2016年8月。毎年恒例となった回火の国まつりに行ってきました。
個人的名目は武活遠征と聖地めぐり。あえて“震災”のためとはせず、今の熊本を知り、火の国まつりを楽しむと決めて。
復興のために行けるのならとっくに行ってる。
できないのならせめて知る事。
仕事終わりで旅立ち、熊本へ。到着した際最初に目に入ったのがビニールで覆われた数ヶ所。
そこから先は立ち入り禁止になっていました。
それでもロビーにはパッと見そこ以外特に変わったところはなかったし、リムジンバスも通常通り運行していて、空港はだいぶ落ち着いたんだなとこの時は思いました。
いつものように交通センターで下車したんですが、すっかり平地になっていたもので方向感覚が(^^;
夜なので暗いから、よけいわからなく(方向音痴の言い訳)
ニュースで見たり聞いたりしてても、実際自分がその所に立つとわからなくなるもんですね(汗)
翌朝、まずは清正様にご挨拶をしようと城彩苑へ。
手前にある清正公像に近づき、そこで受けた衝撃がこれ。
一年前とまったく同じところから撮っているのに、背景が違う。
その箇所に近づいてみると、崩れたところがこうなっていて。わかっていても衝撃でした。
立ち入り禁止区域には係員の方がいたのですが、この方たちは熊本城内で働いていた方たちなのだそうです。
暑い中、一日中そこにいるのだそう。絶対大変なんだろうに、それでも歩道を渡る時に優しく声をかけてくださったり。
私の知る『あたたかい熊本』は変わっていませんでした。
翌6日は朝から聖地巡りへ。
もともと今年は巡りたいねという話をしていたんです。
いつもは武活込みだから(今年もだけど)なかなか他の箇所に行くことができなかったので。
友達と合流し、第一の目的地・鼻ぐり井手へ。
この看板(というのか?)を目にしたとき、自然とテンションあがりましたよねw
以前初代清正様がお忍びで行ったときに、タクシーの運転手さんが場所を知らなくて、周りにいた別の運転手さんが教えてくれたとか、メーターがしゃこんあがってた、とかいうことを座談で話してたよねーとみんなで笑いながら井手鑑賞してました(笑)
これね、やはりすごいんですよ。
一見すると畝堀が続いている感じに見えるんですが、その堀部分にしっかり水が入っていて、しかもちゃんと渦巻いているんです。
思わず連写した(笑)
もちろん今は適時手を入れているんですが、なによりこんなすごい技術が400年以上前にあったんだと思うと、人間ってすごいんだなーと感じざるを得ませんでした。
次の場所に移動する際、ちょっと立ち寄ったのがコチラ。
ネタ以外のなにものでもない(笑)
ちなみに近くを走っていたバスに「子1」と書かれていて、誰だ、誰が1なんだーと叫んだのは私です←
続いて到着したのは本妙寺。こちらをはずすことはできません。
どうなっているのか見たり聞いたりはしていても、やはり自分の眼でしっかり見たい。
暑さゆえの体力問題を回避するため、清正公像までチャッカリ車で登って(^^;
殿の銅像を見た瞬間、ホッとしてうるっとしてしまいました。
なんていうか、わしがいるから大丈夫だとでも言われているみたいで。
槍もしっかり直っておりました。
でも本殿に来たら。
灯籠が倒れたり斜めになっていたり、震災の爪跡が手つかずのまま残っていて。
自分に力があったならすぐさま直しにくるのにと、思わず拳を握りしめましたよね。
灯籠一つでも直していきたいと思うけれど、それさえもできない。
せめて目に焼き付けておこう。
↓足元注意の看板。近寄ってよく見たらゲーム注意でした。
こんな状態のところでもやりにくる人がいるんでしょうね・・・
熊本の街中は、一見そんなに被害があるようには見えません。
それでもあちらこちらで青いビニールがかぶせられていたり、倒壊しそうな家屋を見たりしました。
なによりも、熊本城に入れないことがいちばんの衝撃であることは間違いありません。
崩れた石垣を目の当たりにしたのですから。
今まで入れたところが立ち入り禁止になっていました。
それでもお城は立っています。
瓦が飛んでいたり、倒れそうになっていたり、崩れていたりしながらも、立っていました。
私自身にできることなんて限られています。
だからそのできることを、できる限り続けていこうという想いを新たにしました。
最後に寄ったのが水前寺成趣園。
池の水がなくなったとニュースで言ってましたが、既に戻っておりました。
のんびりとした空気を味わいつつ、なぜか裏門へ裏門へと案内するカーナビに文句をつけてた(笑)
最新の画像[もっと見る]
- 年末のご挨拶2019 5年前
- 再び推しを見送った日~2019/3/31 5年前
- 再び推しを見送った日~2019/3/31 5年前
- 再び推しを見送った日~2019/3/31 5年前
- 再び推しを見送った日~2019/3/31 5年前
- 2018年、今年もありがとうございました 6年前
- 2018年、今年もありがとうございました 6年前
- 2018年、今年もありがとうございました 6年前
- 2018年、今年もありがとうございました 6年前
- 2018年、今年もありがとうございました 6年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます