衣類回収ボックス

着なくなった古着を無料で回収する取り組みが広がっている。
国内では７割近くがゴミとして廃棄されているとされ、リサイ
クルを促して有効活用につなげる狙いがある。消費者の環境意
識が高まる中、企業イメージのプラス効果も意識している。
・
今月中旬、イオン福岡店を訪れると「服から服え」と記載され
た回収ボックスが設置されていた。各地の店舗で回収イベント
を開いたところ好評だったため９月から九州の大型店にボック
スを常設した。イオン以外で購入した品も受け付ける。
・
帽子やぬいぐるみも対象で、回収後はポリエステルや綿などを
取り出し、再生素材を使った商品を開発したり、再販したりす
る。「二酸化炭素の削減にもつながる。買物のついでに不要品を
ボックスに入れてもらえば」と担当者は話した。
・
ミスターマックスは１月から福岡県内の店舗で回収を始めた。
現在は県外を含む全５６店にボックスを置き、８月までに４５
トンが集まった。百貨店の博多阪急も５月から館内にボックス
を常設し、専門業者が引き取って、再販したり再生ポリエステ
ルなどに加工したりしている。
・
各社が衣類の回収を強化している背景には消費者の意識の高ま
りがある。衣類１着の製造で排出されるＣＯ2は２５キロに達
し、浴槽１１杯の水が使われる。一方で、服を手放す際の手段
としては３割にとどまっている。こうした状況を踏まえ、消費
者側の意識を高めるためにも、身近な小売店の取り組みが急務
となっており、回収する店舗は広がっていく。





今日のブログがよかったらクリックしてね
　　　 　　　　　 　　 ↓　↓　↓　↓
下松市賃貸情報　　　　http://www.sennenhome.sakura.ne.jp