生涯大学 生活科 三四会

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松戸市立博物館講演会「農村松戸の民族」(4月26日)

2014年05月07日 08時36分40秒 | 日記

松戸市立博物館講演会「農村松戸の民族-1960年代調査の記録」(青木俊也先生)を聴きに行った。

1960年代に、東京教育大学史学方法論教室の学生5名が中心となり調査、松戸市域で行われた民族調査の記録をまとめた「松戸市立博物館調査報告書」(5号)として5月に刊行。第1章家と村落(家継ぎ、隣家など)、第2章生産生業、第3章人生儀礼(足入れ、土葬など)。50年前は松戸市域全体は農村地帯。昭和35年農家の戸数3033戸→平成22年649戸、耕地面積2943ヘクタール→630ヘクタール(ともに五分の一)、人口の急激な増加昭和35年86千人→平成22年484千人(約5倍半)、急激な住宅化が進み、農村が大きく変化し始める時期、急速な住宅地域化は家数が増加するが、伝統的な行事運営にはほとんど参加しない、住民の二重構造を作っている。暗い台所から解放された主婦(松戸市大谷口の農家)「農村の主婦たちを暗い台所から解放して労力のムダをなくそう。そうすれば健康維持と生活向上に役立つだろう」と生活改善クラブをつくる。などの堅い話であった。

終わってから博物館で「錦絵にみる富士山」(入場無料6月8日まで)資料展を見た。この前、茂木本家美術館で見た富士36景「下総小金原」(歌川広重)の錦絵も展示してあった。

均ちゃん


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1 コメント

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居眠りしなかったあなたは立派 (ST)
2014-05-12 18:05:07
博物館講演会って一般的には硬いイメージなので、当然。昼も夜も精力的なキンちゃんの硬いレポートもまた良しですね。学習後の至福の時を、どこで過ごしたかが不明なのが、ちょっぴり気がかりです。
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