80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

醜男 (「ぶおとこ」と読んでください) や 格好つけても 相手なく

2017年03月09日 19時14分57秒 | 考える
ずっと、何かになりたかった。

それが何だったのか?
このところ、ずっと考えている。

私は母の、そして兄の想いに答えられるだろうか?

コミック 「BAR レモンハート」 を読んでいて、ふと思った。 
「酒飲み」も悪くはない。
少なくとも、夢を見続けられそうだ。 

夢見つつ、取りあえず、今日1日を、後一月を、さらには1年、
そして10年を生きていく。 
その後は・・・? 
まぁ、それは、またその時に考えよう。


我、人の世を彷徨い歩く、何を求めて。

人は気まぐれ、我が身とて、望むようには動かない。
ましてや、他人の思うようには。


喫茶店にて・・・。
前から気になっていた喫茶店に入る。

壁の飾り皿が、すごくいい感じだ。 ・・・ !!
家でも、真似してみたいと思う。

それにしても、いつもの事なのだが、向かいの席に、人影は無し。 
・・・まぁ (ため息)。
この状態は、何ともわびしいかぎりだ。


弟、・・・誘っても付いて来ないだろう。
もう、大人同士なのだから、と言えば言えるが、
これまた、考えてみれば、悲しい兄弟関係だ。


しかし、仮に彼が誘いに乗って、付いてきたとして、その後は・・・?
と言うと、何とも心もとない。
どうにも、その後の展開が、全く読めない。

我ながら、何とも駄目人間だと思う。

結果、ただ独り、喫茶店で、コーヒーを飲もうとする。
腕が思うように動かず、危うく、カップを取り落とすところだった。
何とも、やばい兆候だ・・・!!

私の体はどうなってしまったのか?
今後、どうなっていくのか・・・、


不安 !!


半身・・・、いや、「全身不随」の前兆だろうか?

と同時に、ここ数日間、一向に、咳が止まらない。

そのうえ、とうとう、弟まで、巻き込んでしまったらしい。 

兄弟揃って、咳の競演。


う~ん、何とかせねば・・・。

さりとて、それを相談する相手も、愚痴をこぼす相手もいない。

そう、今、何か、誰かと無性に話がしたい。
静かに、向き合って、語り合える相手が欲しい。
出来れば、にこやかな女性が希望・・・などと。

急募、求む恋人、もしくは茶飲み相手・・・取りあえず「仮想」でも可。


もっとも、よくよく考えてみれば、それが実現したとしても、
その時、一体何を話せばいいのか・・・?

実際に私が、共有出来ることが何もない。

大方、出てくる話題(?)は、自らの無能についての愚痴ばかりだろう。

マナーも形式も、何もない。

う~ん・・・もしかすると、相手が無くて、良かったのかも知れない。 

恰好つけても、話題とてなく、さらには、こちら、まるでさまにならない醜男。
これじゃぁ、いくら粘ったところで、何も起こるはずもなし。


ただただ虚しいばかり・・・。 

夢・・・、つまりは思い込みに過ぎないということなのだろう。

そうやって、夢想の上に、無意味な一日、また一週間が過ぎていく。

部屋にいて、じっとしていると、咳ばかり。

外に出れば、不思議に咳は止まるが、
私は、ただひたすら黙々と歩き続けるばかりだ。
 

どこにも、私の居るべき場所、あるいは行く場所がない。


などと、いくら愚痴ってみても、何か変わるはずもなく、
ただ、ただ時が過ぎていくばかり。