柏南校友会は、「平安朝の男と女」(埼玉学園大学特任教授服藤早苗先生)の講演であった。小雨降る中、久しぶりに34会のメンバ12名参加と多かった。自己紹介等の前置きで、NHK「歴史秘話ヒストリア」の取材に来たが、結局放映されず、その後にお詫びの一言もなく態度が悪いとかなりご立腹であった。
奈良時代まで男女平等だった、顔を隠す女性たちの話、「婿取婚」(妻方居住)だったので、嫁姑の関係はなく、江戸時代から嫁姑の関係がでてくる。現在でも旦那の実家より、嫁さんの実家に行く機会が多い。一夫多妻制の話、「新猿楽し記」(藤原明る衡)に第1の本妻は、齢すでに六十にして・・・夫の年は僅かに五十八(58と書いて5×8=40歳のこと)で、面の皺は夕べの波のごとし・・・上下の歯は欠け落ち・・・、次の妻は、夫婦同年・・・裁縫、染張、家治、・・朝夕の厨膳心に叶ひ・・・烏帽子・狩衣・馬鞍・・・みなこの女房の徳によれり。第3の妻は年十八、容顔美麗にして放免豊顔なり・・・長生不死の薬・・・若妻に過ぎたるはなしと。と男の理想的な話であった。
「権記」の「うわなりうち」の話。第1夫人が下女30人を連れて、嫉妬により女性の家を壊しに行く話など。最後に長生きの5カ条として、1.水を毎日2ℓ以上飲むこと、2.1万歩以上歩くこと、3.カロリーを1日1500カロリー以下に、4.身だしなみをして外に出ましょう、5.元気で長生きしようとする気持ち、の話で終わった。
その後、「はなの舞」に行き懇親会で、今日の講演の話や、34会の話で盛り上がる。2軒目は近くの「わん」で飲食し分かれ帰路に着く。
均ちゃん
この先生、古典の読み下しは素晴らしけれど、女としての、恥じらい、色気、つつしみに欠けるは いと哀れ。(橋)
出会った。パルピテーション、交際、やがて、プロポーズ、結婚。ーー手順は簡単でしたが、私は一つも後悔していません。
二人の間に評論家の入る余地はありません。愛し愛され、慕い慕われ、いたわりいたわれ、まこと一本道です。 このように信じています。
悪妻を持つと哲学者に成ると言う話の方がピンとくる小生は、若くてきれいな奥さんを貰うと早死すると思っていたよ。けど、長生の薬だったんだね。
小生も長生きしているところをみると、うちのも芳面芳顔の女房ってことになるのかな~。