と思っていたし、本人も目標として公言していたのに、途中でストッパーに起用されたりして、果たせぬ夢となってしまいましたね。
片や清原は、年間タイトルとは無縁だったけれども、クサッテもタイの名球界入り。
似たもの同士のような気がするけれど、気付いてみたら明暗くっきり、なんでしょうかね。


ちなみに2000本、500号、それぞれを打った時のバットの木片を埋め込んだ記念カード、両方入手しました。宝物です。