今日は仕事でした…。案の定暇でした。
先日製品の緩衝材代わりにクシャクシャに丸めた新聞紙の書籍評で偶然見つけて
『密林』で早速入手した「世界屠畜紀行」を読んでました。
マイナー雑誌の連載?をまとめた本です。
現場に立ち会う事はほぼ無理なので疑似体験としてはうってつけ。
口語体で綴られている為スラスラスンナリ読み進めました。
「食肉はこうして家畜から作られていくのかぁ~」と思いました。
もうひとつ根底に貫かれている論題は…。難解な問題でした。
と。時期を同じくして予てから探していた楽曲の復刻版を発見しました。
我が愛する「山バニラ」女史の『牛ちゃんマンボ』です。
オリジナルのカップリング「カブト虫のカブ太郎」とのCDは
『密林』市場で8000円超の高値で販売されています。(原価1100円)
以前ラジオで聴いてから何とか入手したいと思ってましたが
『バハマ・ママ』のカップリングで2009年に発売されているとの情報を得
晴れて新品を通常価格の1200円でゲット!今日届きました。
この楽曲は
『2002年BSE騒動の影響で人気が急落した牛肉を食べてもらおうと
食肉業界によって企画され「およげ!たいやきくん」を手がけた
佐瀬寿一の作曲高田ひろおの作詞によるキャンペーンソング。』で
すき焼きも焼肉も美味しいぞ!がんばれ!ぎゅうちゃん!!みたいな内容なのです。
歴史・宗教・民族感情等々で家畜は精肉に至る様々な段階を真夜中の深い霧の中を
通っていつの間にかスーパーの店頭にパック詰めされて今日も並べられています。
「世界屠畜紀行」は呆気羅漢とした語り口で色々な課題を私に投げかけました。
そして「牛ちゃんマンボ」は私の山バニラ熱にターボをかけました。