戦国魔神のひとりボケ?

貧乏ヒマあり!?(^^;)
お金は無いけど
精神的余裕は人一倍?w

日本の実写ドラマって・・・orz

2007年01月24日 | 映画・書籍・アニメなど
録画するだけしておいて、見るのが延び延びになっていたドラマ「新・美味しんぼ」を見ました。

最初の10数分を見た時点で、見る価値なしとの結論に達し視聴中止。HDDから消去しました。導入部分で掴みを取れないような作品はダメです。山岡士郎はアウトローであって食いしん坊のおバカではないんです。アバンタイトルで製作サイドが見事に間違った山岡士郎を作り出していました。

エンターテイメント性を重視するあまりに、原作のテーマを見失った脚本を書いたのは誰だったんでしょうか?

現在の放送において、国内TV局が製作している実写ドラマの内容の厚みは一目瞭然です。あまりにも薄いのです。
今回のように漫画を原作としているにもかかわらず、視聴率至上主義の脚本書きに短時間で書かせたような愚にもつかないモノを作ることに何の意味があるのか、正直私にはわかりません。

ただ視聴する側にも問題があって、あの程度の内容を「おもしろかった」「良かった」と評する者が多いのも事実であることは否定できません。「アニメ」というだけで小馬鹿にするクセに、ジブリ作品やディズニー映画は「神」と思っている輩も多いですね。
結局、実写ドラマは内容ではなく出ているタレントに左右され、権威ある賞を受賞するような作品ならばアニメでも有難がっているだけに見えます。

ある意味、初期の「韓流」にハマっていた人のほうが純粋にドラマを楽しんでいるんじゃないでしょうか? 海外ドラマ並みのしっかりした設定のモノを日本でも作れないんでしょうか? 重いテーマを扱った「救急救命24時」や、うまくまとめた「踊る大捜査線」など面白かった作品も過去にあるだけに、何かもう残念でなりません。

情報番組を捏造するような暇があるなら、一年に1本くらい心に残るような実写ドラマを作ってください。
お願いします(T_T)