10月22日、平成27年度「加治木ゆずり葉学級」第5回「学校参観・給食室棟参観」が姶良市のマイクロバスで姶良市立松原なぎさ小学校及び小学校給食室別棟に出向き実施されました。
「ゆずり葉学級」は高齢者が、いろいろな学習や活動に積極的に参加し、お互いに交流を通して絆を深め、地域社会に寄与しながら、高齢期を人生の最も充実した時期として、明るく楽しく健やかに生きることを目指して、今年度は姶良市内の6箇所で開設されています。
9時30分、姶良市加治木支所を出発して松原なぎさ小学校に到着し、入り口で教頭先生より平成27年4月に開校した学校の概要について説明を受けてから、校内を参観しながら精しい説明を受けました。説明された内容の一部を紹介しますと、学校の入り口に敷かれたレンガ「あいら市溶融スラグレンガ」は約5㎏分の家庭ゴミを原料としたリサイクル品であること。屋上は津波避難ビルとして活用するため、階段などは屋上まで上りやすい構造になっていること。一般の教室は扇風機が設置され、パソコン室などはクーラーが設置されており、パソコン室には最新の設備が入っており、教師が電子ボードなどを使って授業できることなどが説明されました。
音楽室ではリコーダー、ピアニカ、木琴などを使用したアンサンブルを先生のピアノに合わせて演奏していましたが、素晴らしい演奏でした。また、体育館では、縄跳びの練習をしていましたが、皆さんが真剣に取り組んでいました。体育館の照明にはLED電球が使用されていて省エネに配慮され、点灯までの時間も短縮されていました。
松原なぎさ小学校では「かごしまの教育」県民週間に合わせて11月2日(月)、4日(水)、6日(金)の9時~12時30分、14時~15時まで自由参観できるとの説明がありましたので、まだ見ていない人はこの機会に参観されることをお勧めします。
11時、松原なぎさ小学校を出発して、姶良市小学校給食室別棟に到着して所長の案内で所内を見て回ってから、会議室で資料により概要説明を受け、栄養教諭からはパワーポイントを使って給食ができるまでの工程、材料の仕入れ、安全管理、食育について等の説明を受けました。
12時30分、皆で手分けして給食を運搬して配膳し、おいしくいただいてから、後始末を済ませ、感想を書いて転出して、出発地点の姶良市加治木支所に無事に到着して散会しました。
今回の研修は4月に開校したばかりの新しい学校の設備を見学し、新しい設備の小学校給食室別棟の見学及び給食の試食など、素晴らしい体験ができ、学校給食は食育の面からも重要であることが理解できたので、参加して良かったと思っています。
研修の様子を写真で紹介し、資料の一部をスキャンして添付します。
姶良市加治木支所に集合
松原なぎさ小学校の入り口で概要説明
保健室で説明(ベッドは収納式)
階段は避難の時を考慮して広くつくってある。
屋上に到着
屋上から見たプールと体育館
多目的教室(仕切りを外すと100名収容できる)
理科室(ホワイトボードを使用)
音楽室(リコーダー、ピアニカ、木琴などを使用してアンサンブル演奏中)
パソコン室(40台のパソコンが使用できる)
図書室(貸出はバーコードを使用)
体育館(縄跳びの授業中)
姶良市小学校給食室別棟に到着
所内を見学して説明を受ける
会議室で小学校給食室別棟の概要説明
パワーポイントで給食と食育の説明
給食の配膳
配膳された今日の給食
後始末(牛乳パックは解体して洗浄)
小学校2校、幼稚園2か所に配送する車(2台)
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